MT4では標準機能では30秒足や10秒足などの秒足チャートを表示することはできません。

しかし、インジケーターやEAを使用すれば、MT4上で秒足チャートを作成することが可能です。本記事では30秒足・3分足・10秒足などの具体的な表示方法を画像付きで解説します。

バイナリーオプションの30秒取引・3分取引など

Bi-Winningの30秒取引

Bi-Winningなど、最近のバイナリーオプションブローカーは、エントリーしてから判定結果がでるまでの時間を30秒や3分など細かく設定できます。

短い時間の取引はエントリーチャンスが多くなるので、自動売買などでは意外と人気がある取引時間なんですね。

しかしBi-Winningの画面を見てトレードする分には問題ありませんが、これをMT4で分析してエントリーするとなると、MT4の初期設定では30秒足も3分足も表示ができないのです。

これは裁量トレードでも自動売買トレードでも同様の問題でして、この仕様のおかげでFX-EAラボにも一時期質問が殺到していました。

 

MT4の3分足を使うメリットとは?

MT4で3分足を使う最大のメリットは、1分足よりもノイズを抑えられる点です。
1分足は値動きに敏感な分、ダマシも増えやすい傾向があります。

3分足は1分足3本分をまとめたローソク足になるため、小さな上下動が整理され、方向感が見やすくなります。

主なメリットは次の通りです。

・1分足よりも無駄なシグナルが減る
・エントリー判断が安定しやすい
・5分足よりもタイミングが取りやすい

「1分足では忙しすぎる」「5分足では遅い」と感じる場合に、3分足はちょうど良い中間足として機能します。

カオチャイ
カオチャイ
というわけで、設定方法をご紹介していきますが、その前にペイアウト率のお話をしておきますね

 

30秒取引と3分取引の利益率

設定方法の前に、Bi-Winningにおける30秒取引と3分取引の利益率を確認しておきましょう。

利益率

30秒取引・・80%(1.80倍)  勝率55.6%以上でプラス

3分取引・・84%(1.84倍)  勝率54.3%以上でプラス

以前のように90%台の高いペイアウトではないため、利益率だけを見ると特別に有利な条件とは言えません。むしろ必要勝率は50%を大きく超えており、安定して利益を出すには一定以上の精度が求められます。

特に30秒取引は、わずかな値動きで結果が決まるため、ノイズや瞬間的なスプレッドの影響を受けやすい特徴があります。短時間だから簡単というわけではなく、むしろ判断の難易度は高めです。

3分取引は30秒よりも利益率がやや高く、必要勝率もわずかに低くなっています。そのため、短期取引の中では比較的バランスが取りやすい時間帯と言えるでしょう。

いずれにしても、MT4で30秒足や3分足を表示できたからといって、それだけで有利になるわけではありません。時間足ごとの特性を理解し、ボラティリティやノイズの影響を踏まえた上で活用することが重要です。

 

インジケータを使ってMT4に30秒足を表示する

yuki
yuki
それでは設定方法の解説です!まずはこちらのインジケータをダウンロードしてください
カオチャイ
カオチャイ
ダウンロードが完了して、zipフォルダを展開していただきますと中に【15SecChartMaker1.1】というファイルがはいっていますので、そちらをMT4の【Indicators】フォルダに入れて、MT4を再起動してください!これで準備は完了です

 

MT4に30秒チャートを表示させるまず、【ナビゲーター】の中にある【15SecChartMaker1.1】を、30秒足を表示させたい通貨ペアの1分足チャートにドラッグ&ドロップします。

yuki
yuki
表示したい通貨ペア1分足というのは絶対条件ですよ!
カオチャイ
カオチャイ
今回はGBPJPYの30秒足を表示したいので、GBPJPYの1分足チャートにドラッグ&ドロップします

 

DLLの設定 続いて設定画面が開きますので、【全般】タブの【DLLの使用を許可する】にチェックをいれます

 

30秒足の設定次に【パラメーターの入力】タブを開き、【IntervalSec】の部分を「30」と入力します。

カオチャイ
カオチャイ
この部分を15にすれば15秒足、10秒にすれば10秒足の設定となります
yuki
yuki
以上で下準備は完了です!

 

MT4に30秒足を表示させてみましょう

MT4設定

メニューから【ファイル】→【オフラインチャート】を選択します。

 

30秒足の設定すると現在MT4で表示できる通貨と時間足が表示されます。その中に先程設定した「GBPJPY_30S,M1」というデータが追加されているので、それを選んで右の【開く】をクリックします。

 

30秒足の表示 するとこのように30秒足が表示されます

yuki
yuki
この時ですが、チャートを開いた直後はまだローソク足が完成しておらず、上記のように表示されません
カオチャイ
カオチャイ
じわじわローソクが作成されるのでしばらくお待ち下さいね!

 

30秒足の表示1分足は消さないように

yuki
yuki
あとこちらの30秒足は、1分足のチャートをベースに作成されています
カオチャイ
カオチャイ
そのため、1分足のチャートを消してしまうと30秒足のチャートが停止してしまうので注意してくださいね!

