BLSシステム公式マニュアル|主要機能・設定・トラブル対処法
このページは、BLSシステムの機能や設定を調べるための公式マニュアルです。
ダウンロードから最初の候補検索、株価ボードへの登録、仮想トレードまでを順番に進めたい方は、簡易マニュアルをご覧ください。
BLSシステムの無料版と有料版の違い
BLSシステムには、機能を絞った無料版と、利用できる市場や期間が広がる有料版があります。
| 機能 | 無料版 | 有料版 |
|---|---|---|
| 分析可能な市場 | 日経225 | 日経225、JPX400、プライム、スタンダード、グロース、東証900・2000、ETF |
| 分析可能な期間 | 1年・3年 | 保存されている株価データの全期間 |
| 相関係数の期間 | 1年・3年 | 1年・3年・5年 |
| 利用できるチャート | 制限なし | 制限なし |
| 株価ボード登録数 | 10ペアまで | 制限なし |
| 検索条件 | 制限なし | 制限なし |
| 仮想トレード | 利用可能 | 利用可能 |
| 前日のサヤ位置 | 表示なし | 黄色い丸で表示 |
| 料金 | 無料 | 月額9,800円 |
初めてBLSシステムを利用する場合は、有料版の機能を2週間試せます。現在の契約状態や利用期限は、「設定」から「アカウント情報」を開いて確認してください。
無料プランから有料プランへの移行方法はこちら
BLSシステム2.0の推奨環境
| 項目 | 推奨内容 |
|---|---|
| OS | Windows 11 |
| 画面解像度 | 1920×1080 |
| CPU | Intel Core i5-9400、AMD Ryzen 5 2600以上 |
| メモリ | 4GB以上 |
| 保存容量 | 空き容量1GB以上 |
| 通信環境 | インターネットへ接続できる回線 |
BLSシステムは、銘柄ペアの検索や相関係数の計算で多くの処理を行います。特に対象銘柄が多い市場の相関係数計算や、検索条件を広げたときはCPU性能の影響を受けます。
BLSシステムをダウンロードしてインストールする
次のURLからBLSシステムのセットアップファイルをダウンロードしてください。
ダウンロードしたZIPファイルを展開し、中にある「setup.exe」をダブルクリックするとインストールが始まります。
BLSシステムは、投資判断を補助するための分析ツールです。
売買の指示や利益を保証するものではありません。最終的な投資判断は、ご自身の責任で行ってください。
Windowsの青い警告画面が表示された場合
PCの設定によっては、setup.exeを開いたときにWindowsの警告画面が表示されます。
「詳細情報」をクリックします。
「実行」が表示されたらクリックします。
続いて「インストール」をクリックします。
ファイルへアクセスできないと表示された場合
「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません」と表示された場合は、setup.exeを管理者権限で実行します。
setup.exeを右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。
「セキュリティ設定は、このアプリケーションがこのコンピューターにインストールされることを許可していません」と表示された場合は、専用の対処手順をご確認ください。

Windowsの日付形式が和暦になっていると、株価データを正しく処理できないことがあります。
Windowsの日付表示を西暦へ変更し、BLSシステムを起動し直してください。
株価データの取得と更新設定
BLSシステムを利用するには、分析する市場の株価データと相関係数データが必要です。
初回起動時には、株価データのダウンロードと相関係数計算を案内する画面が表示されます。
手動で更新する場合は、メイン画面左下で対象市場を選び、上部メニューの「株価ダウンロード」をクリックしてください。
株価データ設定を開く
上部メニューの「設定」から「株価データ設定」を選択します。
この画面では、株価データの取得元、認証情報、自動ダウンロード、取得する市場、相関係数の計算を設定できます。
株価データの取得元
| 取得元 | BLSでの使い分け |
|---|---|
| Yahoo!ファイナンス | 通常利用する取得元です。当日分のデータが公開された後にダウンロードします。 |
| Stooq | Yahoo!ファイナンスから取得できない場合の代替先です。更新時刻や取得数に制限があります。 |
| J-Quants | 公式APIを利用する取得方法です。利用にはJ-Quants側の契約と、BLSシステムへの認証情報の登録が必要です。 |
