MT4で3分足・30秒足を表示する方法|10秒足チャートの作り方も解説


この記事では、MT4で30秒足・3分足・10秒足を表示する方法を、できるだけ実際の作業順に沿って解説します。
MT4標準の時間足にはないため、オフラインチャートや秒足生成用EAを使って、擬似的にチャートを作成する流れになります。
- MT4で30秒足を表示する方法
- MT4で3分足を表示する方法
- MT4で10秒足・3秒足を作る方法
- オフラインチャートを開く手順
- 秒足・特殊時間足が表示されない時の注意点
MT4で30秒足・3分足・10秒足は標準表示できる?
MT4に最初から用意されている時間足は、1分足、5分足、15分足、30分足、1時間足などです。
そのため、30秒足、10秒足、3秒足のような秒単位のチャートは標準機能では表示できません。
また、3分足もMT4の時間足ボタンには用意されていないため、通常の操作だけでは表示できません。
ただし、インジケーターやEAを使えば、MT4上に特殊な時間足を作成できます。
| 作りたい時間足 | 使う方法 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 30秒足 | 15SecChartMaker1.1 | 1分足より細かい値動きを見たいとき |
| 3分足 | Period_Converter_Opt | 1分足よりノイズを抑え、5分足より早く見たいとき |
| 10秒足・3秒足 | MT7_nSecChartCreatorEA | 秒単位の値動きを確認したいとき |
この記事では、まず30秒足、次に3分足、最後に10秒足・3秒足の順番で解説します。
どの方法も、元になる1分足チャートを使って特殊な時間足を作る仕組みです。そのため、元の1分足チャートを閉じると、作成したチャートが止まる場合があります。
- MT4標準機能だけでは秒足は表示できない
- 3分足も標準の時間足ボタンにはない
- インジケーターやEAを使って擬似的に作成する
- 元になる1分足チャートは閉じない
MT4で30秒足を表示する方法
まずは、MT4で30秒足を表示する方法です。
ここでは、15SecChartMaker1.1というインジケーターを使います。
名前に「15Sec」と入っていますが、設定値を変えることで30秒足や10秒足のような秒足チャートを作成できます。
15SecChartMaker1.1をIndicatorsフォルダに入れる

zipファイルを展開すると、中にインジケーターファイルが入っています。
このファイルを、MT4のIndicatorsフォルダに入れてください。
- MT4を開く
- メニューの【ファイル】をクリック
- 【データフォルダを開く】をクリック
- 【MQL4】→【Indicators】を開く
- 15SecChartMaker1.1を入れる
- MT4を再起動する
MT4を再起動すると、ナビゲーター内に15SecChartMaker1.1が表示されます。
インジケーターの入れ方が不安な場合は、先にMT4のデータフォルダの開き方を確認しておくと作業しやすいです。
30秒足を作りたい通貨ペアの1分足に入れる
次に、30秒足を作りたい通貨ペアの1分足チャートを開きます。
たとえば、GBPJPYの30秒足を作りたい場合は、GBPJPYの1分足チャートを開きます。
ここで、別の通貨ペアや別の時間足に入れてしまうと、目的の30秒足が作れません。

ナビゲーターから【15SecChartMaker1.1】を、30秒足を表示したい通貨ペアの1分足チャートにドラッグ&ドロップします。
重要
30秒足を作る場合でも、最初に開くのは1分足チャートです。作りたい通貨ペアと1分足を間違えないようにしてください。
DLLの使用を許可し、IntervalSecを30にする
設定画面が開いたら、まず【全般】タブを確認します。
【DLLの使用を許可する】にチェックを入れてください。

次に、【パラメーターの入力】タブを開きます。
【IntervalSec】の値を「30」に変更します。

| 作りたい秒足 | IntervalSecの設定値 |
|---|---|
| 10秒足 | 10 |
| 15秒足 | 15 |
| 30秒足 | 30 |
30秒足を作る場合は、IntervalSecを30にしてOKをクリックします。
オフラインチャートから30秒足を開く
設定が終わったら、MT4のメニューから【ファイル】→【オフラインチャート】を開きます。

一覧の中に、先ほど作成した30秒足のデータが表示されます。
たとえばGBPJPYで30秒足を作った場合は、【GBPJPY_30S,M1】のような名前で表示されます。

対象のチャートを選択して、右側の【開く】をクリックします。
すると、MT4上に30秒足チャートが表示されます。

開いた直後はローソク足が少ないため、チャートが寂しく見えることがあります。
しばらくMT4を動かしたままにしておくと、少しずつローソク足が作成されます。
30秒足を使うときの注意点
30秒足は、1分足チャートをベースに作られます。
そのため、元になっている1分足チャートを閉じると、30秒足チャートの更新が止まる場合があります。

