ConoHa for Windows Serverの評判は?自動売買で使うメリット・デメリットと他社VPS比較【2026年版】

・ConoHaと他社サービスの使い分け
・自分に最適なVPSの選び方
・conohaのログインからMT4インストールまで
ConoHa for Windows Server(VPS)とは
ConoHa for Windows Serverは、GMOインターネットグループが提供するWindows環境に特化したクラウド型レンタルサーバーです。
通常、Windowsを操作するには自宅のPCが必要ですが、このサービスを利用すればインターネット上に自分専用のWindowsパソコンを一台所有するような感覚で利用できます。
特にバイナリーオプションやFXの自動売買を検討しているユーザーにとって、24時間365日休まずに稼働し続ける基盤として非常に高い信頼を得ています。
サービスの特徴とメリット(SSD/安定性/24時間稼働)
最大の特徴は、全てのプランに超高速なSSDを採用している点にあります。自動売買システムは一瞬の判断が利益を左右するため、データの読み書き速度は極めて重要です。
また、サーバーの稼働率は99.99%以上という高い安定性を誇っており、自宅のPCで懸念される停電やネットワークの切断、OSの予期せぬアップデートによる停止リスクを最小限に抑えることができます。
電気代を気にせず、常に安定したネット環境でツールを走らせることができるのは、プロのトレーダーにとっても大きなメリットとなります。
なぜ自動売買(MT4/MT5/バイナリー)に向いているのか
バイナリーオプションやFXの自動売買では、MT4(MetaTrader 4)やMT5(MetaTrader 5)といったプラットフォームを動かし続ける必要があります。
ConoHaのサーバーは国内のデータセンターで運用されているため、日本のトレーダーにとっては通信の遅延(レイテンシ)が非常に少ないのが魅力です。
約定スピードが求められるバイナリーオプションのツールにおいて、この低遅延環境は有利に働くケースが多いです。さらに、初心者でも直感的に操作できる管理画面が用意されているため、サーバーの知識が乏しくても簡単に導入できる点が支持されています。
ConoHaのスペック比較と料金
自動売買をスムーズに行うためには、適切なスペック選びが欠かせません。ConoHa for Windows Serverでは、メモリ容量に応じた複数のプランが用意されており
、運用するツールの数や負荷に合わせて柔軟に選択することが可能です。2026年現在の主要なプランとスペック、料金の目安は以下の通りです。
スペックの他社比較
| 比較項目 | シン・クラウドデスクトップ for FX | お名前.com Desktop Cloud | ABlenet (Win4) | ConoHa for Windows Server |
|---|---|---|---|---|
| メモリ | 3GB | 3GB | 3.5GB | 4GB |
| CPUコア数 | 2コア (EPYC) | 2コア | 3コア | 4コア |
| ストレージ | NVMe (超高速) | SSD | NVMe SSD | SSD |
| 回線速度 | 10Gbps共用 | 10Gbps共用 | 200Mbps | 100Mbps |
Conohaは4コアなのでグラフィカル的な動作はもっさりしにくいですが、回線速度が100Mbps(正確には50Gbps共用だけど100Mbps制限あり)というのはちょっと他社と比べると見劣りしますね。
各社2~4GBプランの料金比較(2026年2月最新)
| サービス名 | 1ヶ月契約 (月額) | 12ヶ月契約 (一括) | RDSライセンス | サービス維持調整費 |
|---|---|---|---|---|
| シン・クラウドデスクトップ for FX(3GBプラン) | 3,960円 | 39,240円 | 込み | なし |
| お名前.com Desktop Cloud(3GBプラン) | 3,630円 | 43,560円 | 込み | あり |
| ABlenet (3.5GBプラン) | 2,621円 | 24,829円 | 別途 1,320円 | なし |
| ConoHa for Windows Server(2GBプラン) | 約2,505円 | 30,060円 | 別途 1,386円〜 | あり |
Conohaは一番安い2GBプランで2,505円で一見安いのですが、ここにリモートでつなぐためのRSD SAL料金が1,386円、さらにサービス調整費が400円弱足されますので、スペックの割にコストは比較4社の中では1番高額になります。
バイナリーオプションや自動売買に必要なスペック目安
ConohaVPSで一番安い1GBプランを使い、MT4で稼働できる通貨数はインジケーターの重さにも依存しますが、だいたい5~6通貨、重めのインジケーターでしたら3~4通貨程度が無難ですね。
FX-EAラボのお客さんが自動売買をするにあたって一番多いのが、同時稼働数4~6通貨くらいですので、ひとまず自動売買で稼働できればいいやという方は、月額最大2505円+RDS代金のメモリ2GBプラン(2GB)で、VPSの動作にサクサク感を求めるのでしたら4GBプラン以上が良いかと思います。
ConoHa VPSが向いている人・向いていない人
ConoHa VPSが向いている人
- VPSを初めて使う、または設定でつまずきたくない人
- Windows環境を直感的に操作したい人
- MT4・MT5を1~2本程度、安定稼働させたい人
- サーバー管理よりもトレードや検証に時間を使いたい人
- 国内事業者のサポートを重視したい人
ConoHa VPSは、管理画面がわかりやすく、初期設定も比較的スムーズです。
そのため「とにかく迷わず動かしたい」「VPSに慣れていない」というユーザーには安心感があります。
ConoHa VPSが向いていない人
- 複数のMT4・EAを同時に常時稼働させたい人
- レイテンシや約定速度を極限まで重視する人
- 月額コストをできるだけ抑えたい人
- CPU・回線・メモリを細かくチューニングしたい人
ConoHa VPSは回線速度が100Mbpsに制限されており、さらにRDS料金やサービス維持調整費を含めると、同等スペックの他社VPSより割高になるケースがあります。
複数EA運用やコスパ重視の場合は、他社VPSを検討した方が合理的です。
Windows Serverの初期設定と接続
ConoHaでサーバーを契約した後は、まず自分自身のパソコンからそのサーバーを操作できるように設定する必要があります。
この作業は「リモートデスクトップ接続」と呼ばれ、一度設定してしまえば自宅のパソコンを閉じていても、サーバー内では常にWindowsが動き続ける状態になります。
Windows Server選択のポイント(バージョン)
ConoHaでは複数のWindows Server OSを選択できますが、バイナリーオプションやFXの自動売買を目的とする場合は「Windows Server 2022」や「Windows Server 2019」のデスクトップエクスペリエンス版を選択するのが一般的です。
これらは私たちが普段使っているWindows 10や11と操作感が近く、MT4やMT5の動作確認も多くのユーザーによって行われているため、トラブルが少なく安心して運用を開始できます。
最新版を選ぶことでセキュリティ面でも有利になりますが、新しいほどメモリを使うので動作が重くなる傾向があります。

