
ハイローオーストラリアの口座凍結とは?
こちらは口座の凍結時にハイローオーストラリアから届くメールです
ハイローオーストラリアを利用していると、何百人に一人の割合で口座を停止されてしまうことがあります。
これを口座の凍結と呼んでいます。口座凍結に関するお問い合わせはFX-EAラボへもたくさん来ますので皆さん気になるところなんでしょうね。
うちのスタッフも私を含めて3回凍結はされておりますが、どのパターンもハイローオーストラリアからの予告や予兆は無く、いきなり上記のメールが届いて口座を確認したときにはすでに凍結状態になっています。
凍結理由はハイローに問い合わせても教えてもらうことはできませんのでブラックボックス化されている事もトレーダー達が恐れる原因の理由ですね。
ハイローオーストラリアの口座凍結は2種類!
ハイローオーストラリアの口座凍結には2種類ありまして、掛け金が5000円までに限定されてしまう限定凍結、そして完全に取引ができなくなってしまい口座を強制で追い出されてしまう完全凍結の2種類があります。
どちらの口座凍結も受けないに越したことはないのですが、それぞれ対処方法が少し変わるので詳しくご紹介しておきますね。
口座限定凍結(5000円制限)
まず口座の限定凍結についてです。冒頭でご紹介したメールはこの限定凍結ですが、文中にあるように一回の取引で賭けられる上限が5000円になってしまいます。
裁量トレーダーさんなら上限5000円と聞くと、「それなら5000円で連打すればいいじゃない」なんて発想もあるかもしれませんが、残念ながら限定凍結の場合はエントリーから判定時間まで一度に1つしかポジションを持てなくなります。
つまり連打はできないということです。
そして気になる入出金に関してですが、実は口座限定凍結の場合は問題なく入金も出金できます。
ですので、制限内でよければ今までとそこまで変わらない取引が可能とは言えます。実際はFX-EAラボのスタッフの一人は限定凍結の口座で自動売買取引を行っていますが、特に問題なく動いています。
しかしハイローオーストラリアにマークされているのは間違いないので、スキャルピング系のツールや、VPSの利用などはチェックが入る可能性が高いですね。
・賭け金の上限が5000円になる
・一度に複数エントリーができなくなる
・出金は可能
完全凍結(口座停止)
次に完全凍結ですが、内容としては一切のエントリーが不可能になります。
ハイローオーストラリアからいきなり完全凍結メールが届くという事例はFX-EAラボのスタッフも経験したことがないのですが、数年前にハイローのシステムの不備を突く自動売買システムがあり、それを利用していたグループの人がいきなり完全凍結をされたというお話はあります。
完全凍結にするからにはハイロー側もきっちりとした理由が必要だとは思いますので、一般のトレーダーさんは、上記の特殊なシステムを使うなどしない限りはなかなか凍結されないかとは思います。
ちなみに完全凍結の一番の問題ですが、ハイロー口座への入出金が停止されてしまいます。出金手続きをとっても取り消しされるので不安になるかと思います。
しかし実際には2週間程度で出金されたという報告が多く、例えば不正にあげた利益は修正して無かったことになったとしても、入金した分の出金までができない事例は聞いたことがありません。
FX-EAラボがハイローオーストラリアに絞って自動売買システムを提供しているのは、他のバイナリー業者だと資産の没収がありますがハイローは没収まではいかないということも理由の1つです。
海外のバイナリー業者ですといきなり口座資金を凍結され出金ができない事例がいくつもあります。
ペイアウト率が良いとか、キャッシュバックなどが大きいからという理由で海外業者をおすすめする方もいらっしゃいますが、基本的にはバイナリーオプションの場合はハイローオーストラリア一択です。
・一切のエントリー不可
・出金も停止(時間がたてば大抵は可能)
ハイローオーストラリア口座凍結理由を解説

ハイローオーストラリアが口座を凍結する理由はいくつかありまして後ほど紹介していきますが、根源的な理由として「稼ぎすぎると凍結される」ということがまずあげられます。
これはバイナリーオプション業界のビジネスモデルが関係しておりまして、実はハイローオーストラリアのシステムはカジノとほぼ同じものです。
つまり、お客さんが賭けて負けた分がハイローオーストラリアの儲け。お客さんが勝ったらハイローオーストラリアがお客さんに勝った分を支払わなければいけないのでハイローの損。
というシンプルな仕組みになっております。
ですので、ハイローオーストラリアから見るとトレードが上手な人に参加されると、ハイローオーストラリアは自社のお金を取られるだけでなんにも良いことがないんですよね。
そんなトレーダーに長く居座られたらなにもいいことはありません。ですので、ハイローはそういう稼ぐトレーダーの口座を問答無用で凍結してしまうんです。
ええっ!?そんな理由で凍結なんてしてもいいんですか?
口座凍結はハイローオーストラリアの利益のため