通常はYahoo!ファイナンスを選択します。取得できない銘柄がある場合や、配布元の障害が疑われる場合は、StooqまたはJ-Quantsへ切り替えてください。
株価データ取得元の認証・入力項目
取得元によっては、株価データ設定画面に認証情報を入力する欄が表示されます。
Yahoo!ファイナンスとStooqは、通常は取得元を選ぶだけで利用できます。
J-Quantsを利用する場合は、J-Quants側で発行・設定された認証情報を、BLSシステムの入力欄へ登録してください。
J-Quantsの契約プラン、認証方法、入力項目は、提供元の仕様変更により変わる場合があります。
具体的な入力内容は、BLSシステムの設定画面とJ-Quants公式サイトに表示される最新の案内をご確認ください。
認証情報を変更した場合や取得エラーが続く場合は、入力内容を保存した後、BLSシステムを起動し直してから再度ダウンロードしてください。
株価データを自動でダウンロードする
「最新データを自動ダウンロードする」を有効にすると、BLSシステムの起動時に株価データの取得が始まります。
「株価データダウンロード状況を見る」をクリックすると、現在取得している市場や銘柄を確認できます。
自動ダウンロードする市場を選択する
自動ダウンロードを有効にした場合は、株価データ設定画面で取得する市場を選択します。
| 対象市場 | 内容 |
|---|---|
| 日経225 | 日経平均株価を構成する225銘柄 |
| JPX400 | JPX日経インデックス400の構成銘柄 |
| プライム | 東証プライム市場の対象銘柄 |
| スタンダード | 東証スタンダード市場の対象銘柄 |
| グロース | 東証グロース市場の対象銘柄 |
| 東証900 | BLSシステムで選定した東証の主要銘柄グループ |
| 東証2000 | 東証全体から出来高を基準に選定した約2000銘柄 |
| ETF | 国内市場へ上場しているETF |
対象市場を増やすほど、ダウンロードする銘柄数と処理時間が増えます。普段分析する市場だけを選ぶ方が、取得制限や未更新銘柄を減らしやすくなります。
すべての市場を一度に更新すると、取得元の制限にかかることがあります。
一部の銘柄だけ更新されなかった場合は、時間を空けて再度取得するか、銘柄情報エリアの更新マーク「⟳」から個別に更新してください。
相関係数を事前に計算する
相関係数データが作成されていない市場は、候補ペアを検索できません。
初回は利用する市場を選び、「計算する」をクリックしてください。対象銘柄が多い市場ほど組み合わせ数が増えるため、計算に時間がかかります。
相関係数は毎日計算する必要はありません。
一度計算した後は、1~2か月に1回を目安に更新してください。
BLSシステムのメイン画面
BLSシステムの候補検索、銘柄情報の確認、チャート分析、株価ボードへの登録、仮想ポジションの作成は、メイン画面から行います。
画面左側で検索条件と市場を指定し、表示された候補ペアを選択すると、右側へ銘柄情報と分析チャートが表示されます。
銘柄ペア検索エリア

メイン画面左側では、候補ペアを抽出する条件を指定します。
| 検索項目 | 設定内容 |
|---|---|
| 相関係数期間 | 候補検索に利用する相関係数の計算期間を、1年・3年・5年から選択します。選択できる期間は契約プランによって異なります。 |
| 相関係数 | 検索対象とする相関係数の下限と上限を指定します。範囲を広げるほど候補数と検索時間が増えます。 |
| 株価 | 対象とする株価の範囲を指定します。空欄にすると、選択市場の全銘柄が対象になります。 |
| シグマ | サヤチャート上のシグマ値を使い、一定以上動いている候補を絞り込みます。 |
| 銘柄コード | 4桁の銘柄コードを入力し、特定の銘柄またはペアを検索します。 |
| 業種 | 同業種、異業種、または業種を指定せずに検索します。 |
条件を指定したら、「上記の条件で検索する」をクリックしてください。条件に合う組み合わせが、画面左下の検索結果へ表示されます。
検索条件を広げるほど、検証する組み合わせが増えます。
検索に時間がかかる場合は、相関係数、シグマ、株価、業種の範囲を狭くしてください。
銘柄コードを指定して検索する
片方の入力欄だけに銘柄コードを入れると、その銘柄と検索条件に合う相手銘柄が一覧表示されます。
両方の入力欄へ銘柄コードを入力すると、指定したペアが右側の分析画面へ直接表示されます。
検索結果表示件数
検索結果表示件数は、一度の検索で一覧へ表示する候補ペアの上限です。
表示件数を増やすと候補を広く確認できますが、画面へ表示するまでの処理と、その後の確認に時間がかかります。
