サヤ取り実践

理論上は100%負けないアービトラージ手法

アービトラージの解説
yuki
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今回は勝率100%と言われるアービトラージ手法のご説明です
カオチャイ
カオチャイ
近年のアービトラージは個人の参入が厳しくなってはいますのでその辺りのお話も合わせてご紹介します
yuki
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また個人でも入る余地のあるアービトラージもありますからね!

アービトラージとは?

アービトラージ(裁定取引)

アービトラージとは、同質である2つの商品の差額(サヤ)の伸縮を利用して利益を得る取引です。(たとえば大航海時代のコショウ。a国では安いのにb国では高く売れる)

これをFXの世界で行う場合ですが、まず前提知識として我々が見ているFX業者の掲示する外国為替の価格は、業者によって若干の値段の差があります。

そしてその価格の動きは基本的には変動幅を保ったまま同じ動きになりますが、大きなニュースなどが起きた場合には変動幅が普段よりも大きくずれる時があります。

そこで例えばドル円をアービトラージ取引する場合、一時的にドル円が高くなったAの業者で売り、ドル円が安くなったBの業者で買いをいれます。

そしてニュースが落ち着き価格差が戻ったときには利益を手にしているということです。

 

カオチャイ
カオチャイ
以上は基本的な両建てアービトラージと呼ばれるものですが、これは業者がすでに対策をしている場合が多いので個人ではできなくなっています
yuki
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しかし仮想通貨市場などは歴史が浅いためにまだまだチャンスはあると言っていいでしょう

アービトラージの種類

yuki
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今から紹介するアービトラージは個人でできるものから、プロ向けのものまで様々なものがありますが、近年はどれもとれる利幅が少なく個人では難しいというのが印象です
カオチャイ
カオチャイ
スワップアービトラージは有名ですがこれも世界経済が停滞している現在では難しくなってしまっていますね
yuki
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とりあえずは一通りのアービトラージ手法をご紹介していきますね

業者間アービトラージ

こちらはFX業者のスワップ金利差を利用した業者間アービトラージです。複数のFX口座を開くことができれば、個人投資家でもすぐに行うことができます。

口座凍結リスクもなく一般にも広がっているアービトラージです。

 

業者間アービトラージのやり方

やり方としてはまずFX口座を違う業者で2つ用意します。そしてトルコやメキシコペソなどスワップが多めの通貨を使いまして、スワップ金利の高いFX業者でロング(買い)スワップ金利の低い業者でショート(売り)注文を同量持ちます。(両建て)

このようにスワップの異なるFX業者を使って両建てをすると、為替変動リスクはゼロとなりながら、「スワップ高めの業者のロングスワップ」と「スワップ低めの業者のショートスワップ」の差額がコツコツはいり続けます。

個人投資家の間で広まっている手法で、ユーロズロチや一昔前のオジ円、南アフリカランドなどが人気です。(ただしスワップは毎日変動するため、マイナススワップになることもあります)

また、一つの業者内で3つの通貨を組み合わせてスワップだけをとる「スワップ3すくみ手法」なんて言うのもありますが、こちらは冷静に考えるとスワップは業者が無理をして負担していますので、つまりどこかで顧客のお金を持って飛ぶと言った詐欺かと思いますので気をつけてくださいね。

 

業者間アービトラージは対策されない?

アービトラージ系は基本的に口座凍結などの危険と常に隣り合わせですが、この業者間アービトラージに関しては口座凍結や対策をされるといったことはありません。

別の2つの業者を利用しますので、それぞれの業者から見ればごく普通のエントリーですからバレてしまうわけはありませんね。

ただし両建てなので余力は半分になり、暴落の際は口座の証拠金不足には気をつけなければいけません。2つの口座に資金を分割していれるので、片方が下がったらそちらに上がっている口座からの資金移動が必要です。

スワップアービトラージが失敗する半分以上の理由はこの資金管理が原因です。

 

異通貨間アービトラージ

AUDNZDアービトラージ

上記は豪ドルとニュージランドドルのチャートです。多少の誤差はあるもののほぼ同じ様な動きをしています。

異通貨間アービトラージはこのように相関性が高い2国の通貨を用意して、通貨間の価格差が開いたり縮んだりするところを狙ったアービトラージです。

個人投資家でも実践されている方が多い手法です。

 

異通貨間アービトラージのやり方

異通貨アービトラージのやり方ですが、例として豪ドルとNZドルでお話しますと、基本的に豪ドルとNZドルは常に豪ドルがNZよりも高い値段で推移します。

そして2つの通貨の価格差は広がったり縮まったりしますが、その価格差は平時ですとだいたい5~6円程度に落ち着く傾向があります。

そこでこの価格差が5~6円よりも開いた時は豪ドルをショート(売り)、NZドルをロング(買い)します。逆に縮まった時は豪ドルをロング、NZドルをショートします。

そしてしばらく放置しますと価格差が5~6円に戻ってきますので、その時に決済すれば利益を作ることができます。ただし動きは緩やかなので大儲けできるかは別の話です。

また、両国のポジションを持った時にスワップポイントの差がマイナスになるようでしたら、見送ったほうが良い手法ではあります。

当サイトで紹介しているサヤ取りのBLSシステムはこのアービトラージを応用したものです。

 