レイテンシー系自動売買トレードは口座の完全凍結対象
レイテンシー系と呼ばれる自動売買システムの使用は完全に口座の凍結対象です。
レイテンシー取引とは、バイナリー業者やFX業者はそれぞれレートの参照元の会社が異なりますが、レートの参照元が変わると価格が微妙に異なるだけでなく、レート配信が数秒遅れているということもあります。
これを利用してハイローオーストラリアの参照元であるFXCMよりもレートの配信が早い業者を使い、その業者が上がった瞬間にレートが遅いハイローオーストラリアでエントリーができるならそれは勝率100%の後だしエントリーです。
もちろんこの数秒でのエントリーは人の手で行うのは難しいので自動売買化が必要なのですが、ハイローオーストラリアを始め、あらゆるFX業者からレイテンシー系のトレードは嫌われていますので、もし行った場合はかなり悪質とみなされ、おそらく完全凍結対象かと思われます。
スキャルピング取引も口座凍結対象
短い時間にエントリーして売買を完了するスキャルピングも口座凍結対象とされています。
しかしハイローオーストラリア自らが「30秒Turbo取引」を用意しておいて何を言っているんだ?ともなりますが、実はスキャルピング禁止の条項は上記のレイテンシー取引対策です。決して一般のスキャルピングを禁止したいわけではありません。
レイテンシー系取引はハイロー側で感知するのが難しいです。2つの業者のレートの差を利用しますが、ハイローオーストラリア口座だけで見ると普通にエントリーをしているだけですからね。
そこで、レイテンシーが疑わしいと思われるトレーダーを素早く凍結させるための理由としてスキャルピングを禁止対象にしているのでしょう。
実際レイテンシー系のシステムは細かいエントリーを行うことが多いですからね。
しかしハイローオーストラリアから見ると、スキャルピング取引自体は取引回数が多くなるため、ハイローオーストラリアにとってはお金を早く使ってくれるカモ客とも言えますので、純粋にスキャルピングで凍結されることは無いと言って良いでしょう。
ハイローオーストラリアの口座を複数持つと凍結対象になる
ハイローオーストラリアは1人1口座しか作ることができません。基本的には家族名義でもダメということになっています(実際には抜け道があるようですが、基本的に同一の住所はアウト)
しかしここまでの流れでハイローオーストラリアが禁止事項とする要項は、必ずハイローオーストラリア側に損失がでるものという事は、皆さん大体わかってきているかと思います。
では複数口座の作成はいったいなにがハイローにとって迷惑なのかと言いますと、そもそも「勝てるトレーダーしか複数口座は必要ない」ということです。
負けるトレーダーは凍結の恐れはありません。しかし勝てるトレーダーは常に凍結のことを考えて行動しますので複数口座を常に用意したいのです。
ハイローオーストラリアにとって口座凍結されることを前提に動く迷惑なお客さん(勝てるお客さん)は必要ありません。
ですので、複数口座開設を禁止=勝てるトレーダーを排除しているのですね。
勘違いされやすい口座凍結対象ではない行為
ここまでハイローオーストラリアの口座凍結対象になりやすい行為をかいせつしてきましたが、ここでは口座凍結されないのに、凍結されると勘違いされていることが多い行為をご紹介していきます。
ハイローオーストラリアが損をするものは口座凍結され、ハイローオーストラリアが得をする可能性が高いものは凍結されないという目線で見てもらえれば分かりやすいかと思います。
マーチンゲールエントリーは口座凍結対象ではない

