インジケーターのお悩み

MT4のリペイントとは?矢印インジケーターの見分け方

yuki
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今回は、MT4インジケーターによくある、矢印を書き換えてしまう「リペイント」についてのお話です
カオチャイ
カオチャイ
特にバイナリーオプションの矢印をだすインジケーター(サインツール)によく見られ、リペイントするツールの勝率は当然良い方へ書き換わりますので、ここでしっかり見分け方を勉強していってくださいね!

MT4のインジケーターに見かけるリペイントとは?

こちらはMT4のバックテストで矢印を書き換えるリペイントの様子

上記の動画はMT4のチャートでリペイントするインジケーターを稼働させたものです。一度出現した矢印をなかった事にしてどんどん書き換わっているのがおわかりかと思います。

動画は早送りなので矢印が動いているように見えますが、実際には矢印を表示させて負けたらそれを削除して次のローソク足に表示ということを行っています。

リペイントするインジケーターは当然勝率が良くなりますが、実際に自動売買で稼働させると、エントリーしたあとに矢印が変わってますので見た目の勝率は当てにならず、殆どの場合ひたすら負けを量産する悪質なものです。

 

ZigZagインジケーターなどはリペイントが前提

ZigZagのリペイント

リペイントですが、MT4標準のインジケーターの中には、リペイントを容認して採用されているものがあります。代表的なものは、ZigZagですね。

これは高値と安値にラインを引いていくものですので、最新のローソクが高値を更新していけば、その度にリペイントして高値を基準にラインが書き直されます。

これは、リペイントしなければとても細かい波になったり、ラインがいびつになりZigZag本来の目的であるトレンドを見やすくする目的が達成できないので、リペイントを容認しているという事情があります。

そのため、ZigZagを使って矢印をだすツールを使うときなどは、リペイントすることを前提として使わなければいけません。

 

なぜインジケーターはリペイントする?

ZigZagのようなインジケーターがあるのは理解できましたね。

しかし、リペイントしてはいけないはずの、エントリーの矢印がなぜリペイントするのか?

この理由は大きく分けると下記の2種類に分類することができます。

1、勝率を高く見せて、インジケーターを販売しやすくするため

2、開発者の技術不足

1に関しては悪徳業者以外のなにものでもありません。

リペイントするインジケーターの勝率は、ぱっと見とても良くなります。開発者が意図的にリペイントするように作り、お客を騙して販売しているものです。

 

2については、開発者自信がリペイントに気づいていない場合があります。

MT4のインジケーターを制作する時に使われるMQL言語には「ローソク足が確定したらシグナルを出す」という機能は存在しませんので、ローソク確定時にどのように矢印を出すかはソースコードの書き方次第で決まります。

その書き方のルールが定まっていないために、意図せずリペイントインジが出来上がる場合があります。

カオチャイ
カオチャイ
開発者の技術不足が理由リペイントでしたら、見つけた時に開発者に教えてあげると修正してもらえる場合が多いです

 

自動売買とリペイントインジケーターの相性は最悪

リペイントするインジケーターを自動売買で利用すると、「MT4の矢印はでていないのに、自動売買がエントリーした!」とか「MT4のチャートでは矢印がでているのに、自動売買でエントリーしていない!」なんていうことが起こります。

これは冷静になって考えると当然ですね。

自動売買は矢印がでれば100%エントリーしますが、リペイントするツールは後からMT4の矢印を消したり書いたりするわけですから、利用者がMT4のチャートとハイローオーストラリアの履歴を見比べたら、エントリーした場所(履歴)とMT4の矢印の位置が一致しないという事が起こります。

FX-EAラボではハイローオートという自動売買システムを販売しておりますが、エントリーに関するご相談の実に半分以上がこのリペイントインジケーターを使っている事が原因となっております。

yuki
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お客さんからすると自分の信じた矢印インジケーター(サインツール)がまさかリペイントするとは思いませんから、まず自動売買システムを疑うのもわかるのですが、システムは矢印が無いところでエントリーするということは絶対にありません

→リペイントチェック代行はこちら

 

リペイントしないインジケーターに注意

見出しの「リペイントしないインジケーターに注意?」は、ちょっと意味がわかりませんよね。

ここでのお話は、リペイントしないインジケーター事態には問題はありません。

問題は「リペイントしないインジケーター」というキーワードです。

このキーワードですが、グーグルにこれを入力してインジケーター探しを始めると、最初から非常に小さな範囲内でインジケーターを探すことになります。そしてあまり質のよくないツールに当たる可能性が高いです。

実は2017年あたりから「NRP(ノンリペイント)」という言葉が海外で流行り始めたのですが、このキーワードをつけると売上が上がるというのは海外の商材屋ではよく言われていました。

その流れで日本でも「リペイントしない」ことを前面にだす販売者が増えてきましたが、そもそも本気で勝ちに行くツールを提供している開発者は、リペイントしないことは大前提でインジケーターを作っており、NRPをウリすることはありません。

