ABLENET VPSをFX自動売買で使う注意点|RDS料金・MT4設定・運用レビュー


結論
ABLENET VPSは、MT4・MT5を複数起動したい人、チャート枚数が多い人、メモリ容量に余裕を持たせたい人には候補に入るWindows VPSです。ただし、リモートデスクトップ接続に必要なRDS SALが別料金になるため、表示されているVPS本体料金だけで判断すると実際の月額コストを見誤ります。契約前には、VPS料金+RDS SAL+更新料金まで確認しておく必要があります。
- ABLENET VPSをFX・BO自動売買で使うときの注意点
- RDS SALを含めた実質コストの見方
- MT4・MT5運用で選びたいプランの目安
- ABLENETが向いている人・向かない人
- 契約後に確認したい初期設定の流れ
ABLENET VPSはFX・バイナリーオプション自動売買に向いている?
ABLENETは、Windows VPSを長く提供している国内サービスです。
FXやバイナリーオプションの自動売買では、MT4・MT5、EA、サインツール、自動売買ソフトを24時間動かすためにVPSを使うことがあります。
ABLENETもその候補に入りますが、誰にでも最優先でおすすめできるわけではありません。
特に確認したいのは、次の3点です。
- RDS SALが別料金になる
- 短期契約と長期契約で月額換算が変わる
- MT4の台数やチャート枚数によって必要なメモリが変わる
VPSは「安いプランを契約すれば終わり」ではありません。
実際には、MT4の起動台数、チャート枚数、インジケーターの重さ、自動売買ソフトの有無によって必要なスペックが変わります。
ABLENETを見るときも、単純な月額料金だけでなく、自分の運用環境で無理なく動くかを基準に考えるのが大事です。
ABLENET VPSの特徴
ABLENETの特徴は、老舗サービスとしての運営実績と、複数MT4を動かすときに見ておきたいメモリ容量です。
一方で、RDS SALが別料金になる点は、他社のFX向けWindows VPSと比較すると注意が必要です。
| 項目 | 確認ポイント |
|---|---|
| 運営実績 | 長く提供されている国内VPSサービス |
| Windows VPS | MT4・MT5・自動売買ソフトを動かしやすい |
| 無料お試し | 10日間の無料トライアルあり |
| RDS SAL | リモートデスクトップ利用に別料金が必要 |
| 注意点 | 契約期間と更新料金を確認してから選ぶ |
ABLENETは、MT4を1台だけ軽く動かす人よりも、複数のMT4を動かす人、チャート枚数が多い人、重めのインジケーターを入れる人の方が相性は良いです。
逆に、MT4を1台だけ使う初心者で、できるだけ設定を簡単に済ませたい場合は、FX向けに作られたクラウドデスクトップ系サービスも比較対象になります。
ABLENETの一番大きな注意点はRDS SAL料金
ABLENETをFX・バイナリーオプション自動売買用に検討するなら、最初に確認したいのがRDS SALです。
RDS SALは、Windows Serverへリモートデスクトップ接続するために必要なライセンスです。
ABLENETでは、このRDS SALが別料金になります。
- VPSの月額料金だけで判断しない
- RDS SALの月額料金を足して考える
- 他社はRDS込みのプランもある
- 長期契約前に実質月額を確認する
2026年1月確認時点では、ABLENETのRDS SALは月額1,320円(税込)として案内されています。
そのため、ABLENETの料金を見るときは、次のように考える必要があります。
| 見る料金 | 確認内容 |
|---|---|
| VPS本体料金 | プランごとの基本料金 |
| RDS SAL | リモートデスクトップ利用に必要な追加料金 |
| 更新料金 | 初回割引後の通常料金 |
| 実質月額 | 本体料金+RDS SALで判断する |
実際に見るべき月額コスト
VPS本体料金 + RDS SAL料金 = 実質の月額コスト
本体料金だけを見ると安く見えても、RDS SALを足すと他社と近い金額になることがあります。
ここを見落とすと、契約後に「思ったより高かった」と感じやすいです。
ABLENET VPSの料金は契約期間ごとに見る
ABLENETの料金は、契約期間によって月額換算が変わります。
特に、初回申し込み時の割引と更新時の料金は必ず確認してください。