レイテンシーアービトラージ

こちらは業者間の価格が出されるときの僅かな遅延を利用したアービトラージです。プログラムが組めれば個人でできないこともないですが敷居は高いです。

通常私達はFX業者の掲示している価格を見ながら取引しますが、実はこの価格は、リクイディティ・プロバイダー(LP)と呼ばれる価格を決めている大元(大抵は銀行)からFX業者が引っ張ってきて、そこにFX業者が価格を微調整して表示しているものを見ています。

 

レイテンシーアービトラージのやり方

やり方ですが、LPからFX業者が価格を引っ張ってきて価格を調整しているということは、私達に掲示するまでに「引っ張ってくる+微調整分」の時間がかかっています。ということはLPが価格を掲示してからFX業者が価格を掲示するまでにはコンマ数秒の遅延が発生します。

つまりLPの価格を直接参照できるプログラムを組んで、LPの価格が大きく動いた瞬間にFX業者が価格を掲示するよりも早くFX業者で自動エントリーできるプログラムを組んでしまえば負けることがないということです。

答えを見てからのエントリーなのでこれは必ず勝てる手法ですね。ただしこの手法はたくさんの投資家が参加してしまうと業者に対策されてしまう上に、ポジションの保有時間がとても短いためにスキャルピングNGの業者では不可能です。時間にすると100万分の1秒なんて単位で取引になります。

また、すでにこの手法をやっている人からすると広まっても良いことはなにもないので、世の中に出回っている手法ではなく、一般のトレーダーさんが目にする機会はほぼないでしょう。

 

レイテンシーアービトラージのリスク

レイテンシーアービトラージは他のアービトラージに比べてFX業者からは厳しくマークされています。2020年1月には海外FX業者であるGEMGOREXが全顧客にレイテンシー系のトレードが発覚した場合は即口座凍結をするという趣旨の通達をしています。

この理由としてはやはりサーバーへ直接負担をかけてしまうことがあげられます。

また、暴落時の相場が行き過ぎてしまう理由としてこのレイテンシーアービトラージが原因の一つにもあげられておりますので、今後他業者でも明確にレイテンシーアービトラージの規制は行われていくものと思われます。

 

異ジャンル間アービトラージ

サヤ取り

こちらは有名な豪ドルと金の相関を利用したアービトラージです。金は豪ドルやUSドル、10年物米国債と逆相関を持っていますので、この価格差を利用したアービトラージもあります。まあやることは異通貨間アービトラージと一緒ですね。

どちらかというと1時間足程度に落とし込んで、組み合わせるもの双方にファンダメンタルズが発生した時に乗っかって大きくとるといった、上級者向けのアービトラージです。

動きが異通貨間アービトラージに比べ大きいので損切は必須の手法でもあります。

 

市場間アービトラージ

こちらは2つの異なる市場で同質の銘柄を狙うアービトラージです。例えば株式の異なる市場間ですと0.001秒の超高速取引の世界です。つまり個人投資家が入る余地はありません。

例えば東証は朝9時から午後15時まで開いていますが、同時にPTSという私設取引所が朝8時20分から深夜23時59分まで開いています。東証とPTSでは共通の銘柄が大半ですが、異なる市場のため価格の動きに微妙な遅延が起こります。証券会社はその遅延を感知して自動売買するアルゴリズムを稼働させています。

同じものを扱いつつ市場が違えばいいので、東証と名証や福証、ビットコイン現物とビットコインFXなど種類は豊富です。(個人がやれるかは別として)

 

yuki
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このようにアービトラージの種類はいくつかありますが、共通しているのは上がるか下がるかの予想をしなくても良いということがあげられます。
カオチャイ
カオチャイ
また、両建てで為替変動リスクを消すという考え方は、投資の世界では必須なものです。すこしかじって見るだけでも今後の取引に好影響をもたらしてくれると思いますよ!

アービトラージの美味しい話に注意

yuki
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ここまでアービトラージを説明させていただきましたが、初めてアービトラージを知った方にとっては少々複雑でぼんやりとした理解かと思います
カオチャイ
カオチャイ
しかしなんとなくアービトラージは「リスクが少ない」ということは感じ取っていただいたかと思います。実際それは本当の事なのですが・・・
yuki
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実はアービトラージは詐欺グループの絶好の商材になりやすいんです

 

アービトラージは初めての方には少々わかりにくい手法でありますが、「絶対負けない」というイメージだけは先行しております。実際負けにくいことはたしかなのですが、絶対というのは誤りです。

たくさんの人が参入して人が増えると利益が減って儲けにくくなっていきます。気づかれたらおしまいな世界なんですね。しかしこの負けないというイメージを利用したアービトラージの詐欺商材が多く販売されています。

実際にあった話では仮想通貨のアービトラージシステムです。仮想通貨の黎明期は業者間の価格差が非常に激しく、ビットコインなどのアービトラージがとても簡単に儲かった時代でした。賢い人達はここで何百万と儲かったことかと思います。