- 元の1分足チャートは閉じない
- 開いた直後はローソク足が少ない
- MT4を停止するとチャート生成も止まる
- ティックの入り方によって見え方が変わる場合がある
30秒足は便利ですが、通常の時間足とまったく同じ精度で使えるわけではありません。
あくまでMT4上で作成した特殊なチャートとして、値動きの確認用に使うのが現実的です。
MT4で3分足を表示する方法
次に、MT4で3分足を表示する方法です。
3分足は、1分足3本分をまとめた時間足です。
1分足では動きが細かすぎるけれど、5分足では少し遅いと感じる場合に使いやすい時間足です。
3分足は1分足よりノイズを抑えやすい
1分足は反応が早い反面、細かい上下動もそのまま表示されます。
そのため、短期のサインツールや裁量判断では、ダマシが多く見えることがあります。
3分足は1分足3本分をまとめるため、小さな値動きが少し整理されます。
- 1分足よりも無駄な上下動が見えにくい
- 5分足よりもタイミングを取りやすい
- 短期の流れを少し落ち着いて見やすい
「1分足では忙しい」「5分足では遅い」と感じる場合、3分足はちょうど中間の選択肢になります。
Period_Converter_OptをIndicatorsフォルダに入れる

Period_Converter_Optのダウンロードはこちら
zipファイルを展開すると、Period_Converter_Opt.ex4というファイルが入っています。
このファイルを、MT4の【MQL4】→【Indicators】フォルダに入れて、MT4を再起動してください。
- MT4の【ファイル】をクリック
- 【データフォルダを開く】をクリック
- 【MQL4】→【Indicators】を開く
- Period_Converter_Opt.ex4を入れる
- MT4を再起動する
3分足を作りたい通貨ペアの1分足に入れる
MT4を再起動したら、3分足を作りたい通貨ペアの1分足チャートを開きます。
たとえば、EURUSDの3分足を作りたい場合は、EURUSDの1分足チャートを開きます。

ナビゲーター内にある【Period_Converter_Opt】を、3分足を作りたい通貨ペアの1分足チャートへドラッグ&ドロップします。
重要
3分足は1分足をもとに作成します。作りたい通貨ペアの1分足チャートに入れることが条件です。
DLLを許可し、PeriodMultiplierを3にする
設定画面が開いたら、【全般】タブで【DLLの使用を許可する】にチェックを入れます。

次に、【パラメータの入力】タブを開きます。
【PeriodMultiplier】の値を「3」に変更します。

| 作りたい時間足 | PeriodMultiplierの設定値 |
|---|---|
| 3分足 | 3 |
| 10分足 | 10 |
| 15分足 | 15 |
今回は3分足を作るので、PeriodMultiplierを3にしてOKをクリックします。
1分足をもとに3分足を作る場合は「3」。
1時間足をもとに3時間足を作る場合も、同じ考え方で「3」を指定します。
オフラインチャートから3分足を開く
設定が終わったら、MT4のメニューから【ファイル】→【オフラインチャート】を開きます。

一覧の中に、作成した3分足のチャートが表示されます。
EURUSDで作った場合は、【EURUSD_M3】のような名前で表示されます。

対象のチャートを選択して、右側の【開く】をクリックします。
すると、MT4に3分足チャートが表示されます。

3分足も、開いた直後はローソク足が少ない場合があります。
しばらくMT4を動かしたままにして、データが溜まるのを待ってください。
3分足を使うときの注意点
3分足は、元の1分足チャートをもとに作成されています。
そのため、元の1分足チャートを閉じると、3分足チャートが止まる場合があります。
また、3分足用に作られたサインツールやインジケーターを使う場合、1分足に無理に当てはめると、想定と違う動きになることがあります。
3分足で確認したいロジックなら、きちんと3分足チャートを作ってから確認した方が安全です。
- 元の1分足チャートは閉じない
- 最初はローソク足が少ない
- 3分足前提のツールは3分足で確認する
- 1分足を代用するとノイズが増える場合がある
MT4で10秒足・3秒足を作る方法
30秒足よりもさらに短い、10秒足や3秒足を作りたい場合は、秒足生成用EAを使う方法があります。
ここでは、MT7_nSecChartCreatorEAを使った方法を紹介します。
10秒足や3秒足のようなかなり細かい時間足を作りたい場合は、インジケーターよりも専用EAを使う方がわかりやすいです。
上の動画は3秒足チャートの表示例です。
MT7_nSecChartCreatorEAをExpertsフォルダに入れる
まず、MT7_nSecChartCreatorEAをダウンロードします。
MT7_nSecChartCreatorEAのダウンロードはこちら
zipファイルを展開したら、EAファイルをMT4のExpertsフォルダに入れます。
- MT4の【ファイル】をクリック
- 【データフォルダを開く】をクリック
- 【MQL4】→【Experts】を開く
- MT7_nSecChartCreatorEAを入れる
- MT4を再起動する
MT4を再起動すると、ナビゲーターのEA一覧にMT7_nSecChartCreatorEAが表示されます。
1分足チャートにEAを入れて秒数を設定する
10秒足や3秒足を作りたい通貨ペアの1分足チャートを開きます。
その1分足チャートに、MT7_nSecChartCreatorEAをドラッグ&ドロップします。
設定画面が開いたら、作りたい秒数を指定します。