ハイローオーストラリアでは、負けたらすぐ2倍の賭金でエントリーするマーチンゲールでのエントリーを禁止しています。
しかしマーチンゲールはほとんどの自動売買ソフトに装備されており、さらに裁量でも人気の手法です。
「えっ?マーチンゲールって口座凍結されるの?」という方も多いかと思います。
ハイローオーストラリア側から見ると、顧客がマーチンで負けたら大きく儲かるのはハイローオーストラリアですし、お客さんが勝っても掛け金に対してトータルで支払う額は大したことがない、ハイローオーストラリア側にとってもリスクの少ない手法ですので本気で禁止するほどのものではありません。
それではなぜ口座凍結対象にしているのか?
マーチンゲールは負けたら賭け金を2倍にしてエントリーするだけなシンプルな手法ですのでハイローオーストラリア側が顧客の取引履歴をチェックしたらすぐに判明します。自動売買やVPSを使っているかの判定は難しいですがマーチンゲールなら一発です。
こんなお手軽に見つけられるマーチンゲールはハイローオーストラリアにとっては稼いでいるプレイヤーの口座凍結理由として都合の良い禁止事項なのです。

自動売買ソフトは口座凍結理由にはならない
「自動売買ソフトを利用すると口座が凍結される」という話は良く騒がれていますが、現実にはありえません。
バイナリーオプション界隈ですが、FX-EAラボのお客さんだけでもこれまでにデモトレードも含めて3000人以上いらっしゃいます。
もしハイローオーストラリアが本気で自動売買ソフトの利用を禁止すると、おそらく億単位の取引が消えることになり、ハイローオーストラリアの経営が傾くのは間違いありません。
ではなぜ自動売買ソフトを表立って禁止しているのでしょうか?
それはレイテンシー系のソフトなど、システムの不備を突くトレードをハイローオーストラリアは警戒しているからです。
実際に怪しいソフトを発見した時に、きちんと禁止要項として自動売買禁止を明記しておきませんと、お金が絡むことですから裁判ざたになったときなどに大変ですからね。
転売は口座凍結とは関係がない
転売とは、ハイローオーストラリア独自の取引方法で、エントリーした後に取引終了の1分前までに利益または損失を確定させる機能です。(そのため1分足以下の取引では転売は利用できません)
ハイローオーストラリアのチャートを見ながら利益が出ているうちに利確、または終了時刻まで持っていれば間違いなく損失が確定する、という状況で、転売で少し早めに利確(損切り)すると、利確の場合はペイアウト率が悪くなりますが確実に利益を残すことができ、損切りの場合は一部掛け金が残りますので全損を回避することができます。
さて、この転売機能ですが、なぜか口座凍結の対象になるといううわさが絶えません。
これは転売を連発するとハイローオーストラリアにとっては利益がないのでそういう噂が流れたのだと思いますが、そもそも転売はハイローオーストラリア独自の機能なので、サポートにも確認しましたが、転売理由での口座凍結はありません。
その他の口座凍結の原因

