CAC40指数｜株ラボ　サヤ取り支店

CAC40指数は、フランスの代表的な株価指数で、以下のような特徴があります。

CAC40指数の概要

構成銘柄：
- ユーロネクスト・パリに上場する株式銘柄のうち、時価総額上位40銘柄で構成されています。
- 世界的に有名な企業として、ロレアル（化粧品）やルノー（自動車）などが含まれています。
計算方法：
- 浮動株調整後の時価総額加重平均方式で算出されます。
- 1987年12月31日の株価を基準値1,000として計算されています。
見直し：
- 構成銘柄は四半期ごとに見直されます。
重要性：
- フランスの株式市場を代表する指標として広く用いられています。
- 欧州では、ドイツのDAX指数やイギリスのFTSE100と並んで注目されている指数です。
利用：
- 株式市場の指標としてだけでなく、仕組商品、ファンド、ETF、オプション、先物取引の原資産としても活用されています。
特徴：
- 指数全体に占める1銘柄のウエイトは15％以内と上限が定められています。
- フランスに拠点を置くグローバル企業の指数としての性格も持っています。
運営：
- ユーロネクスト（汎欧州証券取引所）により運営されています。
最新の動向：
- 2024年7月12日時点で、CAC40指数は7,627.13ポイントとなっており、前日比で0.71%上昇しています。
- 年初来のリターンは1.11%となっています。

CAC40指数の構成銘柄は、定期的に見直しが行われています。以下にその詳細を説明します。

見直しの頻度:
- CAC40指数の構成銘柄は、四半期ごとに見直されます。具体的には、3月、6月、9月、12月の第3金曜日の取引終了後に行われます。
見直しの基準:
- 主に時価総額と取引量が考慮されます。
- ユーロネクスト・パリに上場している企業の中から選ばれます。
- フランスに本社を置く企業が優先されますが、必ずしもフランス企業だけではありません。
変更の程度:
- 毎回の見直しで必ずしも銘柄が変更されるわけではありません。
- 通常、大幅な変更は稀で、1回の見直しで1〜2銘柄程度の入れ替えが行われることが多いです。
- ただし、市場環境や企業の状況によっては、より多くの銘柄が入れ替わることもあります。
安定性:
- CAC40指数は比較的安定しており、頻繁に大きな変更が行われることは少ないです。
- 長期的に見ると、フランス経済を代表する大企業が中心となっているため、急激な変化は起こりにくいです。
変更の影響:
- 構成銘柄の変更は、指数の計算方法や基準値に影響を与えないよう調整されます。
- ただし、新たに追加された銘柄や除外された銘柄の株価動向が、指数全体のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。