検索結果が多すぎる場合は、表示件数を減らすだけでなく、相関係数やシグマなどの検索条件も狭くしてください。
検索結果表示件数は、候補検索そのものの条件ではありません。
指定した検索条件に合ったペアのうち、一覧へ何件表示するかを設定する項目です。
市場グループを選択する
検索エリアの下部では、分析する市場グループを選択します。
ここで選択した市場は、候補ペア検索と、上部メニューの「株価ダウンロード」の対象になります。
| 市場グループ | 内容 |
|---|---|
| 日経225 | 日経平均株価を構成する225銘柄 |
| JPX400 | JPX日経インデックス400の構成銘柄 |
| プライム | 東証プライム市場の対象銘柄 |
| スタンダード | 東証スタンダード市場の対象銘柄 |
| グロース | 東証グロース市場の対象銘柄 |
| 東証900 | 東証銘柄から出来高などを基準にBLSシステムで選定した主要銘柄グループ |
| 東証2000 | 東証全体から出来高などを基準にBLSシステムで選定した約2000銘柄のグループ |
| ETF | 国内市場へ上場しているETF |
すべての市場を一度に検索すると処理量が大きくなるため、BLSシステムでは市場ごとに候補検索を行います。
銘柄情報エリア
検索結果から候補ペアを選択すると、企業名、株価、建玉の目安、信用倍率、次回予定の決算日などが表示されます。
| 表示項目 | 表示内容 |
|---|---|
| 銘柄コード・市場・業種・企業名・株価 | 選択した2銘柄の基本情報と、株価データの最終更新日を表示します。 |
| 更新マーク「⟳」 | 対象銘柄の株価データを個別に再取得します。 |
| Buy・Sell | 両建て時の買い銘柄と売り銘柄を表示します。買い銘柄は左、売り銘柄は右です。 |
| 株数・建玉金額 | 環境設定で指定した資金をもとに、2銘柄の建玉バランスを計算します。 |
| 信用倍率 | 信用買い残と信用売り残の比率を表示します。 |
| 次回予定の決算日 | BLSシステムに取得されている次回の決算予定日を表示します。 |
| 類似銘柄 | 業種や企業規模が近い銘柄を表示します。環境設定から表示を切り替えられます。 |
| 株価ボードに追加する | 表示中の候補ペアを株価ボードへ登録します。 |
| ポートフォリオに追加する | 表示中の候補ペアを仮想ポジションとして登録します。 |
企業情報の下にあるアイコンからは、株探、バフェット・コード、Yahoo!ファイナンス、IR BANKを開けます。
銘柄情報に表示される株価は、BLSシステムへ保存されている終値です。
当日の株価が表示されない場合は、取得元がまだ更新されていないか、対象銘柄のダウンロードに失敗している可能性があります。
最適なロットを自動で計算する
環境設定で「最適なロットを自動で計算する」を有効にすると、指定した資金に近づくように、買い銘柄と売り銘柄の株数を自動計算します。
2銘柄の株価が大きく異なる場合でも、建玉金額の差ができるだけ小さくなる組み合わせを表示します。
自動計算された株数と建玉金額は、両建て数量を決めるための目安です。実際の注文では、売買単位、信用余力、一般信用の在庫なども確認してください。
ロット計算の資金を指定する
「ロット計算の資金」には、自動ロット計算で基準とする資金額を入力します。BLSシステムは入力した金額をもとに、売りと買いの建玉差が小さくなる株数を計算します。
設定した資金が、そのまま実際の必要資金になるわけではありません。
信用取引の余力、委託保証金、売買手数料、金利、貸株料などは含まれないため、実取引では余裕を持った資金管理が必要です。
信用倍率について
信用倍率は、信用買い残と信用売り残の比率を表示します。
1より大きい場合は信用買い残が多く、1未満の場合は信用売り残が多い状態です。
信用倍率の水準は業種や銘柄によって大きく異なるため、数値だけで候補ペアを除外せず、同業種や過去の推移と比較してください。
次回予定の決算日を確認する
銘柄情報エリアには、各銘柄の次回予定の決算日が表示されます。
決算予定日は、企業による日程変更や取得元の更新状況によって変わることがあります。実際の取引前には、企業のIR情報や証券会社の情報も確認してください。
株式分割・株式併合が発生した場合
株式分割や株式併合が行われると、保存されている過去データとの連続性が崩れ、チャートが急に飛んで見えることがあります。
銘柄情報エリアの更新マーク「⟳」から株価を再取得すると、対象銘柄の過去データを更新し、分割・併合後のデータへ修正します。
散布図や株価チャートに不自然な価格の飛びがある場合は、株式分割・併合の有無を確認してください。
対象銘柄の更新マークをクリックすると、株価データを再取得して修正できます。
