初期費用 | 月額費用 | お試し期間 |
無料(キャンペーン中) | 1981円~(税抜) | 10日間 |
Windows OSのVPSでMT4の自動売買を動かしてみました
こちらはVPSを見たことが無い方向けの説明動画です
FXなどの自動売買にとても便利なVPSですが、選ぶ時に一つ注意事項があります。
基本的にVPS業者さんのサイトを除きますと、「月額600円!初期費用無料!」なんていう謳い文句をちらほら見かけます。
しかし実際に安いVPSを借りてみて立ち上げますと、目にするのが文字だらけの訳のわからない画面や真っ黒なコンソール画面など、普段Windows OSに見慣れた人が拒否反応を起こしてしまうような画面が立ち上がります。
これは、格安のVPSには最初からWindows OSがインストールされていないことが原因です。
残念ながらFXやバイナリーオプションで自動売買を行う場合はMT4が必須なのですが、肝心のMT4はWindows OS 専用のソフトですので、つまり格安VPSでは動かないということになります。
ABLENETのVPSにWindows OS をインストールはできる?
格安なVPSでMT4は動かないと言ったものの、実際にはWindow sereverがインストールされていないだけで、それならば自力でWindows OSをインストールするという方法も実は可能です。
そうすれば月額は安いのに、WindowsOSでMT4が動かせるという環境を作ることも可能です。
しかし手順としてざっくりご説明しますと・・・
などなど、普段EAなどで自動売買を動かしているだけでは身につかない領域に手を突っ込むことになりますので非常にオススメしません。
また、自力で入れたVPSで自動売買を行うと原因特定不能なエラーがでたりもしますので、基本的に詳しい人以外は手を出さないことをおすすめします。
無料でお試しができるABLENETの特徴
ABLENETですが、一般の方からすると目立たず玄人向けのイメージがあるVPS業者さんですが、運営は1998年からスタートという、VPS界隈では老舗中の老舗です。経営が安定しているというのはバイナリーの自動売買を運用するにあたって重要な項目の一つでございます。
またABLENETの評判として経営だけでなくVPSも安定しているという印象でして、お名前.comさんのようにキャンペーンなどで一気にお客さんを集めたりすることが少なく、使う人が急激に増えたりしないのでスピードなどが安定している要因なのかなとも思います。
実際FX-EAラボでも使っていましたが、同じ4GBプランでも他社さんに比べますと、遅くなる時間帯にあまり速度が落ちません。
また他社に比べて特化している部分として、さくらVPSやお名前.comなどは100Mbpsの共有回線を提供していますが、ABLENETはその倍となる200Mbps共有回線を提供。
それプラス空いているおかげで、速度の速さの違いを体感できるのでございます。
お試し期間は10日間
また、現在FX-EAラボでご紹介しているVPSはお名前.com、ConoHa、さくらVPSとABLENETですが、お試し稼働ができるのはさくらVPSとABLENETだけとなっています。
この後記載させていただきますが、MT4で◯通貨動かすのにどのプランが適しているかは、お使いのサインツールの重さによってだいぶ変わりますので、このお試し期間中にお客様に試してもらうのが一番よろしいかと思います。
ABLENET VPSのおすすめプラン
現在ABLENETではキャンペーンを行っていて、初期費用無しでCPU2コアのwin1プランが月々1250円、CPUが3コアのwin2プランが月々1650円になっております。メモリも他社の同プランに比べて0.5GB上乗せして余裕がありますね。
CPU4コア以上はキャンペーン外というのはセールを乱発しないABLENETらしいです。
ただし注意しなければいけないのはこちらのキャンペーンは告知なしで終了するのと、支払いが最初の一回だけがキャンペーン価格で、2回目以降は通常料金にもどります。
支払いは月払い、6ヶ月払い、12ヶ月払いが選べますが、月払いを選びますと2ヶ月目からは通常料金ですので気をつけてくださいね。
ABLENETのVPSを実際に試してみました
さてここからは実際にABLENETのVPSを使って自動売買を行ってみたみた感想です。
まず最初に気になったところなのですが、実は格安のwin1とwin2のプランは、最初にインストールされているOSがwindows server2012でございます。
しかしMT4を使ったFXやバイナリーオプションの自動売買において、window server2012での稼働は動作が早いという利点はありますが、エラーが起きやすいので推奨しておりません。
ですので、これに関してはネットワークを通してアップデートしてもらうしか無いので、ある程度知識がある方向けとなります。
まずリモートデスクトップ接続もしくはABLEパネルの
コンソール画面から、VPSをシャットダウンして下さい。
その後、ABLEパネルにて初期化ボタンが表示されますので、
そこからVPSの初期化を行ってください。
その際にOSを選択できますので、そこでWindowsServer2016を
選択すればOKです。
プランによってはWindowsのバージョンを選べる
ABLNETのVPSの下位プランはWindows server2012がデフォルトでインストールされていますが、Win3以上のプランではこちらのようにWindows serverのOSバージョンを選ぶ選択肢がでてきます。
ABLENETの場合はここでWindows server2016と2019が選べるようです。
両者の違いとして体感的にはそこまで大差はないですが、数値だけ見ると2016のほうが使用メモリが少なく軽い代わりに安定度に欠ける、2019はメモリを多く消費する代わりに安定すると言われています。
個人的には微々たる差ではあるかとおもいますが、同時取引窓数を限界まで増やしたい場合は2016、そこまでたくさんの取引を行わないのでしたら2019を選択するのが無難かと思います。
初心者が少し戸惑うABLENETのVPSの繋げ方
ABLENETでVPSにつなげるためには、スタートメニューよりwindows標準装備のリモートデスクトップを使います

こちらの画面が開きますので、【追加】→【デスクトップ】と選ぶとログインIDを入力する画面がでてきます
そしてこちらに、契約時に登録メールアドレスに届く情報を入力します
こちらの赤枠部分ですね。ちなみにPC名はコンピュータ(IPアドレス)のことです
情報を入力してログインするとこの画面が立ち上がります(殺風景)
※VPSに関する問題はFX-EAラボでは把握できませんので、ABLENETさんへお問い合わせくださるようにお願いします。
ABLENETを使う前に必ずこのエラーをチェック!
