コールオプション

コールオプション(call option)」とは、株式や商品などの対象物を将来的に一定の価格で買い取る権利を売買する契約のことを指します。つまり、コールオプションを買うことで、将来的に対象物を買う権利を得ることができます。

コールオプションの取引において、以下の用語が用いられます。

  1. 行使価格(ストライクプライス):オプション契約において、対象物を買う権利の価格を指します。
  2. 満期日(エクスピレーション):オプション契約の有効期限を指します。
  3. プレミアム:オプション契約を締結するために支払う料金を指します。

コールオプションの買い手は、将来的に株価や商品価格が上昇することを予想し、行使価格よりも高い価格で対象物を買うことができる権利を得ます。一方で、コールオプションの売り手は、プレミアムを受け取る代わりに、将来的に対象物を買う義務を負うことになります。したがって、コールオプションを売ることは、損失を被る可能性があるリスクがあります。

コールオプションは、投資家がリスク管理のために利用することができます。例えば、株式を保有している投資家は、市場の下落に対してリスクを回避するために、ポートフォリオにコールオプションを組み込むことができます。

 

オプション取引

出典:大和証券