既存の株価データが残った状態では、分割・併合前後のデータが混在することがあります。
外部ツールでCSVを利用する場合は、BLSシステムを終了してからデータフォルダをバックアップし、必要に応じて対象データを再ダウンロードしてください。
CSVファイルの列や文字コードを直接変更すると、BLSシステムで正常に読み込めなくなる場合があります。
分析期間の設定
分析画面では、開始日と終了日を指定して、チャートへ使用する期間を変更できます。
あらかじめ用意された期間ボタンを使うと、過去の相場環境に合わせた日付をすぐに設定できます。
| 期間ボタン | 設定される期間 |
|---|---|
| 全期間 | BLSシステムへ保存されている株価データの全期間 |
| リーマンショック | 2008年9月15日~2011年12月31日 |
| アベノミクス | 2012年12月26日以降 |
| トランプ相場 | 2016年11月13日以降 |
| コロナ相場 | 2020年2月21日以降 |
期間ボタンは、各相場環境における2銘柄の関係を表示するための機能です。どの期間を売買判断へ使うかは、銘柄ペアや分析目的によって異なります。
分析エリアに表示できるチャート
分析エリアには、メインチャート1面とサブチャート3面を表示できます。
各エリア左上の選択欄から、表示するチャートやデータ表を切り替えてください。
散布図
分析期間中の2銘柄の価格関係を点で表示します。
赤い丸が最新日の位置、中央のオレンジ線が回帰直線です。有料版では、前日の位置が黄色い丸で表示されます。
散布図の読み方や、売買判断で注意したい形は個別記事で解説しています。
適正乖離率ヒストグラム
分析期間中の適正乖離率が、どの範囲に何回出現したかを棒グラフで表示します。
赤い三角は、最新日の適正乖離率がヒストグラム上のどこに位置しているかを示します。
正規分布の考え方や、ヒストグラム単独で判断する危険性は個別記事をご覧ください。
サヤチャート
2銘柄の価格差を青い折れ線で表示し、ボリンジャーバンドを重ねたチャートです。
分析期間の設定にかかわらず、サヤチャートは直近1年間を表示します。
適正乖離率チャート
適正乖離率を時系列で表示します。
中央の0%が基準となり、0%から離れるほど乖離が大きく、0%へ近づくほど乖離が縮小しています。
適正乖離率の計算式は公開していません。チャートの具体的な判断方法は個別記事をご覧ください。
株価データ表
分析期間中の日付、株価、適正価格、適正乖離率、適正乖離額などを表形式で表示します。
| 表示項目 | 内容 |
|---|---|
| 適正価格 | 回帰分析をもとにBLSシステムが算出した基準価格 |
| 適正乖離率 | 実際の価格関係が基準から何%離れているかを示す値 |
| 適正乖離額 | 適正乖離を円換算して表示した値 |
相関関係が安定していないペアでは、適正乖離率が極端な数値になることがあります。計算結果として表示されるもので、必ずしもシステムエラーではありません。
株価チャート
2銘柄の終値を重ねて表示します。価格水準、上昇・下降の方向、値動きの大きさを確認できます。
株価チャート(始点基準化)
表示期間の開始時点を1として、2銘柄の値動きを指数化します。
株価水準が異なる銘柄同士でも、表示期間中の相対的な上昇率と下落率を比較できます。
収益率・対数差収益率
収益率は、各データ間の騰落率を表示します。
対数差収益率は、価格変化を対数で計算した値です。主に統計検証や機械学習での利用を想定した表示機能です。
株価ボードとポートフォリオの機能
BLSシステムには、候補ペアを継続して監視する「株価ボード」と、仮想ポジションの損益を管理する「ポートフォリオ」があります。
株価ボードは、すぐに仮想ポジションを持たないペアを整理する画面です。ポートフォリオは、登録した仮想ポジションの損益、保有日数、決済履歴を確認する画面です。
株価ボードの使い方
株価ボードには、メイン画面から登録した候補ペアが表示されます。
株価ボードは6枚用意されており、画面上部の鉛筆マークから、それぞれのボード名を変更できます。
登録したペアは、ドラッグ&ドロップで同じボード内の位置を変えたり、別のボードへ移動したりできます。
| 操作 | 内容 |
|---|---|
| ボードの切り替え | 画面上部から6枚の株価ボードを切り替えます。 |
| ボード名の変更 | 鉛筆マークをクリックし、表示中のボード名を変更します。 |
| ペアの並べ替え | 登録ペアをドラッグ&ドロップして並べ替えます。 |
| 別ボードへの移動 | 登録ペアを別の株価ボードへドラッグして移動します。 |
| メイン画面へ表示 | 登録ペアをクリックし、メイン画面へ分析結果を表示します。 |