禁止行為とは、以下の事項を含みますが、これらに限定されるものではありません:
a) 第三者からの金融の助言、推奨、声明もしくは解説に主に基づいてポジションを取ったり閉じたりすること。その第三者が免許を有しているか、そのようなことをする許可を持っているか否かには関係しない;
b) インサイダー取引;
c) 口座なりすまし;
d) お客様に関する、もしくは第三者の現在位置に関する疑惑を隠し、または生み出し、または私たちを欺く企ておよび実例;
e) お客様に関する、もしくは第三者のデバイスの位置に関する疑惑を隠し、または生み出し、または私たちを欺く企ておよび実例;
f) お客様の納税住所に関する疑惑を隠し、または疑惑を生み出し、または私たちを欺く企ておよび実例;
g) 仮想専用サーバー(VPS)もしくは仮想マシン(VM)から取引すること;
h) 仮想プライベート・ネットワーク経由で取引をおこなうこと;
i) 口座保有者以外の誰かもしくは何かが口座で取引を行うこと。彼らが法人であるか否かを問わない;
j) TOR ブラウザもしくは類似のサービスを使う;
k) 私たちの IT インフラストラクチャーを攻撃しようとする、もしくは私たちのサーバーの動きを遅くしようとする;
l) 裁定取引、価格待ち時間またはシステム・オーバーロードを使った取引を企てる;
m) 単独の IP アドレスから複数の口座で取引すること;
n) 一つのデバイスから複数の口座で取引すること;
o) HLMI がリスクを効果的に管理する能力、または金融サービス義務を遵守する能力に悪影響を及ぼす可能性のある手段、戦略、計画、デバイスの使用;
p) スキャルピングのような異常な売買もしくは取引量の急激かつ重大な変化と HLMI が考える事態に関係する取引パターン;
q) HighLow オプション取引が違法である法域における取引。
顧客が意図するところを考慮する HLMI の権利を制限することなく、HLMI が適切と考える場合には、禁止行為が発生したことを確定するにあたり、意図の証明は必要ないものとします
仮想専用サーバー(VPS)もしくは仮想マシン(VM)から取引したら口座凍結
こちらはバイナリーの自動売買には必須とも言っていいVPSを禁止している要項です。
しかし実はハイローオーストラリアにはVPSからログインしているかを検知するシステムはありません。それどころかIPアドレスも検知している様子がありません。
実際ハイローオートをご利用のお客様の多くはVPSを利用していますが、それが原因で凍結された報告は現在のところ1件も届いておりません。
2020年6月26日追記
ハイローオーストラリアが一部のVPSのエントリーを拒否した話がでています。つまりIPアドレスを収集しているような動きが見られました。
VPS業者を変更することで解決はできておりますが、1つの口座で複数のIPブラウザからのエントリーは今後規制される可能性があるかもしれません。
インフラストラクチャーを攻撃しようとする、もしくはサーバーの動きを遅くしようとしたら口座を凍結
こちらは昔の話になりますが、証券会社、特に新興のサーバーの弱い証券会社を狙って大量のエントリーやデータを短時間に送りつけて、一時的にサーバーの遅延や停止を狙って利益を上げるグループがいました。
現在これが通用する会社はそうそうないと思いますが、どの会社もお約束ごとのように記載されている事項でございます。
もちろん完全凍結の対象であることは間違いないです。
スキャルピングのような異常な売買が発覚したら口座凍結
スキャルピングがハイローオーストラリアでの口座凍結の直接の原因にならないことは先程お話しました。
しかしFXの世界ではスキャルピングで口座凍結されてしまったという話は多く、それとバイナリーを一緒にして考え、ハイローでもスキャルピングは絶対禁止と紹介されていたりもしますので誤解を解くためにもう少し詳しくお話しますが、FX業者のスキャルピング禁止とハイローオーストラリアのスキャルピング禁止は、根本的な理由が異なります。
実はMT4を提供しているFX業者ですが、契約内容によっても変わりますがティックごとに発注上限数が決まっていますのでスキャルピングがダメなのです。
ティックというのは簡単に説明しますと1分足より細かいローソク足のようなものです。1秒足とか5秒足とかこの辺りを指します。
この注文上限が決まっていますので、スキャルピングで細かくエントリーされてしまうとすぐに上限を超えて約定拒否を連発して、システムの評判が悪くなってしまいますのでスキャルピングを禁止しているのです。
もちろんアービトラージなどの裁定取引などを封じ込めるためでもありますが、ハイローオーストラリアとはちょっと違う部分での禁止事項なので解説しておきました。
HLMI が適切と考える場合には、禁止行為が発生したことを確定するにあたり、意図の証明は必要ないものとします
これは法律を少しかじったことがある方が見たら驚愕の要項ですね。
ハイローオーストラリアは日本の金融庁の正式な許可をとっていない業者なわけですから、オプション取引が違法である法域における取引。という部分に解釈次第では日本からエントリーしているトレーダー全員が引っかかります。
そして「意図の証明は必要ないものとします」の意味していることは、「日本のトレーダーはハイローオーストラリアが口座に何をしても文句を言っちゃ駄目よ」っていうことなのです。
冷静に考えると恐ろしい要項ですが・・・
口座からの出金拒否に関係する行為