しかし2018年あたりから仮想通貨アービトラージの優位性が一気に広まり、皆が飛びついたためにまったく儲からなくなってしまいました。

そこで今までアービトラージで利益を上げていた人が何を考えたかと言いますと、利益が減ってしまった仮想通貨のアービトラージシステムを高額で一般の人へ販売し始めたのです。

売り出し価格は30万円から100万円と幅広いものでしたが、今まで本当に儲けていた実績があるのと、アービトラージのシステムは売り出されるのがレアなのでちょっとしたアナウンスで、アービトラージをなんとなく理解した自称投資上級者組にポンポン売れました。

使い古しとはいえ実際に今まで利益を出していたものなので、使い始めはちゃんと利益を積み重ねていきます。ですので、詐欺とは言い切れません。

しかし稼働していくうちに気づくんですよね、毎月の利益が少しずつ少なくなっていくので、払った額を回収するのに一体どれだけの期間がかかるんだろうと・・

最初は月3~4万円くらい利益がでていたものが、一気に利用者が増えたため、最終的には月1000円程度の利益にまで落ち込みました。これでは投資額を回収できませんよね。

 

yuki
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現在のアービトラージは、誰も見つけていない価格差をいち早く見つけて甘い蜜を吸う早いもの勝ちな世界です!やる人が増えるとできなくなってしまう手法なんです
カオチャイ
カオチャイ
人の行く裏に道あり花の山ですね!ですので、アービトラージの美味しい情報は個人には絶対にまわってきません!
yuki
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ですので、自分で分析して見つけて、こっそりやらなければいけないのですよ

アービトラージのEAは作れる?

アービトラージのEAの制作は高度な知識が必要ですので、EAやインジケーターを作れるくらいの技術では難しいです。

そのため、一般の方がアービトラージEAを利用したい場合はトレードシステムの制作に特化した技術屋さんに注文することになります。

しかし多くの方が勘違いしているのは、アービトラージのEAを手に入れたらさっそく稼げると思っている事です。

アービトラージをMT4で行うとしたら、「どの通貨で行うのか」、「どの業者で行うのか」は自分で見つけて自分で業者に発注しなければいけません。

しかし現在はあらゆる通貨間でアービトラージのシステムが動いていますので入り込む余地はなかなかありません。

海外のマイナーな市場を狙うという手もありますが、美味しい市場は業者は教えてくれませんからやはり自分で探すしかありません。現実問題としてアービトラージを実践するにはそれなりに知識がある方向けということになります。

 

カオチャイ
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ちなみに目安として色々な通貨に対応している汎用性の高いアービトラージソフトの制作費はだいたい10万円~です
yuki
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アービトラージシステムはどんなサヤを狙うかによって値段が変わりますので要お問い合わせですね!CFDのアービトラージなんかを行いますと価格は倍くらいに跳ね上がったりします

MT4シストレファクトリーアービトラージシステムの注文はこちらで

 

アービトラージ(サヤ取り)が流行らない理由

アービトラージ(サヤ取り)が流行らない理由は3つあります。

①アービトラージという言葉まで辿り着く人が少ない

アービトラージは業者からは嫌がられる手法なので率先して宣伝されません。

また、皆が真似をすると機能しなくなりますので、きちんと勝っている人達は具体的な手法を絶対に口にしません。

また、大勝ちはできないのでツイートやブログに書いたとしてもあまり食いついてくれません。

カオチャイ
カオチャイ
ちなみに上の方でも書きましたが、株ラボが販売しているバフェットロング・ショートシステムは、厳密に言うとアービトラージではなくロング・ショート戦略で流動性の高い銘柄をねらうので広まっても問題ありません!

 

②敷居が高い

アービトラージの敷居の高さも問題です。もし偶然アービトラージやサヤ取りという単語を見かけても、調べてみたらよくわからないし、そんなに儲からなさそうだからスルー。まずはこういった事が背景に考えられます。

それに実際に個人がおこなうアービトラージは、せいぜいシンプルなスワップ金利狙いの業者間アービトラージくらいではないでしょうか。

自分でプログラムを作る必要があるレイテンシーアービトラージなどの美味しい話は調べても落ちていませんし、異通貨間アービトラージも利益がでるまでに時間がかかるので不人気です。

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ちなみに、この不人気さを払拭するために私が先出しのリアルトレードを公開していますのでぜひご覧くださいませ!

 

③両建てなので資金が2倍必要

アービトラージやサヤ取りの基本は両建てですので資金が通常の片張りに比べて2倍必要です。その割に小さな利益を積み重ねる話ですので、投資としては面白くないでしょう。

また、アービトラージは勝率100%と勘違いされている方が多いですが、実際には政治情勢や法規制が変わって相関が崩れたりすることもあるので負けることももちろんあります。

 

理論上は100%負けないアービトラージ手法 まとめ

yuki
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以上がアービトラージの説明でした!
カオチャイ
カオチャイ
プログラミングがわからなければアービトラージは難しいですが、株ラボのBLSシステムでしたらどなたでもお気軽にアービトラージ(サヤ取り手法)が行えます!
yuki
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詳細は下記の記事でご紹介していますのでぜひご覧になってくださいね!
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