ABLENETにVPSを借りるにあたって、お客様の利用環境によって上記のエラーが一部のお客様に発生しております。
MT4を使ったFXやバイナリーオプションの自動売買システムに起こる症状で、MT4に多くの通貨を表示させて自動売買を行い、VPSに強い負荷をかけるとランダムででるようです。出る人とまったく出ない人がいるのがややこしいところです。
そしてなぜかこの症状。ABLENETさんの場合、10%ほどの方に発生している状況です。(かなり多い数字です)
現段階ではこのエラーを確実に防ぐ方法がなく、このエラーの原因となっているソフトを制作した会社に状況を逐一報告して修正パッチをだしてくれるのを待っている状態です。
ですのでFX-EAラボのほうからもこのエラーの解決方法としては、お客様に同時取引通貨数を減らして負荷を下げていただくか、このエラーがでないVPS会社へのお引越しをお願いしている状況です。
ですのでABLENETでVPSを試す時はお試し期間中に、少し負荷を上げていただいてこちらのエラーの有無を必ず確かめてくださいませ。
インジケーターの軽い、重いはどこでわかる?
このようにデータウィンドウにたくさん項目があるものは重い傾向があります
ABLENETのプランを選ぶ時に注目してほしいのが、VPSのスペックとは別に、MT4で利用するEAやインジケーターの重さです。これはVPSのプランを選ぶ際に非常に大きく影響します。
軽いEAやインジケーターでしたら安いプランでも十分動きますが、重いインジケーターですとまったく動かないなんてことは良く起こります。
インジケーターの重い軽いの簡単な見分け方
こちらはデータウィンドウに値が表示されないオブジェクト型
サインインジケーターの重さはVPSを使った自動売買での遅延に少なからず影響があります。
そして重い軽いの簡単な見分け方としては、勝率が表示されるものやグラフィックが派手なもの、複数のロジックを内包しているものは重い傾向がありますのでVPSのプランはひとつ上に上げたほうが良いでしょう。
そしてサインツール独特の決まりとしてバッファ型とオブジェクト型にサインツールが分類されるところです。
これはFX-EAラボでご紹介しているAutoMultiTraderで自動売買を動かしてくれている方の中にはお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、基本的にインデックスを設定するバッファ型(データウィンドウに数値を出力してくれる)のほうが軽いです。
そして、データウィンドウに数値を出力しないオブジェクト型はバッファ型よりも重い傾向があります。
また、データウインドウに多く項目があるものや、パラメーター設定で多くの項目があるもの(目安30種類以上)も重い傾向があります。
FX-EAラボで調査した感じでは、最軽量のサインツールと最重量のサインインジケーターでは2倍以上、つまり最軽量のサインツールではVPSの4GBプランで15個動いたのに、最重量のサインツールでは8個動かしただけでVPSの挙動が重くなってしまうくらいの差は良く見かけます。
ですので、上記の特徴に当てはまる明らかに重そうなサインインジケーターを使っている人は、VPS無料試用期間中にさわってみて、あとからプランを上げ下げする事も想定してレンタルしましょう。
MT4や自動売買ソフトがインストール出来ない場合は?
ABLENETのVPSに限らずVPS全般にいえるのですが、ご自宅のPCではなくネット上に存在しているため、通常のWindowsよりもセキュリティレベルが高く設定されており、初期状態ですと多くのソフトがインストールできない状態となっています。
そのため、MT4や自動売買ソフトがインストール出来ない場合は下記の手順でセキュリティレベルの変更を行って下さい。
ABLENETでセキュリティレベルの変更手順
AutoMultiTraderがインストール出来ない場合ですが、最初に左下のスタート画面から【サーバーマネージャー】を選んで下さい

こちらの二つの項目をオフにしてもらえればインストールができます。インストール後はもとに戻していただいて大丈夫です
【無料お試し期間あり】ABLENETのVPSレビュー




