総資産

総資産(そうしさん)」とは、企業が保有する資産の総額を指します。総資産には、現金や預金、有価証券、債権、固定資産などが含まれます。

企業が保有する総資産の額は、企業の規模や事業内容、業界などによって異なります。また、総資産の内訳も、企業によって異なります。たとえば、製造業の企業では、設備や土地、建物などの固定資産が多く、一方、サービス業の企業では、知的財産や人材が多く含まれることがあります。

総資産は、企業の財務状況を判断する上で重要な指標の一つであり、投資家や銀行などが企業の信用力を評価する際にも利用されます。ただし、総資産の額だけでは、企業の実力や将来性を正確に判断することはできません。企業の財務諸表全体を分析し、経営戦略や財務戦略を総合的に評価することが必要です。

総資産は、企業が持つ資産の総額を示す指標であり、財務諸表の貸借対照表に記載されています。企業の総資産が多いほど、その企業が保有する資産の総額が大きいことを示します。