口座凍結とは若干種類が違いますが、ハイローオーストラリアでは出金拒否というものがあります。
多くの場合は口座の出金依頼を出すと2~3日後に拒否のメールが届くというものです。
しかし大抵の場合は2週間程度で出金されるという場合がほとんどですが、出金拒否される原因になりうる行為をご紹介しておきますね。
ハイローオーストラリアの登録情報と口座の名義が異なる
ハイローオーストラリアでは登録情報以外の口座への出金はすべて拒否されます。
この事を知っていればよいのですが、知らない人がこれに遭遇するとパニックになってしまいますね。
この施策は、第三者によって口座のお金が不正に引き落とされないようにと顧客のお金を守るためのものでもあります。しかしハイロー以外の業者ではこの行為で口座が一時凍結されてしまったという事例もありますので気をつけましょう。
クレジットカードで入金した金額よりも利用金額が低い場合
ハイローオーストラリアではクレジットカードで入金した場合は、なにも取引せずに出金すると拒否されることがあります。
これはなんのための仕組みかと言いますと、クレジットカードの現金化を防止するためです。クレジットカードの現金化はカード会社の規約で禁止されていますが、違法のカード現金化業者は返済しない(逃げる)前提でカードのショッピング枠を現金に変える手法を使うことがあります。
それらを防止するためにハイローオーストラリアではクレジットカード入金した場合は同額の取引が行われるまで出金拒否される場合があります。
ハイローオーストラリアですが、日本で最も流通している「楽天カード」での入金はできません。これはハイローオーストラリアの問題ではなく、楽天カードが海外のFXやバイナリーオプション業者への送金を制限しているからです。
口座に入金された特典ボーナスは引き出せない
ハイローオーストラリアには口座開設で5000円のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
しかしこのボーナスは残念ながらそのままでは引き出すことはできません。出金しようとしてもこの5000円分は除外されてしまいます。
それではどうすればよいかと言いますと、ボーナス5000円は取引で使って利益を出すことです。ボーナス5000円でだした利益分に関しては出金自由です。
まあボーナスの引き出しが自由にできてしまったら口座開設詐欺が横行してしまいますからね。
1万円以上の出金でなければいけない
こちらはハイローオーストラリアの規約にも書かれているのですが、9999円以下の出金は拒否されてしまいます。
出金手数料はハイロー側の負担ですが、細かく出金されたらハイローも困ってしまいますからね。
ですので9999円以下の金額を出金したい場合は追加で入金をして1万円以上にしてから全額引き出すか、口座解約時をすれば9999円以下でも出金が可能です。
ハイローオーストラリア口座凍結の対策方法

ここからはハイローオーストラリアの口座凍結対策のお話です。
基本的には「派手に稼ぎすぎない」ということが一番の口座凍結対策ですね。
次に自動売買は直接の凍結原因ではないものの、かなりの人数が利用していますし、今後ハイローオーストラリアの方針も変わるかもしれませんので、できる事ならば対策をたてておきたい所です。
ですので、まず稼ぐことによって口座凍結になる過程のご説明と、口座凍結の対策方法をお話したいと思います。
口座凍結の目安は元本によって変わる
「稼ぎすぎ」に関してですが、「いくら稼いだ」のかというよりも、元本に対して何%稼いだのかをハイローオーストラリアはチェックしている傾向があります。
当HPの自動売買システムハイローオートの開発者であるえみっぽぬさんは、2017年頃に元手300万円でハイローオーストラリアで自動売買をおこない、6ヶ月ほどの間に500万円ほど利益をあげた時に、口座凍結メールをもらい限定凍結されました。(最近だともっと早くに凍結される傾向があります)
また、2020年にはいってからは、FX-EAラボスタッフのカオチャイさんは40万円をいれた口座を2ヶ月で110万円になったところで元本の40万円の出金依頼をかけました。
すると下記のメッセージが届きました。