| タグによる絞り込み | 登録したタグを選び、該当する候補ペアだけを表示します。 |
無料版では、株価ボードへ登録できるペア数が10ペアまでに制限されています。
有料版では登録数の制限がありません。
株価ボードへペアを登録する
メイン画面で候補ペアを表示し、銘柄情報エリアにある「株価ボードに追加する」をクリックします。
登録後は株価ボードからペアを呼び出せるため、同じ条件で検索し直す必要はありません。
タグを付けて登録ペアを絞り込む
株価ボードへ登録したペアには、任意のタグを付けられます。
画面上部に表示されるタグをクリックすると、そのタグが付いているペアだけを絞り込んで表示します。
業種、決算待ち、短期候補、長期監視など、後から見て分かる言葉を登録しておくと整理しやすくなります。
タグは文字の種類を区別して読み取ります。
ひらがなとカタカナ、全角と半角、アルファベットの大文字と小文字は、別のタグとして扱われます。
株価ボードの色分け
株価ボードでは、登録ペアの乖離状態を緑、黄色、赤の3色で表示します。
| 表示色 | 状態 |
|---|---|
| 緑 | 適正乖離率が分布の中央付近にある状態 |
| 黄色 | 緑と赤の中間にあたる乖離状態 |
| 赤 | 設定した精度と判定期間に対して、乖離が大きくなっている状態 |
色分けは、多くの登録ペアから変化が大きいものを見つけるための表示機能です。
赤色になったことだけを理由に売買を判断せず、メイン画面へ戻り、株価の更新日、決算日、散布図、ヒストグラム、適正乖離率チャート、サヤチャートを確認してください。
株価ボード関連の個別設定
上部メニューの「設定」から「環境設定」を開くと、株価ボードの起動方法や色分け条件を変更できます。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 起動時に株価ボードを開く | BLSシステムの起動時に株価ボードも表示します。 |
| 株価ボードを色分けする | 登録ペアの状態に応じた色分けを有効または無効にします。 |
| 判定精度 | 色分けに利用する判定方法を「通常」または「高」から選択します。 |
| 判定期間 | どの期間のデータを基準に現在の乖離状態を判定するか指定します。 |
判定精度を「高」にすると、通常よりも厳しい条件で色分けされます。
判定期間を変えると、短期の変化を重視するか、より長い期間の分布を重視するかが変わります。監視するペアや保有期間に合わせて調整してください。
ポートフォリオ画面

ポートフォリオ画面では、メイン画面から登録した仮想ポジションと、その損益を確認できます。
| 表示項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄ペア | 買い銘柄と売り銘柄の組み合わせを表示します。 |
| 購入日 | 仮想ポジションを登録した日付を表示します。 |
| 保有日数 | 購入日からの経過日数を表示します。 |
| 個別損益 | 買い銘柄と売り銘柄、それぞれの損益を表示します。 |
| 合計損益 | 2銘柄を合算した損益額と損益率を表示します。 |
| 決済 | 仮想ポジションを終了し、決済済みポジションへ移動します。 |
| 通知 | 損益、保有日数、乖離率などの条件を設定します。 |
評価損益と合計損益は、最新の株価データを取得した時点で更新されます。
損益が変わらない場合は、最初に株価データの最終更新日を確認してください。
ポートフォリオへ仮想ポジションを登録する
メイン画面で対象ペアを表示し、銘柄情報エリアの「ポートフォリオに追加する」をクリックします。
仮想ポジションの購入日は、ボタンを押した日ではなく、メイン画面の分析期間に表示されている終了日で登録されます。
仮想ポジションを決済する
保有中の仮想ポジションを終了する場合は、「決済」をクリックします。
決済したポジションは、画面上部の「決済済みポジション」から確認できます。
決済履歴へ残さず削除する場合は、対象ペアを右クリックして「このポジションを削除する」を選択するか、ゴミ箱マークをクリックしてください。
「決済」と「削除」は処理が異なります。
結果を決済履歴へ残す場合は「決済」、登録そのものを取り消す場合は「削除」を使用します。
購入日時点の分析画面を表示する
ポートフォリオ画面の「購入日」をクリックすると、仮想ポジションを登録した時点の分析画面が表示されます。
購入日が固定されている間は、分析期間の周囲がピンク色に変わります。
固定中に「過去1年」や相場期間のボタンを押すと、購入日を終了日として分析期間が切り替わります。
購入日固定モードは、検索を行う、日付を直接変更する、別の画面へ移動するなどの操作で解除されます。
ポートフォリオの通知設定
