立会外取引

立会外取引とは、証券取引所において、通常の立会取引時間外に行われる取引のことを指します。主に機関投資家や証券会社などが利用しており、大口取引や バスケット取引 などに用いられます。

立会外取引は、通常の立会取引時間内に大口の注文を出すと相場に大きな影響を与えるため、立会外取引を利用することで、市場への影響を最小限に抑えた上で、安定した価格での売買を成立させることができます。また、立会外取引においては、証券会社や機関投資家などが直接対応するため、通常の立会取引よりもスピード感があるため、迅速な売買が可能となります。

ただし、立会外取引は一般の投資家には利用できない場合があり、専門的な知識や設備が必要となるため注意が必要です。また、立会外取引が適切に行われない場合、市場の透明性や公正性に影響を与えることがあるため、適正な規制が必要とされています。