バイナリーオプション自動売買向き!MT4が使える国内FX業者一覧
バイナリーオプションの自動売買ツールを稼働させるには、MT4を提供している国内FX業者の口座が必要になります。ここでは、現在もMT4が利用でき、自動売買に適した業者を比較しました。
※サクソバンク、JFX、YJFX(現:GMO外貨)はMT4が利用できますが、EAなど自動売買の利用はできません。
MT4が使える国内FX業者のスプレッド比較(2025年最新)
取引コストに直結するスプレッドは業者選びの重要なポイントです。ここでは主要通貨ペアのスプレッドを比較しました。(単位:銭/pips)
国内業者名 | USDJPY | EURJPY | GBPJPY | EURUSD | AUDJPY |
---|---|---|---|---|---|
ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF) | 0.2 | 0.4 | 0.8 | 0.2 | 0.5 |
楽天証券 | 0.2 | 0.4 | 0.9 | 0.3 | 0.5 |
外為ファイネスト (MT5) | 0.4~ | 0.5~ | 0.7~ | 0.4~ | 0.6~ |
EZインベスト証券 | 0.8~ | 1.0~ | 1.9~ | 0.9~ | 1.7~ |
オアンダ証券 | 0.3~ | 0.5~ | 0.9~ | 0.3~ | 0.6~ |
デューカスコピー (手数料別途) | 0.2~ | 0.5~ | 1.0~ | 0.2~ | 0.6~ |
アヴァトレード | 0.9~ | 1.6~ | 2.5~ | 1.2~ | 2.0~ |
※スプレッドは原則固定のものでも、市場の急変時や指標発表時には拡大することがあります。変動スプレッドの業者は平常時の代表的な値を記載しています。
バイナリーオプション業者におすすめの国内FX業者4選!
バイナリーオプション業者で自動売買を行うにあたり、MT4の仕様やスプレッド、価格の乖離が少ないこと、そして取引に役立つツールが利用できるか、といった観点から総合的におすすめの国内FX業者を4社厳選しました。
1. オアンダ証券 (OANDA)

オアンダ証券は、MT4が使える業者として最も知名度が高い一社です。世界中のトレーダーの注文状況がわかる「オープンオーダー」は、相場の節目を予測する上で非常に強力なツールとなります。このツールはオアンダのMT4用オリジナルインジケーターとして無料で利用できます。
「約定拒否・再クオートなし」を公言しており、NDD方式ならではの高い約定力も魅力。スリッページが少なく、ストレスのない取引が可能です。分析ツールや教育コンテンツも充実しており、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
顧客の注文状況が分かるオープンオーダーが強力

オアンダの顧客の指値や逆指値の注文状況、保有ポジションの比率がわかるこのツールは、どこに買い(ロング)や売り(ショート)のポジションが溜まっているか、どの価格帯に損切り(ロスカット)注文が集中しているかを視覚的に把握できます。
これにより、価格が急騰・急落する可能性のある水準を予測しやすくなります。バイナリーオプションの順張り・逆張り戦略を立てる上で、非常に有効な情報となるでしょう。

2. ゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)

旧FXトレード・フィナンシャルとして知られるゴールデンウェイ・ジャパン(FXTF)は、MT4対応業者の中でも業界最狭水準のスプレッドを誇ります。取引コストを極限まで抑えたいトレーダーに最適な業者です。
2025年現在、FXTFのMT4ではEA(自動売買ソフト)を利用した取引が可能です。 以前、利用が制限された時期がありましたが、現在は再び利用できるようになっており、バイナリーオプションの自動売買システムとの連携も問題ありません。
MT4取扱業者では最狭のスプレッド

FXTFはスプレッドの狭さに徹底的にこだわっており、特に短期売買を繰り返すトレーダーにとっては、その恩恵は計り知れません。
バイナリーオプション取引は短期決戦が多いため、参照するチャートのスプレッドは狭い方が有利です。
3. 初心者にも人気!楽天証券 (Rakuten FX)

抜群の知名度と信頼性を誇る楽天証券もMT4を提供しています。FXだけでなく、株式や投資信託など幅広い金融商品を一つの口座で管理できるのが最大の強みです。
楽天ポイントプログラムとの連携も魅力で、FX取引でポイントを貯めたり、ポイントを使って投資信託を購入したりと、「楽天経済圏」をフル活用できます。
取引ツールは近年大幅に改善され、初心者でも直感的に使いやすくなりました。大手ネット証券ならではの安心感を求める方や、様々な投資を一つのプラットフォームで行いたい方におすすめです。
4. 高い透明性と約定力!デューカスコピー・ジャパン

デューカスコピー・ジャパンは、スイスのデューカスコピー銀行を親会社に持つ、信頼性抜群のFX業者です。国内では数少ない完全NDD/ECN方式を採用しており、極めて透明性の高い取引環境を提供しています。
取引手数料はかかりますが、スプレッドは非常に狭く、大口の注文でもスリッページが起きにくいのが特徴です。
また、価格データ提供業者としての側面も持つため、ヒストリカルデータの精度が非常に高いことでも知られています。EAのバックテストで信頼性の高い結果を求める開発者や、本格的な取引環境を求める上級者向けの業者と言えるでしょう。

MT4をバイナリーオプション業者で使うメリット・デメリット
MT4を使うメリット
世界中のインジケーターが使える: ネット上には数千種類以上のカスタムインジケーターが存在し、その多くが無料で利用可能です。
無料で利用可能: MT4対応業者の口座を開設すれば、高機能なチャート分析ソフトを完全に無料で使えます。
バックテスト機能: EAやサインツールの有効性を過去のデータで検証できるバックテスト機能が標準搭載されています。
FXなら自動売買が可能: EAを使えば、FX取引を24時間自動化できます。バイナリーオプション業者での自動売買も、専用の連携ツールを使えば可能になります。
汎用性が高い: 一度使い方を覚えれば、他のMT4採用業者に乗り換えても同じ環境で取引を続けられます。
動作が比較的軽い: 古いソフトですが、その分動作は軽快です。VPS(仮想専用サーバー)での稼働にも向いています。
MT4を使うデメリット
使用方法に癖がある: インジケーターの導入方法など、初心者には少し分かりにくい部分があります。
古いソフト故の限界: 大量のインジケーターを同時に表示させると動作が重くなることがあります。
自動売買はPCの常時稼働が必要: クラウド型ではないため、自動売買を行うにはPCを起動し続けるか、VPSの契約が必要です。
スマホ版の機能は限定的: スマートフォン版のMT4アプリでは、カスタムインジケーターを利用できません。
まとめ
国内で大々的に宣伝している業者や、アフィリエイト報酬を高く設定して紹介されている業者の宣伝コストは、結局トレーダーの取引コストから捻出されます。その点を考えると、自然と選ぶべき業者は絞られてきますね。
特にNDD業者は「手数料」を徴収するので初心者から敬遠されがちですが、手数料がないDD業者の「隠れたコスト(スプレッド拡大、スリッページなど)」は、長く取引するほど影響が大きくなります。
ボーナスなどの謳い文句に惑わされず、ご自身のトレードスタイルに合った信頼できる業者を選べるようになりたいですね!

