FXよりも規制が厳しい株の世界
FXやバイナリーオプションをやっているトレーダーさんから見ると、株は銘柄が多くて決算の数値や経済の知識がたくさん必要で、ルールも厳しく、手数料も複雑でわかりにくいイメージがあります。
先物や投資信託やオプションなんかもありますし、それでいて元手資金もFXやバイナリーよりも多めに必要なんて噂もチラホラ。
実際それらの噂は本当でして、FXやバイナリーオプションよりも株の敷居が高いのは間違いないです。
しかし株はFXなどよりも歴史があるぶん国の規制がしっかりはいっており、投資家保護や価格の透明性の観点からするとFXやバイナリーよりも遥かに先を行っています。
ネットで検索やツイッターを探してもらえれば分かると思うのですが、バイナリーやFXのように「勝てます!」系や「教えます!」系の話が株の場合だと極端に少ないのはお気づきでしょうか?
また、投資業界で長年きちんと勝てている大物はFXよりも株のほうが多いというのも考慮しなければいけません。
株関連で情報を得ようとグーグル検索をかけても内容の薄いアフィリエイトだらけのサイトは上位に来ませんし、勝てる手法を売り出しているサイトもあまり見かけません。
FXやバイナリー、仮想通貨などは海外の業者も多いので、金融庁も監視が大変ですが、株の世界はほとんどが国内業者なので金融庁がしっかり監視できています。
「投資助言代理業者」という認可なしで投資の営業なんてしようものならあっという間に注意をうけるか削除されてしまいます。
FXやバイナリーの世界でも、もちろん認可は必要ですが、海外業者などもたくさん入っていますので、全部取り締まるのは難しいようですね。
そういう意味で、怪しい話や稼いでいるフリをしているトレーダーなどは株のほうが少なく、投資家は保護されていると言えるので実はとてもおすすめなんです。
FXやバイナリーオプションと株の違い
FX・バイナリーオプション | 株式 | |
投資対象 | 通貨 | 企業 |
投資対象の数 | 約50通貨 | 4,000社以上 |
ニュースなどの知識 | 世界情勢の知識が必要 | 新聞、企業、業界などの知識が必要 |
値動き | 近年はゆるやか | 銘柄によっては大化けする |
スワップ金利 | 毎日もらえる | 年2回配当金や優待がもらえる |
レバレッジ | 25倍 | 約3.3倍(信用取引) |
取引時間 | 平日24時間 | 9時~15時(昼に1時間休憩あり) |
規制 | ゆるめ | 厳しい |
必要な資金 | 数千円~ | 数万円~ |
怪しい商材 | とても多い | 規制が厳しいので少ない |
価格の透明性 | 不透明 | 透明 |
多くの点でFXと株は違いますが、じゃあどちらが勝てるの?という疑問に関しては、一般的には株よりFXの方が難しいと言われています。
やはり価格の透明性の部分で、株はどの業者も価格は同じで証券会社が操作できないのに対して、FXは業者が個別である程度操作できるということで、その部分が投資家に不利益を生んでいるのは間違いありません。
単純に上がるか下がるかの2択(50%)に価格操作が入ると2~3%ほど勝率は下がりますからね。
また、著名なトレーダーさんに株のトレーダーさんが多い事も株のほうが簡単だと言われる要因の一つかと思われます。銘柄や情報が多い分、深く突き詰められるのは株ですからね。
しかしバイナリーやFXから株へ来ますと、株のレバレッジ(3.3倍)の低さにやりにくさを感じる人も多いかと思います。(ただし値動きは株のほうが激しいです)
FXよりも必要証拠金が多く必要ですし、銘柄によっては最低100万円からじゃないと買えない事もありますから元手も多く掛かります。(安いものももちろんあります)ですのでFXの方が初心者は参入しやすいかと思います。
口座開設ボーナスなんてのも株は殆ど無いですけどFXは大盤振る舞いですからね。(その振る舞っている分は結局投資家から回収するんですがね)
株のサヤ取りならばFXよりも安全
さて、FXよりも価格の透明性が高く勝ちやすい株ですが、初心者さんがいきなりお金を投じて勝てるほどあまり世界ではありません。
しかし当サイトでご紹介している株のサヤ取りトレードに限定すれば株は圧倒的に勝ちやすくなるかと思います。
世界2大財閥であるロスチャイルド家が財産を築いたのもサヤ取りですし、実際にプロの現場で使われている手法もサヤ取りで、手法自体が廃れず一度身につけてしまえばずっと使える手法でもあります。
ただし一般人ができるサヤ取り手法というのは、「相関係数」だけにたよった方法しかこれまでは無かったので、サヤ取り手法は株の世界ではいまいち人気が無かったのが現実です。
しかし株ラボで紹介している株のサヤ取りシステムならば初心者でも株で安定的に運用することが可能です。
株でサヤ取りを行うための手順
口座が作れたらまずは信用取引口座を開設
サヤ取りの資金は50万円は欲しいところ
サヤトレで練習
こちらは手軽に企業ペアのサヤを検出してくれるサヤトレさんです。
使い方はサヤトレさんHPにとんだら、①の検索ボタンを押せば②番に相関のある銘柄のセットが表示されます。
あとはその表示された銘柄のセットを選ぶと③にチャートが表示されます。
チャートの見方としては、青色のサヤが+2σにタッチしたら軸銘柄を売り脇銘柄を買い、-2σでしたら軸銘柄を買いで脇銘柄を売りです。
どちらが軸でどちらが脇かは緑色の枠に表示されます。
あとサヤ取りは基本的に両銘柄の金額を合わせるのですが、サヤトレさんは黄色枠のように購入株数も指示してくれるので便利ですね。
他のサヤ取りソフトとBLSシステム(バフェットロング・ショートシステム)の違い
世の中には何種類かサヤ取りの銘柄を抽出するソフトやサイトがありますが、基本的に銘柄ペアの抽出には「相関係数」を使っています。