ポートフォリオ画面では、仮想ポジションごとに通知条件を設定できます。
条件へ到達するとアラートが表示されますが、証券会社へ自動で決済注文を送る機能ではありません。
| 通知条件 | 判定に使う値 |
|---|---|
| 乖離% | 適正乖離率チャートに表示される値 |
| 保有日数 | 仮想ポジションの購入日からの経過日数 |
| 含み益額 | 合計損益欄に表示されるプラスの金額 |
| 含み損額 | 合計損益欄に表示されるマイナスの金額 |
| 含み益率 | 合計損益欄に表示されるプラスの損益率 |
| 含み損率 | 合計損益欄に表示されるマイナスの損益率 |
「以上」と「以下」の使い分け
通知条件では、指定した数値に対して「以上」または「以下」を選択します。
含み益が指定額へ到達したときだけでなく、一度増えた含み益が指定額まで減少した場合の通知にも利用できます。
複数の条件を登録すると、利確側と損切り側の両方へ通知を設定できます。
通知は、設定した条件へ到達したことを知らせる機能です。
BLSシステムが自動で実取引を決済するわけではありません。通知後の判断と注文は、利用者自身で行ってください。
環境設定の各項目
上部メニューの「設定」から「環境設定」を開くと、検索結果、ロット計算、類似銘柄、株価ボードなどの設定を変更できます。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 検索結果表示件数 | 候補検索後に一覧へ表示するペア数の上限を設定します。 |
| 最適なロットを自動で計算する | 指定した資金に近づくように、2銘柄の株数を自動計算します。 |
| ロット計算の資金 | 自動ロット計算で基準とする資金額を指定します。入力した金額をもとに、売りと買いの建玉差が小さくなる株数を計算します。 |
| 類似銘柄を表示する | 銘柄情報エリアへ類似銘柄を表示するか切り替えます。 |
| 起動時に株価ボードを開く | BLSシステムの起動時に株価ボードも表示します。 |
| 株価ボードを色分けする | 登録ペアの乖離状態に応じた色分けを有効または無効にします。 |
| 株価ボードの判定精度 | 色分けに使う判定方法を「通常」または「高」から選択します。 |
| 株価ボードの判定期間 | 色分けに使用するデータ期間を設定します。 |
設定を変更した後に表示や計算結果が意図と異なる場合は、変更した項目を元に戻し、BLSシステムを起動し直してください。
自動計算されたロットは、発注数量を決めるための目安です。
実際の必要資金、信用余力、売買単位、一般信用の在庫、各種取引コストは別に確認してください。
ローカルデータの保存場所
BLSシステムで使用する株価データ、相関係数、株価ボード、ポートフォリオなどの情報は、利用しているPC内へ保存されます。
アカウントへログインしても、これらのローカルデータが別のPCへ自動で同期されるわけではありません。
PCの買い替え、Windowsの再インストール、別のPCへの移行を行う場合は、必要なデータを事前にバックアップしてください。
ライセンス情報と、PC内へ保存される分析データは別に管理されています。
同じアカウントでログインしても、株価ボードやポートフォリオが自動で復元されるわけではありません。
株価データフォルダを開く
BLSのTOP画面
株価データフォルダ
データフォルダ
左上アイコンから「株価データフォルダを開く」をクリックすると、株価データフォルダが開きます。
株価データフォルダの1つ上の階層には、相関係数やその他の関連データを保存するフォルダがあります。
保存場所を確認したいとき、株価データをバックアップするとき、サポートから指定されたファイルを確認するときに使用します。
保存フォルダ内のファイルを、内容が分からないまま削除・移動・上書きしないでください。
必要なファイルが失われると、候補検索やチャート表示ができなくなることがあります。
ローカルデータをバックアップする
BLSシステムを終了してから、株価データフォルダだけでなく、その1つ上にある関連データフォルダも含めてバックアップしてください。
ファイル単位ではなく、保存フォルダ全体をコピーしておくと、関連ファイルの取りこぼしを防ぎやすくなります。
バックアップする場合は、コピー先のフォルダ名に日付を入れておくと、いつ保存したデータか判断しやすくなります。
別のPCへデータを移す場合
PC移行では、保存データの種類に応じて複数のフォルダを移す必要があります。移行前に元データと移行先データをそれぞれバックアップしてください。
その後、移行元でバックアップしたデータを、移行先の保存フォルダへコピーします。
BLSシステムのバージョンや保存形式が異なると読み込めない場合があるため、移行元と移行先は同じバージョンへ更新してから作業してください。
