トレードの勉強

バイナリーオプションはボラティリティが無いと負けやすい【ATRのススメ】

ボラティリティ
yuki
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本日は相場がどのくらい動いているかの指標であるボラティリティのお話です
カオチャイ
カオチャイ
ボラティリティはハイローオーストラリアの画面だけを見ているとそこまで気にならないものなのですが、実は短いゲームの時はとても重要なんです
yuki
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合わせてボラティリティを測るテクニカル指標であるATRも詳しくご説明していきますね!

ハイローの勝率に直結するボラティリティとは?

ボラティリティとはpipsがどれだけ動いているか、つまり変動率のことです。

FXの世界ですとポンドが殺人通貨なんて言われて久しいですが、理由はポンドのボラティリティは非常に高く、一気に吹き上がるため損失が想定よりも膨らみやすくそう呼ばれるようになったわけです。

逆に似たような経済環境下にある国の通貨同士、例えば豪ドルとNZドルなどのような場合ですとボラティリティは低いので短期売買には向かず、あまりクローズアップされることはありませんね。

そしてこのボラティリティですが、チャートを見ているとローソクの足の長さというものは相対的に表示されるため、パッと見ただけではベテラントレーダーさんも読み間違うことが多々あります。

そこでぜひ使っていただきたいのがATRというテクニカル指標です。

 

ATRでボラティリティを可視化する

ボラティリティ

上の図はサブチャートにATR(Average True Range アベレージトゥルーレンジ)というボラティリティを測るオシレータを出しています。

ATRはTrue Range(TR)の平均値の事をいうので、TRの計算式を見てみますと・・

 

TRの計算式

・ 当日高値 - 当日安値
・ 当日高値 - 前日終値   この中で最大値を採用する
・ 前日終値 - 当日安値

そしてMT4のデフォルトの場合はその14日分のTRの平均値を取ったものがATRとなります。

 

画像を見ると、ATRが高い位置にあるところではローソク足の一つ一つが長く、トレンドがぐんぐん出ています。逆にATRが停滞しているところでは、短いローソク足が多くレンジ気味になります。

停滞していたATRがぐっと動き出す所を狙ってトレンドの転換を取るなんていう手法も巷には流れてますが、ATR自体は特にシグナルを発するものではありませんし、テストしてもらえればわかると思うのですが、そのような使い方で優位性はありません。

純粋に「ローソクがどれだけ活発に動いているかどうか」を測るものです。

 

ATRが低い時に負ける原因はハイローオーストラリアの「引き分け」にある

さて、今回の本題に入りたいと思います。

バックテストをしたことがある人でしたらご存知かと思いますが、深夜時間帯とか、日本市場が始まる9時前の勝率って低いですよね?あれはATRを見てもらえばすぐにわかるんですが、ボラティリティが低いからなんですよね。

そしてお使いのバイナリーオプションの業者によっても変わりますが、ハイローオーストラリアの場合、「引き分け」は「負け判定」とされます。

これを踏まえて下記のローソク足で極端な例でご説明しますと、まずボラティリティがない状態として、値動きが上に0.1pips、下に0.1pips、中央が0とします。

ボラティリティ

これはボラが上下に0.1pipsしかない状態で、バイナリーオプションでゲームの判定をする場合、3箇所しか勝敗を判定するポイントがないということです。

そしてこのボラティリティの時にエントリーすると、勝てるのは+0.1pipsのポイントのみです。引き分けである±0と、-0.1pipsと箇所はハイローでは負け判定となってしまいます。

つまり勝率は1/3=約33.4%しかありません。

 

次に、ボラティリティを上下にもう0.1pipsずつ増やしてみましょう。

ボラティリティ

そうしますと、勝敗の判定ポイントは全部で5箇所に増えました。

そしてその中で+0.1pipsと+0.2pipsの箇所で勝ち判定を得ることになります。

つまり勝率は2/5=40%まで勝率が上がりましたね!

そしてもう少しボラティリティをあげて上下に0.3pipsずつなら勝ちポイントは3/7で勝率42.8%、上下に0.4pipsずつなら4/9で勝率は44.4%まで上がることになります。

つまりボラティリティが低いと0.1pipsあたりの重要度が増してしまい、引き分けが負け判定となるゲームでは、勝率にかなり影響を与えてしまうということなんです。

同じ理由で、0.1pipsの重要度が高くなる時間軸、つまり1分足や5分足など短い取引では勝率にマイナスに働く度合いが大きくなります。

yuki
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なお、バイナリーオプション業者にはBi-Winningのような引き分けが払い戻しになる特殊な業者もありますので、短期売買の場合は利用するのもおすすめです

 

実際にATRを使ってバックテストを取ってみると・・

バックテスト

こちらはTesterという、矢印を交互に出すだけのテスト用インジケータを1分足で1ヶ月期間バックテストでだしたものです。勝率は48.68%とでていますね。

ここに、ATRのフィルター(ボラティリティが無い時はエントリーしない)を被せて、ボラティリティがない期間にエントリーしないようにしてバックテストをだしますと・・

 

バックテスト

勝率49.76%と少しだけ改善し、さきほど説明した通りの結果となりました。

他にも色々なサインツールでバックテストをしましたが、優位性のあるロジックほどATRフィルターの効果は高いようで、最大4%程度勝率が上がったツールもありました(もちろん期間にもよります)

そしてトレーダーさんにとって嬉しいお知らせなのですが、30通りほどATRフィルターを使ってバックテストを出してみたのですが、勝率が下がったテスト結果は一度もありません。

ATRフィルターをかけると全てのサインツールで勝率があがりました。

 

カオチャイ
カオチャイ
簡単に勝率計算を表示してくれるインジケーターはこちらですよ

 

バイナリーオプションはボラティリティが無いと負けやすい【ATRのススメ】 まとめ

yuki
yuki
ボラティリティの重要さがわかっていただけましたでしょうか?
カオチャイ
カオチャイ
ATRが高いと危険なんていう間違ったお話も飛び交っておりますが、基本的には資金管理をきちんとすれば稼げるのがボラティリティのある相場です!
yuki
yuki
ここ数年目立つトレーダーさんがでてこないのはこのボラティリティ不足が大きな要因の1つですからね!ATRが高い時は積極的に狙っていきましょう!
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YUKI
MT4をこよなく愛する開発者です。FX-EAラボの他に、サヤ取りを追求した株ラボ、MT4、MT5のツール制作に特化したシストレファクトリー、EAやインジケーターに認証やペイパル決済機能が付けられるMQLAuthシステムなどの開発にも関わっています。 YUKIプロフィール