株ラボ サヤ取り支店では、独自のサヤ取り支援ツール「BLSシステム」による過去データの検証と、実際に行ったサヤ取りの取引結果をもとに記事を作成しています。

本ページでは、当サイトがどのようなデータを確認し、どのような基準で記事やトレード結果を公開しているのかを説明します。

BLSシステムを使った検証

株サヤ取りの検証に使用するBLSシステム

当サイトでは、サヤ取り候補の確認にBLSシステムを使用しています。

BLSシステムでは、2銘柄の価格データをもとに、サヤの推移、相関、乖離、過去の収束状況などをまとめて確認できます。複数の外部サイトをその都度開くのではなく、エントリー判断に必要なデータへシステム上からアクセスできるようにしています。

検証では、サヤが大きく開いているかだけでなく、過去にも同じような乖離が発生しているか、その後に収束した実績があるかを確認します。

検証時に確認している項目

サヤの過去推移
現在の乖離が、過去の値動きと比べてどの程度の位置にあるかを確認します。

相関と関係性の継続
相関係数だけで判断せず、業種、事業内容、決算なども含めて、2銘柄の関係が継続しているかを見ます。

過去の収束状況
同じ程度までサヤが開いた場面で、どの程度の日数で戻ったか、戻らなかったケースがないかを確認します。

実運用での扱いやすさ
保有期間、必要資金、信用取引コスト、売買しやすさなどを含め、実際に運用できる組み合わせかを判断します。

長期間のデータを確認する

株サヤ取りの相関検証に使用する過去15年分の散布図こちらは例として、三菱地所と三井不動産の過去15年分の散布図データ

 

相関の検証に使う散布図データ過去10年分こちらは10年分の散布図過去データ

 

アベノミクス期間中の過去データアベノミクス以降(2012年12月~)から現在までの過去データ

 

リーマン・ショック2008年から3年期間分の過去散布図データリーマン・ショック2008年から3年期間分の過去散布図データ

 

短期間だけ相関が高い銘柄や、一時的な値動きでサヤが戻っているように見えるペアは少なくありません。

そのため、可能な範囲で長期間のデータを確認し、特定の相場環境だけで成立していないかを見ています。上の画像は、BLSシステムで確認できるリーマン・ショック時や過去15年分の散布図データです。

ただし、長期間の相関が確認できても、将来も同じ関係が続くとは限りません。直近の決算、事業内容の変化、再編や買収などによって、過去の関係性が崩れることもあります。

サヤチャートと乖離の推移を確認する

BLSシステムで確認する訂正乖離率の推移

サヤ取りでは、個別銘柄の株価が高いか安いかではなく、2銘柄の相対的な位置関係を見ます。

BLSシステムでは、価格差だけでなく、回帰分析をもとにした適正価格や乖離率の推移も確認できます。現在の乖離が過去と比べて異常な水準なのか、何度も発生している範囲なのかを確認したうえで判断します。

2銘柄の株価と適正乖離値、適正価格の推移最大過去15年分

うまくいかなかったケースも公開する

当サイトでは、利益になった取引だけを検証対象にしているわけではありません。

サヤが想定どおりに戻らなかったケース、相関が崩れたケース、乖離がさらに拡大したケースも確認し、どの条件に問題があったのかを振り返ります。

結果だけを見るのではなく、エントリー時の判断と実際の値動きを比較することで、次回以降に避けるべき条件を整理しています。

実際のサヤ取りを公開しています

BLSシステム上の検証だけでなく、実際に仕掛けたサヤ取りの経過や決済結果も公開しています。

公開トレードでは、仕掛けた銘柄だけでなく、エントリー後のサヤの動き、保有期間、決済までの経過も確認できるようにしています。

記事内の数値と公式情報について

サヤ、相関、乖離率などの検証データは、主にBLSシステムで確認した数値を使用しています。

一方、信用取引の金利、貸株料、返済期限、逆日歩、税金などは、証券会社、日本証券金融、日本取引所グループ、国税庁などの公式情報を確認したうえで掲載しています。

料率や制度は変更されることがあるため、取引前には利用している証券会社の最新条件をご確認ください。

検証結果の取り扱い

当サイトで公開する検証データや取引結果は、将来の利益を保証するものではありません。

過去にサヤが収束しているペアでも、決算、業績、事業再編、市場環境の変化によって関係性が崩れることがあります。検証結果は、銘柄選びやエントリー判断の材料の一つとして掲載しています。

最終的な投資判断は、ご自身の資金状況や許容できる損失額を踏まえて行ってください。

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