データ移行前には、移行先に作成された保存フォルダもバックアップしてください。
既存ファイルを上書きすると、移行先で作成した株価ボードやポートフォリオが失われる場合があります。
アカウント情報とライセンス管理
上部メニューの「設定」から「アカウント情報」を開くと、登録情報、ライセンス、現在の契約状況を確認できます。
| 表示項目 | 内容 |
|---|---|
| メールアドレス | BLSシステムへ登録しているメールアドレス |
| ソフトウェアID | 問い合わせやライセンス確認で使用する識別番号 |
| ライセンスコード | 有料版の購入時に発行されるコード |
| プランステータス | 無料版、試用期間、有料版、解約済みなどの現在の状態 |
| 利用期限 | 現在のプランを利用できる期限 |
問い合わせを行う際は、ソフトウェアIDと、表示されたエラーメッセージを一緒に伝えると確認が早くなります。
有料版のライセンスを購入する
アカウント情報画面の「ライセンス購入」をクリックすると、購入画面へ移動します。
購入後に有料版へ切り替わらない場合は、BLSシステムを一度終了して起動し直し、アカウント情報のステータスを確認してください。
クーポンコードを使用する
クーポンを持っている場合は、入力欄へクーポンコードを入力し、「クーポンを使用」をクリックします。
期間追加型のクーポンを使用した場合は、現在の利用期限へクーポン分の期間が追加されます。
複数のPCでBLSシステムを利用する
同じアカウントを使い、複数のPCでBLSシステムを利用できます。
同時に起動して利用することも可能で、利用できるPCの台数に制限はありません。
ただし、株価データ、相関係数、環境設定、株価ボード、ポートフォリオなどはPCごとに保存されます。
別のPCでも同じ状態を使用する場合は、ローカルデータを手動で移行してください。
BLSシステムの解約
有料版は、契約期間の終了時に自動更新されます。
次回の更新を止める場合は、更新日前に【設定】→【アカウント情報】から解約手続きを行ってください。
解約が完了すると、アカウント情報のステータスが「有料プラン解約済」に変わり、残りの利用期限が表示されます。
利用期限が終了すると、有料版で追加されていた機能が利用できなくなり、無料版の利用範囲へ戻ります。
BLSシステムのトラブル対処法
BLSシステムで問題が起きた場合は、表示されたエラーメッセージ、株価データの最終更新日、現在の取得元、利用中のプラン、購入日固定モードの状態を確認してください。
インストール・起動に関するエラー
ClickOnceのキャッシュが破損している可能性があります。
専用ページの手順に沿ってClickOnceキャッシュを削除し、BLSシステムを再インストールしてください。

setup.exeを右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。
Windowsの青い警告画面が表示された場合は、「詳細情報」から「実行」をクリックします。
Windows側のセキュリティ設定により、ClickOnceアプリケーションのインストールが制限されている可能性があります。
専用ページの手順をご確認ください。

ウイルス対策ソフトの履歴や隔離項目を確認してください。
BLSシステムのファイルが隔離されている場合は、利用しているセキュリティソフトの手順に従って復元し、必要に応じてBLSシステムの保存先を除外設定へ追加します。
除外設定を行う前に、ダウンロード元が公式のセットアップURLであることを確認してください。
Windowsの表示倍率が、BLSシステムの想定より大きく設定されている可能性があります。
Windowsの「ディスプレイ設定」を開き、拡大縮小率を推奨値または標準の倍率へ戻してください。
Windowsの日付表示が和暦になっている可能性があります。
日付形式を西暦へ変更し、BLSシステムを起動し直してください。
株価データに関するトラブル
取得元に当日分の株価データがまだ公開されていない可能性があります。
市場の休業日や、対象銘柄に売買がなかった場合は、取得元の日付自体が更新されないこともあります。
購入日固定モード中は過去の日付が表示されるため、分析期間の日付を変更するか、別のペアを検索して固定を解除してください。
短時間に多くの銘柄を取得したことで制限を受けているか、取得元で障害が起きている可能性があります。
繰り返しダウンロードせず、時間を空けて再度試してください。必要に応じて取得元をStooqまたはJ-Quantsへ切り替えます。
Stooqには取得数の制限があります。
「設定」から「株価データ設定」を開き、取得元をYahoo!ファイナンスまたはJ-Quantsへ変更してください。