ですので、初っ端から「リペイントしないインジケーター」なんてキーワードで検索をかけると、まともな開発者をフィルターにかけてしまうことになります。

ツールを探す時は「MT4 インジケーター ダウンロード」や「MT4 サインツール」のような王道の単語で探して、この記事で紹介する方法でリペイントを見破って良いツールを見つけてください。

 

インジケーターのリペイントの種類

リペイントするインジケーターは、矢印の出し方に色々な種類が存在しますが、大きく分けると下記の2つに分かれます。

もともとサインがあったのに後から削除されるもの。

これは履歴と照らし合わせた時に「サインがないのにエントリーされた!」と言われるタイプのものです。

もともと矢印がなかったのに、後からサインが出るもの。

これは履歴と照らし合わせた時に「チャートにサインがあるのにエントリーされていない!」と言われるタイプのものです。

カオチャイ
カオチャイ
どちらのリペイントも自動売買システムを疑いたくなってしまいますが、原因はリペイントするシグナルインジケーターにあるんです

 

確定したローソクの1つ前の足に矢印をだすインジケーターも存在する

リペイント上記はとあるリペイントするインジケーターを1分足チャートで表示させたものです。(画像はクリックで拡大できます)

チャートの一番新しい足は、右下の時計を見ますと13:34分のものということがわかります。アラートも13:34分台で出現しております。

しかしエントリーサインをみるとなぜか13:34分の最新の足ではなく、一つ前(13:33分)の足に赤いエントリーサインが点いています。

このように最新の足の動きを見て一本前にアラート(矢印)出す造りのインジケーターは、過去足だけを見たら成績を良く見せることができます。

例えば最新の足が、大陽線になりそうな時に一本前の足にHIGHサインをだせば大体勝てますからね。

これは一晩録画などをして、後から履歴と照らし合わせて目視してみないとわかりにくいですが、リペイントの一種です。 →リペイントチェック代行はこちら

カオチャイ
カオチャイ
このタイプのツールを自動売買すると負けを量産してしまいますのでハイローオートでは対応しておりません
yuki
yuki
それでも動かしたいと専用ツールの依頼も来ますが、間違いなく負けますのでお断りさせていただいております

 

リペイントしないMT4矢印インジケーター(サインツール)の見つけ方

リペイントしないバイナリーオプションの矢印インジケーターを見つけるためには、インジケーターをデモトレードなどで稼働させてチャートを録画して目視するのが一番確実ですが、ちょっと時間と手間がかかります。

また、MT4のテスター機能を使い、ビジュアルモードなどで炙り出す方法もありますが、こちらもリペイントを見破るにはテスターを流した後で、新たにチャートを作成してインジケーターを適用し、一つずつ矢印を見比べていく作業が必要です。

そこでもっと手軽にリペイントを見つけたいという方に一度試していただきたいものが、ハイローオートに標準で装備されている「シグナルオートが検知したサインを表示する」機能です。

リペイントした矢印を強制で表示したままにする

シグナルを強制表示

ハイローオートで自動売買を行うときには、データウィンドウに値を表示するバッファ型インジケーターの場合、「SignalAUTO」という矢印を読み込むインジケーターを利用します。(ObjectAUTOではこの機能はありません)

そのSignalAUTOのパラメータの中には赤枠の「シグナルオートが検知したサインを表示する」というパラメータがありますが、これを利用しますとリペイントで一度発生したサインは消えずにMT4のチャート上に残したままにすることができます

 

yuki
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ちなみにデータを出力しないオブジェクト型インジケーターの場合はこの方法は使えませんのでご注意下さい

リペイントの矢印を強制表示してみると・・

リペイントシグナルを非表示 こちらがMT4チャートのデフォルト状態でリペイントするインジケーターを表示したものです。

ここだけを見るとエントリーポイントが絶妙なインジケーターに見えますが・・・

 

リペイントシグナルを表示ハイローオートの特殊機能を使い、一度でも矢印をだしたものをすべて強制表示させてみますと、このようにリペイントしていた事がすべてわかってしまいます。前の写真の矢印は、勝ったところの矢印を残しただけのものだったのです。

yuki
yuki
この機能を使うと、リペイントは数撃てば当たる方式でひたすらエントリーをして、勝てたポイントだけ残すということがよくわかりますね!
カオチャイ
カオチャイ
市販の有料インジケーターにはこういうツールが潜んでいるので気をつけましょうね

リペイントの比較シストレファクトリーではリペイント検査もおこなっております

 

不完全なインジケーターも簡単に判別が可能

自動売買を行う際に、なぜか売りと買いが逆になってエントリーしたりする事があります。

この場合まずまっ先に疑われるのが自動売買システムなのですが、原因特定には先程の「シグナルオートが検知したサインを表示する」で見つけることができます。

そもそもハイローオートをはじめ、ある程度実績のある自動売買システムではその構造上、「出現したシグナルと逆にエントリーする」なんていうエラーは起こりえません。

殆どの場合、ツールの作り方が悪く、開発者がエラーに気づかない状態で販売、配布していることが原因で、意図せぬ方向に矢印が出現していたことがほとんどです。

 