10秒足を作りたい場合は10秒、3秒足を作りたい場合は3秒を選びます。
設定後、チャート左上に「Waiting for the next M1 candle to open..」と表示されることがあります。

これは、次の1分足が始まるタイミングを待っている状態です。
少し待つと、自動で指定した秒足チャートが作成されます。

開いた直後は、ローソク足がほとんど表示されていない場合があります。
時間が経つと、少しずつ秒足チャートが作成されます。
秒足チャートの精度に注意する
秒足チャートは、MT4に入ってくるティックデータをもとに作成されます。
そのため、ティックが少ない時間帯や、価格更新が少ない通貨ペアでは、ローソク足の見え方が不自然になることがあります。
また、MT4や回線が止まっている間のデータは作成できません。
注意
秒足チャートは、通常の時間足のように最初から完全な過去データがあるわけではありません。MT4を起動してから、入ってきたティックをもとに少しずつ作られるチャートとして考えてください。
MT4の30秒足・3分足・10秒足が表示されない時の確認ポイント
設定してもチャートが表示されない場合は、次の点を確認してください。
| 症状 | 確認すること |
|---|---|
| オフラインチャートに出てこない | 作りたい通貨ペアの1分足にインジケーターを入れているか確認する |
| ローソク足が増えない | 元の1分足チャートを閉じていないか確認する |
| EAが動かない | Expertsフォルダに入れてMT4を再起動したか確認する |
| チャートが止まる | MT4、VPS、回線が止まっていないか確認する |
| 表示が不自然 | ティックが少ない時間帯では秒足がきれいに作られない場合がある |
特に多いのは、元の1分足チャートを閉じてしまうケースです。
30秒足や3分足は、元のチャートをもとに作られているため、作成元のチャートは開いたままにしてください。
MT4で30秒足・3分足・10秒足を表示する方法まとめ
MT4では、標準機能だけで30秒足・10秒足・3秒足のような秒足チャートを表示することはできません。
また、3分足も標準の時間足ボタンにはないため、インジケーターを使って作成する必要があります。
- 30秒足は15SecChartMaker1.1で作れる
- 3分足はPeriod_Converter_Optで作れる
- 10秒足・3秒足はMT7_nSecChartCreatorEAで作れる
- どの方法も元の1分足チャートを閉じない
- 秒足はティックの入り方によって見え方が変わる
30秒足や3分足を表示できると、1分足や5分足だけでは見えにくい短期の動きを確認しやすくなります。
ただし、特殊時間足はMT4上で擬似的に作るチャートです。過去データの正確性やティック抜けには注意しながら、あくまで短期分析の補助として使うのが現実的です。


MT4では標準機能では30秒足や10秒足などの秒足チャートを表示することはできません。
しかし、インジケーターやEAを使用すれば、MT4上で秒足チャートを作成することが可能です。本記事では30秒足・3分足・10秒足などの具体的な表示方法を画像付きで解説します。
バイナリーオプションの30秒取引・3分取引など
Bi-Winningなど、最近のバイナリーオプションブローカーは、エントリーしてから判定結果がでるまでの時間を30秒や3分など細かく設定できます。
短い時間の取引はエントリーチャンスが多くなるので、自動売買などでは意外と人気がある取引時間なんですね。
しかしBi-Winningの画面を見てトレードする分には問題ありませんが、これをMT4で分析してエントリーするとなると、MT4の初期設定では30秒足も3分足も表示ができないのです。
これは裁量トレードでも自動売買トレードでも同様の問題でして、この仕様のおかげでFX-EAラボにも一時期質問が殺到していました。
MT4の3分足を使うメリットとは?
MT4で3分足を使う最大のメリットは、1分足よりもノイズを抑えられる点です。
1分足は値動きに敏感な分、ダマシも増えやすい傾向があります。
3分足は1分足3本分をまとめたローソク足になるため、小さな上下動が整理され、方向感が見やすくなります。
主なメリットは次の通りです。
・1分足よりも無駄なシグナルが減る
・エントリー判断が安定しやすい
・5分足よりもタイミングが取りやすい
「1分足では忙しすぎる」「5分足では遅い」と感じる場合に、3分足はちょうど良い中間足として機能します。

