
MT4が使えるオススメの海外FX業者
おすすめの海外FX業者その1 Hot Forex

HotForexはセントビンセント・グレナディーンのライセンスを持ったヨーロッパの大手金融業者です。日本ではあまり知名度が高くありませんね。
セントビンセントのライセンスの信用度は正直低いですが、HotForexはグループとしてWorld Finance 100という世界のトップ100の会社に送られる賞を受賞しておりますので、信用度は低いライセンスですが、カバー先の銀行は多く取引してもらえているようで、相場の変動時にとんでもない価格で約定するといったトラブルも少ない業者さんです。

おすすめの海外FX業者その2 Tradeview

Tradeviewは2004年創業の中堅FX会社です。ケイマン諸島金融庁(CIMA)の金融ライセンスを取得しています。CIMAは日本での知名度は低いですが、世界のコンプライアンスランキング5位の厳しい監査機関です。
また、顧客の資産は分別管理あり、引受先の銀行はウェルズファーゴということでこのあたりは信用できます。
Tradeviewは信用性もありながら、おすすめできる特徴としてはやはり取引コストが安いというところですね。
手数料のかかるECN口座で比較しますとAXIORYやTitanよりも安くなります。

おすすめの海外FX業者その3 SWISS QUOTE

これは残念ながら海外に居住されている方のみの口座開設になってしまいますが、安全性の面ではとても優秀な業者ですので掲載させていただきます。
Swiss quoteの歴史は2000年までさかのぼり、スイスの金融監視組織であるFINMAの監視下にあります。スイスのライセンスとても厳しく、信用のないライセンスの業者と違い、大手の銀行がカバー先に名乗りを上げてくれます。これは信用のない国のライセンスでは難しいことですね。
他にもイギリスのFCA、香港のSFCなどグループ内で最高レベルのライセンスを保持しており、セキュリティはスイス国立銀行並と言われております。
信用度の高いサクソバンクやデューカスコピーも同じくFINMAの監視下にあり、FINMAの信用度は抜群ですね。
しかしお硬いライセンスとは逆に経営は柔軟で、仮想通貨の取り扱いに積極的で、2017年にFINMAのルールが制定されてすぐに仮想通貨売買をはじめたオンライン銀行でもあります。
海外FX業者を使う時の注意
海外FX業者はそもそも日本の金融庁の管轄外ですので、税金の仕組みや営業方法、国の監査体制などが異なるために投資家が把握して置かなければいけないことがあります。
ここでは海外FX業者を利用する際に注意することをまとめておきます。
海外業者で得た利益は総合課税
FXで利益がでると税金を収めなければいけません。その際に国内FX業者を利用して利益が出た場合ですと、どれだけ利益がでても税率は20%と固定されています。
しかし海外FX業者を利用して利益は総合課税で計算されますので、国内FX業者と違い税金の計算方法が異なります。
総合課税はFXの利益だけではなく、給与所得などその他の所得も全て合わせた金額によって税率が変わります。計算方法は累進税率といい、所得によって税率を6段階に分け、下記の所得によって税率が変わります。
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
195万円以下 | 5% | 0円 |
195万円を超え 330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330万円を超え 695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695万円を超え 900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900万円を超え 1,800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1,800万円を超え4,000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4,000万円超 | 45% | 4,796,000 |
海外FX業者は出金手数料が高い
国内業者の場合ですと出金が無料からせいぜい数百円程度に収まるかと思いますが、海外FX業者の場合は出金が1回につき2000円~5000円程度発生します。
また、業者にもよりますが、一度に出金できる金額の制限がありますので大金の場合は何度かに分ける必要があります。
投資家保護の恩恵に預かれない
これは皆さんそこまで気にしない部分ではありますが、実は最重要事項と行っても良い内容です。
国内FX業者ですと全て金融庁の許可を得てライセンスを取得して営業しているので、なにか事が起こった場合に顧客の資産保護がなされます。
しかし海外FX業者の場合は例えば業者が倒産しても金融庁は動いてくれません。それどころか国内に住んでいる人が海外FX業者の利用は違法ですので何らかの処罰がある可能性もあります。
また、営業ライセンスも緩いので、口座凍結やレート操作なども日本の業者よりも簡単にできてしまいまして業者の良心任せとなります。
ですので完全自己責任での取引になってしまいます。
XMやAXIORYやTitanはどうして紹介しないの?
事実XMやAXIORYやTitanは指標などの急な動きでのスリッページを大きくしたり、出金拒否などの噂が散見されます。一見取引コストは安く見えますが、見えない部分で大きく搾取するのも派手な宣伝を打っている業者の特徴です。やはり国内業者などに比べるとトラブルは多いと言わざるをえないでしょう。
また、監査機関が弱い国の業者はやはり事が起こった時に、泣き寝入りするしかありませんので、そういった意味である程度のライセンスやグループ企業全体として信用があるところが望ましいですね。
TitanFXのVDP
60秒の約定遅延とかふざけた事し始めたので隠れマークアップも来てるだろうと検証したところ案の定の。。。
完璧に来てないティックで約定してるしこれは完全に黒でしょう。
TitanFX全額出金待った無し! pic.twitter.com/8XjvsgkmUO— Quants Man (@QuantsMan) October 9, 2019
VDPとはFX業者が意図的にトレーダーに不利な条件を強いるプログラムです。なかなかこういう部分は明かされずに紹介されていますので、業者選びは慎重に行いましょう。
海外FX業者の最大のリスクは「出金拒否」
海外FX業者で一番怖いのは出金拒否です。どれだけ儲けても出金できなければ意味がありません。しかし皆さんあまりにもここを軽視されすぎている気がします。
自分の身には起こらないだろうという考えですが、勝てば勝つほどこのリスクは上がってくるんです。
Twitterなどを拝見していると出金拒否は裁判で取り戻すなんてお話もありますが、現実問題、海外の業者を相手に裁判を行うためには、海外の裁判に強い弁護士さんの力が必要ですし、相手国の裁判所で事をすすめることになります。
また、金融法も日本のものとは違いますし、提出するべき書類や証拠も日本のものとは異なります。ですので裁判で取り戻すというのは実質不可能だと考えて下さい。
FX-EAラボでは最終的にみなさんに勝っていただくことが前提ですのでここのリスクを最重点に置いておすすめ海外業者を選んでいます。
MT4が使えるおすすめの海外FX業者 まとめ