リペイントツール経験の浅い開発者が作るインジケーターにはこのようにエントリーシグナルが頻出しているものがあります(ハイローオートを通さずに見るとわかりません)

 

リペイントツールこちらはハイローオートを通してみると1つのローソクに、ハイとロー両方に矢印がでています。しかし実際にMT4だけでみるとハイの矢印しかでていないインジケーターでした。

 

このようにリペイントだけでなく、矢印の方向がおかしい事は、経験の浅い開発者が作ったインジケーターにはありえることですので、実際にトレードする前にハイローオートで矢印を表示させながらデモトレードを行い、余裕があれば録画してチェックすることをオススメします。

 

簡単なリペイントならツールを使わなくても判別可能

リペイントの比較

ハイローオートの強制表示機能を使わずに昔ながらの見分け方もご紹介しておきます。

まず同じチャートを時間差で2つ作る方法のご紹介です。

まず1分足で一つチャートをつくり、そこにリペイントが怪しまれるインジケーターをセットします。そして新しい矢印が5~6個でるまで待ちます。

その後にまったく同じ条件のチャートを新しく作って見比べますと、チャート適用時にリペイントの矢印が適用される古典的なリペイントツールでしたら、矢印の位置を比較すると異なって表示されますので判別が可能です。

カオチャイ
カオチャイ
ただし巧妙なリペイントツールは、これでは見破れないということは覚えておいてくださいね。あくまで古典的なリペイントツールに通用する方法です

 

勝率の高すぎるインジケーターもリペイントを疑う

これはリペイントを見つける以前に心に留めておくことです。

バイナリーオプションのインジケーターの場合、マーチンゲールを使わないという前提で、勝率が65%以上になることはほとんどありません。

70%以上ともなると、1週間などの短期間でならありえますが、月で70%を出すというのは見かけたことがありません。

しかし一般的に売られているツールでリペイントなし勝率80%!90%!なんていうウリ文句はとても良く見かけます。

なので、一つの基準として、「マーチンを使わない勝率が70%以上」のツールはまずリペイントを疑ってかかってください。

 

リペイントするインジケーターの弊害

リペイントツールは通常取引で勝率を良く見せる以外にも、バックテストを行った時にリペイントした後の結果を出すものも多く存在します

つまりリペイントシグナルツールは、まともなバックテスト結果を期待できません。

ひと晩かけて10年分のバックテストをやってもそれはすべて無駄な時間となります。

また、意図的にバックテストができないように細工してあるリペイントインジケーターも多いです。「バックテストはできないから良くわからないけど、MT4のチャートの矢印を見ると矢印は勝っていそうだから動かしてみよう」という初心者さんはたくさんいらっしゃいますからね。

しかもたちが悪いのは、リペイントするかどうかは実際にインジケーターを見てみないとわからないので、有料インジの場合は購入する前にはリペイントしているかどうかがわかりません。

ですので、きちんとしたインジケーターかどうかは中立の立場の方の発言や、ブログでの自作自演を見極める力が必要ですね。

カオチャイ
カオチャイ
ひたすら勝率の良さをアピールしているものは怪しいですね

 

裁量トレードならリペイントはあり?

なお、スキャルピングなどの超短期で裁量トレードの場合ですと、リペイントするもののほうが矢印がすぐに出るのでエントリーチャンスを逃さないというよくわからない主張を唱えている方もいらっしゃいます。

リペイントしなくともすぐに矢印は出すことが可能ですし、あとから矢印を書き換えたらエントリーチャンスは逃さないのでしょうか?よく意味がわかりません。

自動売買システムでトレードを行う前提としてみますと、矢印を削除するリペイントは完全に悪です。極悪です。

万人が使えるバイナリーオプション自動売買システムを提供しているFX-EAラボからしますとリペイントは利用者に利益がまったくない害悪でしかないので、利用者の方々は注意してくださいね。

 

MT4のリペイントとは?矢印インジケーターの見分け方 まとめ

yuki
yuki
リペイント確認で動画を取りたいという方には便利なソフトとしてScreenpresspoは使いやすくておすすめですよ
カオチャイ
カオチャイ
録画だけでなくスクリーンショットも簡単にとれる便利ツールでございます
yuki
yuki
怪しいエントリーがあった場合は必ずデモトレードで試してみてくださいね!
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YUKI
MT4をこよなく愛する開発者です。FX-EAラボの他に、サヤ取りを追求した株ラボ、MT4、MT5のツール制作に特化したシストレファクトリー、EAやインジケーターに認証やペイパル決済機能が付けられるMQLAuthシステムなどの開発にも関わっています。 YUKIプロフィール