※料金は2026年1月確認時点のものです。契約前には必ず公式サイトで最新料金を確認してください。
| 契約期間 | 見方 |
|---|---|
| 毎月払い | 始めやすいが、月額換算では高くなりやすい |
| 6ヶ月払い | 短期検証と料金のバランスを取りやすい |
| 12ヶ月払い | 長期運用するなら月額換算を抑えやすい |
自動売買用VPSは、一度契約すると長く使うことが多いです。
ただし、最初から12ヶ月契約を選ぶ前に、まずは無料期間や短期契約で、自分のMT4環境が快適に動くか確認した方が安全です。
MT4の台数、チャート枚数、インジケーターの重さによって、必要なプランは変わります。
ABLENETはどのプランを選ぶべき?
FXやバイナリーオプション自動売買でVPSを選ぶときは、CPUよりもメモリ不足に注意した方がいいです。
MT4は軽いソフトに見えますが、複数台を同時に起動し、チャートを多く開き、重いインジケーターを入れると、すぐに動作が重くなります。
- MT4を1台だけ動かすなら低めのプランでも試せる
- MT4を2〜3台動かすならメモリに余裕がほしい
- 重いサインツールや自動売買ソフトを使うなら上位プランを検討
- 長期運用前に無料期間で負荷を確認する
私なら、いきなり最安プランで長期契約するより、まずは実際にMT4を入れて動作を見ます。
チャートの切り替えが遅い、リモートデスクトップの操作が重い、MT4が固まりやすい場合は、メモリ不足か、MT4側の設定が原因になっていることがあります。
ABLENETはメモリに余裕を持たせやすい反面、RDS SALを足した総額で見ないと判断を間違えやすいVPSです。安さだけではなく、実際に動かしたときの重さや、操作時の反応も見ておきたいところです。
ABLENETの強み
ABLENETを自動売買用VPSとして見る場合、強みは次の3つです。
長く運営されている安心感がある
ABLENETは、長くWindows VPSを提供しているサービスです。
VPSは一度契約すると長期で使うことが多いため、運営実績や継続性は大事です。
短期的なキャンペーン価格だけでなく、安定して使い続けられるかを見る必要があります。
メモリ容量を重視したい人に向いている
ABLENETは、プランによっては同価格帯のVPSと比べてメモリ容量に余裕があります。
複数のMT4を動かしたい人、チャート枚数が多い人、インジケーターを多く使う人は、メモリが不足すると動作が重くなります。
そのため、メモリ容量を重視してVPSを選びたい人には候補に入ります。
実際に見るべきなのは、スペック表だけではありません。MT4を起動した状態で、チャートの切り替え、インジケーターの反応、リモートデスクトップ操作の重さまで確認した方が安心です。
無料期間で動作確認できる
ABLENETには、契約前に試せる無料期間があります。
特にABLENETは、RDS SAL込みの総額と実際の動作感を確認してから契約したいVPSなので、無料期間はかなり大事です。
VPSはスペック表だけでは、自分のMT4環境がどれくらい快適に動くか分かりません。
実際にMT4、EA、サインツール、自動売買ソフトを入れて、動作を確認してから長期契約へ進む方が失敗しにくいです。
ABLENETの注意点
ABLENETには良いところもありますが、FX・バイナリーオプション自動売買用として使うなら、注意点もあります。
RDS SALを含めた総額で比較する
繰り返しになりますが、ABLENETはRDS SALが別料金です。
VPS本体料金だけでなく、RDS SAL込みの総額で比較してください。
ここを見落とすと、RDS込みの他社サービスと比較したときに、思ったほど安くない場合があります。
電話サポートは期待しない
ABLENETの問い合わせは、メールやフォーム中心です。
そのため、電話でその場ですぐに聞きたい人には向きません。
VPSやWindows Serverの設定にまったく慣れていない人は、サポート体制も含めて比較した方が安心です。
VPSを使っても約定が有利になるわけではない
VPSを使ったからといって、約定そのものが有利になるわけではありません。
VPSは、MT4や自動売買ソフトを安定して動かし、自宅PCや自宅回線の停止リスクを減らすための環境です。
約定の結果は、利用するFX会社やバイナリーオプション業者、通信経路、取引条件にも影響されます。
- VPSは自動売買環境を安定させるもの
- VPSだけで勝率が上がるわけではない
- 約定条件は取引業者側の影響も受ける
- まずはMT4が止まらない環境を作ることが目的
ABLENETを選ぶ場合も、「勝てるVPS」ではなく、「MT4を安定して動かすためのVPS」として考える方が現実的です。
実際に使う前に選びたいOS
ABLENETでWindows VPSを申し込むときは、OSを選びます。
MT4・MT5や自動売買ソフトを動かす目的なら、特別な理由がない限り、できるだけ新しいWindows Serverを選ぶのが無難です。
古いOSでも動くことはありますが、長期運用を考えるなら、サポート期間やセキュリティ面も見ておきたいところです。
- 特別な理由がなければ新しいWindows Serverを選ぶ
- 古いOSはサポート期間を確認する
- MT4・MT5の動作だけでなく、自動売買ソフト側の対応も確認する
- 契約後にOS変更が簡単にできるかも確認しておく
画像は旧画面の例です。申込み画面や選べるOSは変更される場合があります。
私は、検証用でも本番用でも、できるだけ新しいOSを選ぶようにしています。
古いOSの方が軽い場面もありますが、これから長く使うVPSなら、セキュリティ更新やソフト側の対応を考えて選んだ方が安心です。
ABLENET VPSへの接続方法
ABLENETを契約したら、Windowsのリモートデスクトップを使ってVPSへ接続します。
自宅PCの画面から、ABLENET側のWindows Serverへログインするイメージです。
基本的な流れは、契約時に届く接続情報をリモートデスクトップへ入力して接続します。
リモートデスクトップを開く
Windowsのスタートメニューから、リモートデスクトップを開きます。
普段使っているWindows PCからVPSへ接続する場合は、この標準機能を使えば大丈夫です。
接続先を追加する
リモートデスクトップを開いたら、接続先を追加します。
契約時に届くメールに、接続先のIPアドレス、ユーザー名、パスワードなどが記載されています。
入力ミスがあると接続できないため、手入力よりもコピーして貼り付ける方が確実です。
ログイン情報を入力する
PC名には、ABLENETから案内されたIPアドレスを入力します。
ユーザー名とパスワードも、契約メールの内容に合わせて入力してください。
接続情報は、契約後に届くメールや管理画面で確認できます。
この情報は第三者に見せないようにしてください。
VPSへログインする
接続に成功すると、VPS側のWindows Server画面が開きます。
画像は古いWindows Server画面の例です。現在のOSでは、画面デザインや初期表示が異なる場合があります。

