指標株価

指標株価(しひょうかぶか)」とは、株式市場全体の動きや経済情勢を把握するための重要な指標として用いられる株価のことを指します。

具体的には、株式市場においてよく取引される代表的な銘柄を対象とした株価指数のことであり、日本においては東京証券取引所が算出・公表している「日経平均株価」が最も代表的な指標株価となっています。

指標株価は、その値動きによって株式市場の全体的なトレンドを把握することができます。例えば、指標株価が上昇傾向にある場合は、株式市場全体が上昇している可能性が高く、逆に指標株価が下降傾向にある場合は、株式市場全体が下落している可能性が高いとされています。

指標株価は、投資家が株式市場の全体的なトレンドを把握する上で非常に重要な指標であり、投資判断の材料として利用されることがあります。ただし、指標株価が上昇しているからといって必ずしも全ての銘柄が上昇するわけではないため、個別の銘柄の選定にも注意が必要です。