yuki
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本日はバイナリーオプションで頻繁に話題に上がる「マーチンゲール法」について解説します
カオチャイ
カオチャイ
資金があれば無敵とも言われますが、実際のところバイナリーでは本当に有効なんでしょうか?
yuki
yuki
結論から言うと、バイナリーにおけるマーチンは「ほぼ確実に破綻する戦略」です。理由を順番に見ていきましょう
この記事でわかること

・マーチンゲールはバイナリーでは危険
・バイナリーのペイアウト率では数学的に成立しない
・国内外問わず、連敗で資金が尽きる構造
・生き残る鍵はマーチンではなく資金管理

マーチンゲール法とは?一見「負けない」ように見える仕組み

マーチンゲール

マーチンゲール法とは、負けた際に次の賭け金を倍にすることで、
「一度でも勝てば、それまでの損失をすべて回収できる」という考え方に基づく手法です。

ルーレットやコイン投げのような理論上50%の勝負では、一見合理的に見えます。
しかし、バイナリーオプションではこの前提条件が完全に崩れています。

バイナリーでマーチンが破綻する主な理由

  1. ペイアウト率が2倍未満である
  2. 業者側の取引上限が存在する
  3. 連敗確率は必ず収束する
  4. 精神的負荷が異常に大きい
  5. リスクに対してリターンが極端に小さい

 

【数学的事実】ペイアウト1.9倍では「勝っても赤字」になる

バイナリーオプションの最大の問題は、ペイアウト率が約1.8〜1.9倍である点です。

以下は、ペイアウト率1.9倍・初回1,000円でマーチンを行った場合のシミュレーションです。

回数 賭け金 累計投資額 払戻金 最終損益
1回目 1,000円 1,000円 1,900円 +900円
2回目 2,000円 3,000円 3,800円 +800円
3回目 4,000円 7,000円 7,600円 +600円
4回目 8,000円 15,000円 15,200円 +200円
5回目 16,000円 31,000円 30,400円 -600円
カオチャイ
カオチャイ
えっ…勝ったのにマイナスなんですか?
yuki
yuki
そうです。バイナリーでは「倍がけマーチン」自体が数学的に成立していません

 

国内業者の規制がマーチンを完全に封じる

仮に資金が無限にあったとしても、国内バイナリー業者ではマーチンを継続できません。

  • 1取引あたりの購入上限(約20万円)
  • 同時保有チケット数の制限
  • 購入締切時間によるタイムラグ

これらはすべて、マーチン対策として意図的に設計されたルールです。

 

「勝率90%」の正体はマーチン込みの数字

自動売買ツールやサイン配信でよく見かける「勝率90%超え」という数字。
その多くは、マーチンを含めた結果です。

yuki
yuki
3回マーチンを入れれば、理論上は誰でも勝率は高く見えます
カオチャイ
カオチャイ
でも一度の大連敗ですべて吹き飛ぶんですよね…

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マーチンをやめる人が採用する「2%ルール」

生き残っているトレーダーの共通点は、2%ルールなどの資金管理を最優先していることです。

2%ルールとは
1回の取引リスクを、口座残高の2%以内に抑える資金管理法です。
(例:資金10万円 → 1回2,000円まで)

連敗数 2%ルール マーチン
5連敗 残高 約90,000円 残高 69,000円
8連敗 残高 約85,000円 破産

 

 

海外バイナリー業者ならマーチンは可能なのか?

結論から言うと、海外業者であっても本質的な問題は解決しません

海外業者で「できること」

  • 1回あたりの取引上限が高い
  • マーチン回数を多く設定できる
  • 購入制限が緩い場合がある

それでもマーチンが破綻する理由

  • ペイアウト率が2倍未満である点は同じ
  • 連敗確率は業者に関係なく必ず発生
  • 約定遅延・スプレッド調整のリスク
  • 出金トラブル・口座凍結リスク

特に海外業者では、高額マーチンを行った口座が調査対象になるケースも報告されています。

「海外なら大丈夫」という考え方自体が、マーチン特有の錯覚と言えます。

 

なぜマーチンは数学的に不利なのか(簡単な数式解説)

マーチンゲールが成立するためには、勝ったときの払戻が「2倍以上」である必要があります。

バイナリーオプションの一般的なペイアウト率は約1.9倍です。

マーチンが成立する条件は次の式で表せます。

必要ペイアウト率 > 2.0

しかし実際には、

実際のペイアウト率 ≒ 1.8〜1.9

この時点で、理論上すでにマイナス期待値となります。

つまりバイナリーにおけるマーチンは、
「勝つたびに少しずつ損を積み上げる構造」なのです。

よくある質問(FAQ)|マーチンゲールとバイナリーオプション

マーチンを使えば勝率は本当に上がるのですか?

表面的な勝率は上がりますが、リスクが指数関数的に増加します。
勝率の高さと安全性は全く別物です。

マーチンゲールは絶対に勝てない手法なのですか?

いいえ、「短期的に勝つこと」はあります。ただし、バイナリーオプションでは
長期的に資金が残る確率が極端に低いため、実用的な手法とは言えません。

自動売買ツールのマーチン設定は使っても大丈夫?

推奨されません。マーチン込みの成績は、一度の連敗で
過去の利益をすべて失う構造になっています。

でもマーチンを使うトレーダーは多いですよね?

そのようなことはありません。多くの継続トレーダーは固定ロット+資金管理で利益を積み上げています。

 

まとめ:マーチンは「勝ち方」ではなく「負け方」を遅らせるだけ

  • バイナリーのマーチンは数学的に不利
  • 業者ルールにより継続不能
  • 一度の連敗で全損リスク
  • 生き残る鍵は資金管理
yuki
yuki
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執筆・検証担当:YUKI FX自動売買(EA)・バイナリーオプション自動売買ツールの 開発および検証を担当。 MQL(MT4 / MT5)やC#によるプログラミングを専門とし、 ロジック設計から実装・検証まで一貫して行っています。 ▶ 執筆者・検証方針はこちら