J-Quants側の契約状態、認証情報、APIの利用条件をご確認ください。
認証情報を変更した場合は、BLSシステムへ入力し直して保存し、ソフトを再起動してからダウンロードしてください。
J-Quantsの認証方法や利用条件は変更される場合があるため、提供元の最新案内もあわせて確認してください。
一括ダウンロード中に取得制限がかかり、一部の銘柄が残った可能性があります。
時間を空けた後、銘柄情報エリア右上の更新マーク「⟳」を押して個別に更新してください。
銘柄一覧を保存しているローカルファイルが破損している可能性があります。
BLSシステムを終了し、上部メニューの「株価データフォルダを開く」から保存先を確認してください。
ファイルの変更や削除を行う前に、保存フォルダ全体を別の場所へコピーしてバックアップしてください。
初期化や削除が必要な場合は自己判断で編集せず、ソフトウェアIDとエラー画面を添えてお問い合わせください。
分割・併合前の株価データが残っている可能性があります。
銘柄情報エリアの更新マーク「⟳」から、対象銘柄の株価データを再取得してください。
相関係数・候補検索に関するトラブル
対象市場の株価データをダウンロードしているか確認してください。
同じ市場の相関係数を計算しているか、検索条件を狭くしすぎていないか、無料版で利用できない市場を選んでいないかも確認します。
銘柄数が多い市場では、組み合わせの計算に時間がかかります。
計算中はBLSシステムを終了せず、PCで負荷の高い作業を避けてください。
長時間まったく進まない場合は、BLSシステムを再起動し、対象市場の株価データが正常に取得されているか確認してから再計算します。
相関係数、株価、シグマ、業種の範囲を狭くしてください。
検索結果表示件数を減らすと一覧表示は軽くなりますが、検索対象となる組み合わせを減らすには、検索条件自体を狭くする必要があります。
2銘柄の相関関係が安定していない場合は、計算結果が大きな数値になることがあります。
必ずしもプログラムのエラーではありません。散布図と株価データを確認し、価格の飛びや株式分割・併合がないか確認してください。
株価ボード・ポートフォリオのトラブル
株価ボードとポートフォリオは、各PCのローカルデータとして保存されます。
別のPCへ自動同期されないため、同じ状態を利用する場合は保存フォルダをバックアップし、手動で移行してください。
ポートフォリオの評価損益は、BLSシステムへ保存された株価データを使って計算されます。
対象市場の株価をダウンロードし、銘柄情報に表示される最終更新日を確認してください。
環境設定で「株価ボードを色分けする」が有効になっているか確認してください。
判定精度と判定期間によっては、登録後すぐに色が変わらないことがあります。
アカウント・ライセンスのトラブル
BLSシステムを一度終了して起動し直し、「設定」から「アカウント情報」を確認してください。
反映されない場合は、購入時のメールアドレス、ソフトウェアID、決済情報を用意してお問い合わせください。
BLSシステムを再起動し、アカウント情報を開き直してください。
解約処理が完了している場合は、「有料プラン解約済」と残りの利用期限が表示されます。
表示が変わらない場合は、解約時に利用したメールアドレスとソフトウェアIDを添えてお問い合わせください。
入力した文字列の前後に空白が入っていないか、有効期限が切れていないか確認してください。
クーポンの対象プランや利用条件を満たしているかも確認します。
問い合わせ前に確認すること
トラブルが解決しない場合は、次の情報を用意してお問い合わせください。
アカウント情報に表示されるソフトウェアID
登録しているメールアドレス
Windowsのバージョン
BLSシステムのバージョン
表示されたエラーメッセージ
エラー画面のスクリーンショット
問題が起きる直前に行った操作
株価データの取得元

BLSシステム公式マニュアルまとめ
BLSシステムは、候補ペア検索、チャート表示、株価ボード、仮想ポートフォリオ、通知、株価データ管理、ライセンス管理を一つのソフトで行えます。
問題が起きた場合は、次の順番で確認してください。
株価データの最終更新日を確認する
利用する市場の相関係数を計算しているか確認する
無料版・有料版の利用範囲を確認する
環境設定と購入日固定モードを確認する
株価データの取得元と認証情報を確認する
表示されたエラーメッセージを確認する
初回のダウンロードから仮想トレードまでを順番に進めたい方は、簡易マニュアルをご覧ください。
散布図、ヒストグラム、適正乖離率、サヤチャートの詳しい判断方法は、それぞれの専門記事で解説しています。
※投資判断はご自身の責任で行ってください。