MT4や自動売買ソフトをインストールできない場合
ABLENETに限らず、Windows Server系のVPSでは、初期状態のセキュリティ設定が強めになっていることがあります。
そのため、MT4や自動売買ソフトをダウンロードしようとしても、ブラウザ側でブロックされたり、インストーラーがうまく動かないことがあります。
この場合は、必要な範囲でセキュリティ設定を変更してからインストールします。
注意
セキュリティ設定を下げたまま使い続けるのはおすすめしません。MT4や必要なソフトのインストールが終わったら、不要な設定変更は元に戻してください。
IEセキュリティ強化の構成を確認する

まず、左下のスタートメニューから【サーバーマネージャー】を開きます。
Windows Serverでは、ここからサーバー側の基本設定を確認できます。

左側のメニューから【ローカルサーバー】を選びます。

【IEセキュリティ強化の構成】の項目を確認します。
ここが有効になっていると、ブラウザからMT4や自動売買ソフトをダウンロードしにくい場合があります。

必要な場合は、管理者とユーザーの項目をオフにして、インストール作業を行います。
作業後は、セキュリティ面を考えて設定を元に戻すか、不要なブラウザ利用を避けるようにしてください。
ABLENETが向いている人
ABLENETは、次のような人に向いています。
- MT4・MT5を複数台動かしたい人
- チャート枚数が多く、メモリに余裕を持たせたい人
- 重めのインジケーターや自動売買ソフトを使う人
- 無料期間で実際の動作を確認してから契約したい人
- Windows Serverの初期設定にある程度対応できる人
- RDS SAL込みの総額で比較できる人
特に、複数のMT4を立ち上げる人や、重めのインジケーターを使う人は、メモリに余裕があるプランを選びやすいABLENETを候補に入れてもよいと思います。
ただし、必ず無料期間や短期契約で、実際の動作を確認してから判断してください。
ABLENETが向かない人
一方で、ABLENETがあまり向かない人もいます。
- RDS SAL込みの料金計算が面倒な人
- とにかく最安でMT4を1台だけ動かしたい人
- 電話サポートを重視する人
- Windows Serverの設定に不安が大きい人
- FX専用のシンプルなクラウドデスクトップを使いたい人
MT4を1台だけ動かす程度なら、RDS SALを別途足してまでABLENETを選ぶ必要がない場合もあります。
RDS SAL込みの総額で見たときに、他社のFX向けVPSやクラウドデスクトップの方が分かりやすいケースもあります。
料金の安さだけで決めず、サポート、設定のしやすさ、MT4の動作感まで含めて選ぶのがおすすめです。
ABLENET契約前のチェックリスト
ABLENETを契約する前に、次の項目を確認しておくと失敗しにくいです。
- VPS本体料金だけでなくRDS SAL込みの総額を確認したか
- 初回料金と更新料金の違いを確認したか
- 動かしたいMT4・MT5の台数を決めたか
- 利用するEAやインジケーターの重さを把握しているか
- 無料期間で実際に動作確認する予定があるか
- Windows Serverの基本設定に対応できそうか
VPSは契約して終わりではありません。
MT4を入れ、EAや自動売買ソフトを設定し、再起動後も正しく動くか確認して、はじめて運用環境として使えます。
最初は少し面倒ですが、ここを丁寧に確認しておくと、あとからトラブルが起きたときに原因を切り分けやすくなります。
まとめ:ABLENET VPSはRDS込みの総額で判断する
ABLENET VPSは、FX・バイナリーオプション自動売買用として候補に入るWindows VPSです。
特に、複数のMT4を動かしたい人、チャート枚数が多い人、メモリ容量に余裕を持たせたい人、無料期間で実際に試してから契約したい人には向いています。
一方で、RDS SALが別料金になるため、表示されているVPS本体料金だけで判断すると、実際のコストを見誤る可能性があります。
- ABLENETはWindows VPSの候補になる
- RDS SALは別料金として確認する
- 料金は初回だけでなく更新時も見る
- MT4の台数に合わせてプランを選ぶ
- 契約前に無料期間で実際の動作を試す