 

MT4で3分足を表示させる方法

yuki
yuki
続いて3分足の表示の仕方です!
カオチャイ
カオチャイ
3分足のインジケータはまずこちらをダウンロードしてください
yuki
yuki
さきほどのインジケータは秒単位の足をわかりやすく作るものでしたが、こちらは1分~1時間単位でのローソク足を作ることができます!
カオチャイ
カオチャイ
ダウンロードして、zipフォルダを展開しますと中に2つファイルがありますが、【Period_Converter_Opt.ex4】というファイルを選んでいただいて、そちらをMT4の【Indicators】フォルダに入れて、MT4を再起動してください!これで準備は完了です

 

MT4で3分足の作成方法

まず、MT4の【ナビゲーター】の中にある【Period_Converter_Opt】を3分足を表示させたい通貨ペアの1分足チャートにドラッグ&ドロップします。

yuki
yuki
3分足は、1分足チャートをベースに作成されますので、表示したい通貨ペア1分足というのは絶対条件ですよ!
カオチャイ
カオチャイ
今回はEURUSDの3分足を表示したいので、EURUSDの1分足にドラッグ&ドロップします

 

MT4設定 設定画面が開きますので、【全般】タブ→【DLLの使用を許可する】にチェック

 

MT4設定続いて【パラメータの入力】タブで【PeriodMultiplier】を3と入力します。その後【OK】をクリックします。

yuki
yuki
ここで、10といれれば10分足を作ることができます
カオチャイ
カオチャイ
これで下準備ができました!

ちなみに今回は1分足をベースに3分足を作っていますが、1時間足をベースにして同じ要領で値を変えれば3時間足、5時間足などが作れますよ

 

3分足をMT4に表示させてみましょう

MT4設定MT4のメニューから【ファイル】→【オフラインチャート】をクリック

 

オフラインチャート中に【EURUSD_M3】というデータができているので、選んで右側の【開く】をクリック

 

MT4に3分足表示するとMT4に3分足のチャートが作成されました

yuki
yuki
こちらの3分足は1分足のチャートをベースに作成されているので、1分足チャートを閉じてしまうと3分足チャートが止まってしまいます。必ず1分足チャートは表示させたままにしてくださいね
カオチャイ
カオチャイ
あと、3分足チャートを初めて開いた時は、チャートがまだ出来上がっていないので、1時間ほど放置してください。そうすればデータが溜まってローソク足が表示されるようになりますよ

 

1分足を使って3分取引を行う方法もありますが・・

実は30秒足、3分足を表示する設定が面倒くさいという方は意外と多く、自動売買を動かす際に、MT4に1分足を表示させて取引で3分足取引を行う方も多くいらっしゃいます。

実際MT4の1分足でサインが出ればブローカー側を3分判定にしてもエントリーは行われますので一見問題はありません。

しかし使っているサインツールのロジックが3分足での表示前提で作られているものですと、それを1分足に無理やり当てはめては本来のツールの能力が発揮できるとは言えません。

やはり1分足は3分足に比べますとノイズが多いですので通常よりも無駄なエントリー回数が増えることが予想されます。

ですので3分足指定のサインツールを使う時はきちんとMT4に3分足の表示をしましょうね。

▶バイナリーオプション自動売買システムAMTの解説はこちら

 

3秒足や10秒足のチャートがつくれるEAもあります

こちらは3秒足チャートです

 

ここまで特殊な時間のチャート作成方法をご紹介してきましたが、手軽さではこれから紹介する方法が一番です。

実はMT4のEAには秒単位のチャートを作るものも存在します。代表的なものが、「MT7_nSecChartCreatorEA」で、このEAをMT4にいれると3秒足や10秒足のチャートが作成でき、最大で30秒足のチャートを自動で作成してくれます。

EAで秒単位のチャートを作る手順

使い方はまずMT4の「Experts」フォルダにチャートに「MT7_nSecChartCreatorEA」をいれてMT4を再起動しておきます。

その後、チャートを1分足で作り、そこに「MT7_nSecChartCreatorEA」を適用しますと下記のパラメータ欄が開きますので、作りたいチャート時間を選択します。

チャート時間選択画面

 

するとチャート左上に「Waiting for the next M1 candle to open..」とでます。

秒単位のチャート作成方法

 

ここで少し待つと、1分足が更新されたタイミングで自動で新しいチャートが作成されて、指定した時間のチャートが動き始めます。

10秒足チャート

最初はなにも表示されませんが、少しずつ作成されていきます。

yuki
yuki
注意事項として、このローソク足はティック単位で作成されておりますので、ティックが抜けた場合はローソクは更新されず、数秒誤差がでることもあります

 

30秒足や3分足をMT4のチャートに表示させる方法 まとめ

yuki
yuki
以上がMT4に特殊な時間足を表示させる方法でした!
カオチャイ
カオチャイ
今回は2つのインジケーターを紹介しましたが、実は3分足でしたら最初に30秒足を作る説明で紹介した15SecChartMaker1.1の設定値を【180】にすれば3分足は作ることができます
yuki
yuki
ですのでチャートの表記が180Sとなるのを気にしない方はそちらの方法でも問題ありませんよ!
カオチャイ
カオチャイ
ただ、30秒足や3分足は、あくまで他の価格データを使って擬似的に作っている時間足なので精度はどうしても落ちてしまうことを理解の上、ご利用くださいね

▶MT4に正確なヒストリカルデータをインポートする方法

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ABOUT ME
YUKI
執筆・検証担当:YUKI FX自動売買(EA)・バイナリーオプション自動売買ツールの 開発および検証を担当。 MQL(MT4 / MT5)やC#によるプログラミングを専門とし、 ロジック設計から実装・検証まで一貫して行っています。 ▶ 執筆者・検証方針はこちら