自動売買で万が一の凍結に備える
さて、ハイローオーストラリアの口座凍結対策として稼ぎすぎてはいけないのはわかりましたが、ここでのお話は口座凍結の噂が絶えない自動売買についてです。
ハイローオーストラリアでの自動売買取引が口座凍結の直接の原因にはならないとはすでに申し上げましたが、ハイローオーストラリアの方針はいつ変わるかはわかりません。
24時間高速スキャルピングのようにあからさまに自動売買とわかる動きですと機械でも感知できてしまうので、もしかしたら口座凍結が早まるという可能性は完全には排除できません。
また、エントリーの少ない自動売買でも人間の目で見たらすぐに自動売買と分かるものもあります。
それに備えて先に対策を理解していくのは良いことですので、少しご説明しますね。
自動売買はこのように判断される
個人口座の履歴をハイローオーストラリアの社員さんがピンポイントでチェックしますと「自動売買」的な挙動などはすぐにわかります。
それでは、「自動売買」的な挙動とは例えばどういうものかと言いますと・・・
- エントリーの時にボタンの連打をおこなっている
- エントリー時間がローソク足確定から1~2秒以内と毎回安定している
- 24時間ぶっ続けでトレードをおこなっている
など、人間の挙動らしからぬ動きがあげられます。
まず①のボタン連打ですが、ハイローオーストラリアはエントリーで連打をしても必ず1秒以上のタイムラグが発生します。エントリーが集中してサーバーの負荷が上がるのを防ぐ対策なんですね。
しかしエントリーボタンを連打した履歴に関しては、ハイロー側にしっかり届いているものと思われます。こういうものがあると、もしお客さんがじわじわ勝っているならば自動売買の可能性ありとして凍結理由に仕立て上げられてしまいます。
そして②の毎回エントリー時間が完璧に一致しているについてですが、これは普通に考えて人間には不可能ですよね。しかし自動売買ならば可能というか、通信速度やPCの性能などの関係で多少の誤差はでますが、ズレ幅は人間よりも遥かに小さいので目視で見るとわかってしまいます。
③はおわかりですよね?1分や3分の取引って非常に疲れます。それを休み無しで24時間おこなったら間違いなく自動売買認定されます。
ハイローオートの口座凍結予防機能を使う
ハイローオート取引画面の凍結予防ボタン
ただし副作用もございまして、このボタンをONにしますとエントリーに関して最大で0.5秒ほどの誤差がでるようになります。
また、エントリーに影響がない時間(サインがでていない時間)に取引画面内のゲーム内容や、通貨が一瞬切り替わったりする所作がおこることがあります。
そしてやはり、稼ぎすぎたりすることでおこる凍結に関しては防ぐことができません。また、万が一口座凍結されてしまっても、ハイローオート公式では責任をとれません。その点ご理解いただけますようお願いします。
マイナス口座は凍結されない
稼ぎすぎることに厳しいハイローオーストラリアですが、逆にマイナス口座(損失が利益を上回っている口座)にはとても寛大です。自動売買にスキャルピングにマーチンなど、なにをやってもまず凍結されません。
以前これに目をつけた勝ち組グループが、とあるバイナリーオプション攻略のLINEグループで収支がマイナスの方々からマイナス口座をせっせと買い取っておりました。
これは完全に規約違反なので真似をしてはいけません。
口座がプラスになった時に発生した税金分などもきちんと支払っていたそうで、特にトラブルらしいことはなかったみたいですが、まあそういう方法で口座凍結を回避していた方もいらっしゃるというお話です。
他人の口座を買い取ってまでしてプラスになる自信があったのは羨ましいですがね。
口座凍結された場合にハイローへの問い合わせ方法
稼ぎすぎたり、他人名義の口座を使ったりといったことでの凍結された場合は、問い合わせをしてもほぼ取り合ってもらえ無いと思いますが、本当に身に覚えのない場合には問い合わせてきっちりとこちらの言い分を伝えたい方も多いかと思います。
また、入金したのに反映されていない、出金手続きしたのになかなか口座に振り込まれていないなどのトラブルもまれにありますので、そういった場合のためにハイローオーストラリアへの問い合わせ方法をご紹介しておきますね。
ハイローオーストラリアへの問い合わせは2種類

ヘルプとサポート画面を開いたらまず下へスクロールします。すると「メールでのお問い合わせ」と「電話にて問い合わせ」の2つの項目を選ぶことができます。
①メールにてお問い合わせ

ここで口座凍結に関してのクレームを出す場合は下記を選択してください。
・機能改善について
・ご自身で解決できないこと←
・口座について←
・入金/出金について
・お取引について
・技術的な問題について
・キャッシュバックについて
・アフィリエイトについて
・その他
・取引口座にログインできない
・新規口座開設
・ご登録情報を変更する
・口座解約
・その他←
ここは任意での入力となりますが、口座凍結についてのクレームはこちらの取引環境を詳細に書いたほうが良いでしょう。
②電話にて問い合わせ
次に電話での問い合わせ方法です。
ヘルプとサポート画面の下部より、「電話にて問い合わせ」を選びますとまず下記の画像が表示されます。

ここでサポートチケットによるお問い合わせを選ぶと、メールでの問い合わせに戻されてしまいますので、下の「お電話での問い合わせを希望される場合」を選びます。

すると電話番号0120-542-381が表示されます。フリーダイヤルは良心的ですね。
口座凍結後の再登録はできる?できない?
ハイローオーストラリアの口座凍結後の再登録は残念ながら不可能です。
どうしても再登録がしたい場合は、メールアドレス、名義、IPアドレスを変更しなければいけません。
家族の名前で別の口座が作れるということはありますが、(基本的に)ハイローオーストラリアは同一世帯で同一住所の口座開設は出来ませんので、この場合は別の住所を用意する必要がありますね。
ただし、口座凍結ではなく自主退会の場合は、サポートに連絡すれば退会から1年以上契約していれば再登録が可能です。その際には以前に使用していたメールアドレスと写真付きの身分証明証があればOKです。
ハイローオーストラリアの口座凍結【いくら稼いだらアウト?】 まとめ