30秒取引と3分取引の利益率
設定方法の前に、Bi-Winningにおける30秒取引と3分取引の利益率を確認しておきましょう。
30秒取引・・80%(1.80倍) 勝率55.6%以上でプラス
3分取引・・84%(1.84倍) 勝率54.3%以上でプラス
以前のように90%台の高いペイアウトではないため、利益率だけを見ると特別に有利な条件とは言えません。むしろ必要勝率は50%を大きく超えており、安定して利益を出すには一定以上の精度が求められます。
特に30秒取引は、わずかな値動きで結果が決まるため、ノイズや瞬間的なスプレッドの影響を受けやすい特徴があります。短時間だから簡単というわけではなく、むしろ判断の難易度は高めです。
3分取引は30秒よりも利益率がやや高く、必要勝率もわずかに低くなっています。そのため、短期取引の中では比較的バランスが取りやすい時間帯と言えるでしょう。
いずれにしても、MT4で30秒足や3分足を表示できたからといって、それだけで有利になるわけではありません。時間足ごとの特性を理解し、ボラティリティやノイズの影響を踏まえた上で活用することが重要です。
インジケータを使ってMT4に30秒足を表示する

まず、【ナビゲーター】の中にある【15SecChartMaker1.1】を、30秒足を表示させたい通貨ペアの1分足チャートにドラッグ&ドロップします。


続いて設定画面が開きますので、【全般】タブの【DLLの使用を許可する】にチェックをいれます
次に【パラメーターの入力】タブを開き、【IntervalSec】の部分を「30」と入力します。


MT4に30秒足を表示させてみましょう
メニューから【ファイル】→【オフラインチャート】を選択します。
すると現在MT4で表示できる通貨と時間足が表示されます。その中に先程設定した「GBPJPY_30S,M1」というデータが追加されているので、それを選んで右の【開く】をクリックします。
するとこのように30秒足が表示されます


1分足は消さないように


MT4で3分足を表示させる方法



まず、MT4の【ナビゲーター】の中にある【Period_Converter_Opt】を3分足を表示させたい通貨ペアの1分足チャートにドラッグ&ドロップします。


設定画面が開きますので、【全般】タブ→【DLLの使用を許可する】にチェック
続いて【パラメータの入力】タブで【PeriodMultiplier】を3と入力します。その後【OK】をクリックします。


ちなみに今回は1分足をベースに3分足を作っていますが、1時間足をベースにして同じ要領で値を変えれば3時間足、5時間足などが作れますよ
3分足をMT4に表示させてみましょう
MT4のメニューから【ファイル】→【オフラインチャート】をクリック
中に【EURUSD_M3】というデータができているので、選んで右側の【開く】をクリック
するとMT4に3分足のチャートが作成されました


1分足を使って3分取引を行う方法もありますが・・
実は30秒足、3分足を表示する設定が面倒くさいという方は意外と多く、自動売買を動かす際に、MT4に1分足を表示させて取引で3分足取引を行う方も多くいらっしゃいます。
実際MT4の1分足でサインが出ればブローカー側を3分判定にしてもエントリーは行われますので一見問題はありません。
しかし使っているサインツールのロジックが3分足での表示前提で作られているものですと、それを1分足に無理やり当てはめては本来のツールの能力が発揮できるとは言えません。
やはり1分足は3分足に比べますとノイズが多いですので通常よりも無駄なエントリー回数が増えることが予想されます。
ですので3分足指定のサインツールを使う時はきちんとMT4に3分足の表示をしましょうね。
3秒足や10秒足のチャートがつくれるEAもあります
こちらは3秒足チャートです
ここまで特殊な時間のチャート作成方法をご紹介してきましたが、手軽さではこれから紹介する方法が一番です。
実はMT4のEAには秒単位のチャートを作るものも存在します。代表的なものが、「MT7_nSecChartCreatorEA」で、このEAをMT4にいれると3秒足や10秒足のチャートが作成でき、最大で30秒足のチャートを自動で作成してくれます。
EAで秒単位のチャートを作る手順
使い方はまずMT4の「Experts」フォルダにチャートに「MT7_nSecChartCreatorEA」をいれてMT4を再起動しておきます。
その後、チャートを1分足で作り、そこに「MT7_nSecChartCreatorEA」を適用しますと下記のパラメータ欄が開きますので、作りたいチャート時間を選択します。
するとチャート左上に「Waiting for the next M1 candle to open..」とでます。
ここで少し待つと、1分足が更新されたタイミングで自動で新しいチャートが作成されて、指定した時間のチャートが動き始めます。
最初はなにも表示されませんが、少しずつ作成されていきます。

30秒足や3分足をMT4のチャートに表示させる方法 まとめ




▶MT4の時間が日本時間とずれるのはなぜ?6〜7時間のズレを即解決する方法