数値が1に近いほど似た動きをしているものですね。
相関係数(そうかんけいすう、英: correlation coefficient)は、2つの確率変数の間にある線形な関係の強弱を測る指標である。相関係数は無次元量で、−1以上1以下の実数に値をとる。相関係数が正のとき確率変数には正の相関が、負のとき確率変数には負の相関があるという。また相関係数が0のとき確率変数は無相関であるという
さきほど紹介したサヤトレさんでペアを抽出する時も相関係数を利用していますし、世の中に存在するほぼすべてのサヤ取りソフトがこの相関係数をメインに使っています。
そしてそれに合わせてボリンジャーバンドなどに代表されるσ(シグマ)を使って、異常値が出た時にエントリーをします。
これは「相関性の高い2銘柄のサヤは、正規分布する可能性が高いという統計」に基づいているのですが、実はこの相関係数を使った相関の割り出しは弱点がありまして、「たまたま同じ動きをしていた場合も相関係数に織り込んでしまいます」
つまり統計学で重視される「要因が同じ状態」以外の期間もとりこんで相関をだしておりますので、その大前提が怪しいということは、正規分布自体も怪しくなってくるわけです。
具体例で言いますと、例えば「暖冬」になりますと暖かいので冬でもディズニーランドなどのレジャー施設が賑わいます。するとディズニーランドを運営するオリエンタルランドの株が上がります。
別の話をしますと「暖冬」は屋内の虫が元気になりますのでフマキラーなど殺虫剤販売の企業の株も上がります。
さらに言えば暖冬では花粉が多く飛ぶこともあり、目薬やマスクや花粉症関連の株も上がります。
通常まったく関係の無い動きをしている銘柄がこういった要因で似たようなタイミングで上がってしまいますが、相関係数だけで割り出す場合はこういう動きも同じ動きだとして織り込んでしまっているのです。
そのため相関係数をメインにして銘柄を抽出しますと要因(今回は暖冬)が消えた時にあっさりと相関が崩れますので損切りということが多々起こります。
株のペアを絞るために統計とビックデータを利用
こちらはBLSで実際に使っている計算の一部
株ラボで紹介しているバフェットロング・ショートシステム(BLSシステム)では相関係数は銘柄選びの決定事項にはなりません。
例えば相関係数が0.9という優秀なペアをBLSシステムでみてみますと・・
BLSシステムで見た相関係数0.9の銘柄
上記は両者ともに1年相関係数が0.9を超えているペアをBLSシステムで分析したものです。チャートを調整しますと相関係数が0.9を超えているペアでもこのように全く違う形になって現れます。
ペアAは過去の相関が何度かバラバラになっているのに対してペアBは安定して相関を保っています。
相関係数だけを信用してトレードを行うと、実は相関していなかったということがありますので注意が必要なのです。
株のサヤ取りツールは月額制がおすすめ
買い切り高額ツールに騙されてはいけない
バイナリーやFXで自動売買のサインツールなどを購入された経験のある方はご存知かと思いますが、投資の世界はたまたま現在の相場だけに適合させた「一時的にしか勝てない」高額なEAやサインツールがたくさんあります。
理由としては「継続して勝てるEAやサインツールを作るのは難しい」からです。
相場は次々と形を変えますので、すべての相場に適合する必勝ツールは作るのが非常に難しいのです。ですので、本当に勝ち続けられるツールは全体の1割以下でしょうか。
それを知っている商売上手な開発者がどのようにサインツールなどを販売しているかと言いますと、何種類ものEAやサインツールを同時に販売して、そのすべての実際のトレード状況を公表します。
そうしますと、ゴゴジャンなどのEAやサインツールを販売しているサイトでは、何種類かの中からたまたま現在の相場で勝っている成績の良いものが注目されますので、そこへ多くの初心者が飛びつきます。
実際に「現在の相場」では勝っているサインツールですし、運が良ければもうしばらくは勝てるでしょう。10個違ったサインツールを作れば一つくらいは大当たりがでてくるものなのです。
しかし相場が変われば一気にマイナスを叩き出す悪魔のツールに変わります。購入者はクレームもだしますが、基本的には自己責任ということで開発者からは取り扱ってもらえません。
高額でツールを売り抜けた開発者だけが美味しい思いをし、被害を受けるのはツールの購入者だけです。株ラボのスタッフも昔は若かったので何度か騙されていますし、悔しい思いもたくさんしました。
BLSシステムは月ごとの利用でいつでも解約可能
このようにインチキシステムが多い投資界隈ですが、株ラボが開発している、バフェットロング・ショートシステム(BLSシステム)に関しては「本当に負けにくい」ので高額の売り切り販売はしません。
もしBLSを使ってみて勝てないのならば、お客さんは次の月に利用更新しなければいいだけです(BLSはお客さんから指定しない限り自動引き落としや自動更新はありません。勧誘などのメールもありません)
つまり、お客さんが負けてしまえばBLSシステムは使ってもらえなくなるので、株ラボは利益がでません。
しかしお客さんがBLSで勝ち続けてくれるならばずっと使ってもらえて、株ラボは安定して利益が得られます。
つまり・・・
株ラボはお客さんと「共存共栄」の形をとっており、お客さんに勝ってもらえることを前提に月額利用での販売をしています。
そのため開発の手は抜きませんし、実際に稼いでもらえる機能を装備しています。
このサヤ取り銘柄を抽出するバフェットロング・ショートシステムは、現在一般の方が手に入れられる手法の中では最高の安定力を持っていると考えています。