ConohaにログインしてVPSの準備手順
Conohaのログインページからエントリーします
左上のVPSを選択してから、中央赤枠の追加ボタンを押します(ここですでに申込時のVPSが表示されている場合は、こちらへ飛んでください)
上部赤枠の【Windows Server】を選択して、OSもWindows Serverを選択してください。(年代はなるべく最新のものを選択しましょう)
※ここで青枠のVPS割引きっぷを選択すると最低利用期間の縛りがある代わりに、利用料が少し安くなるプランが選択できます。
青枠のリモートデスクトップ(RDS)SALは、ログインしてWindows利用する場合は必須なので「1」と選択します。
赤枠の【Administrator】パスワードは、後ほどVPSにログインするためのもので、任意のパスワードを入力してください。【ネームタグ】はショートカットキーなどの名前になります。
選んだら右の【追加】をクリックします。
自動売買を行う場合、慣れてくると複数のサーバーを追加すると思いますが、SALライセンスは1つだけあれば複数サーバーで利用することが出来ます。
VPSが構築されるまで1分ほどお待ち下さい
赤枠が起動中になったら準備完了です
起動したVPSにログインしていきます
表示されているVPSのネームタグをクリックします
Windowsホーム画面左下の検索窓に「リモートデスクトップ」といれてリモートデスクトップ接続の設定画面を立ち上げます
接続ウィンドウがでてきますので、左下の【オプションの表示】をクリックします
【コンピューター】には先程メモしたIPアドレスを、ユーザー名は「administrator」と入力して【接続】をクリックしてください。その下の【資格情報を保存できるようにする】にもチェックをいれます。
※下部の【接続設定】で「名前を付けて保存」をしておくと、次回からVPSに簡単ログインできるショートカットが作成されるので、ここで作っておくことをオススメします。
接続確認ウィンドウが開きますので、接続ボタンをクリックします
Conohaのサイトで登録した【Administratorパスワード】を入力します
初回はセキュリティの警告がでますが、ここはスルーして進んでOKです
MT4がインストールできるようにセキュリティを変更


Administratorsグループの強化の構成をオフにすれば、VPS上にMT4がインストールできるようになります。
あとはブラウザを立ち上げてご利用のFX業者からMT4をダウンロードしてインストールしてください。

運用中の注意点とトラブル対処
VPSでの自動売買は「放置できる」のが魅力ですが、完全なメンテナンスフリーではありません。予期せぬトラブルを未然に防ぎ、利益を逃さないための運用テクニックを解説します。
レイテンシ(応答速度)の確認と改善方法
バイナリーオプションにおいて、エントリーのわずかな遅れは勝率に直結します。
MT4の右下に表示される接続状態をクリックすると、サーバーとの応答速度(レイテンシ)を確認できます。この数値が大きすぎる場合は、サーバーのスペック不足や、ネットワークの混雑が考えられます。
ConoHaは国内にデータセンターがあるため比較的優秀ですが、もし遅延が気になる場合は、チャートの表示数を減らす、不要なインジケーターを削除するなどの対策で改善を試みましょう。
再起動・フリーズ時の復旧手順
長期間Windowsを起動し続けていると、メモリが蓄積されて動作が重くなったり、最悪の場合はフリーズしたりすることがあります。
週に一度、相場が動いていない土日などにVPS自体を再起動させることで、動作をリフレッシュさせることが可能です。
もし外出先でフリーズに気づいた場合は、ConoHaのコントロールパネルから強制再起動を行うこともできますが、これは最終手段として、まずはリモートデスクトップからの正常な再起動を試みるのが鉄則です。
自動更新による意図しない再起動の防止
Windows Serverの標準設定では、重要な更新プログラムがインストールされた後に自動で再起動がかかることがあります。
これが取引時間中に発生すると、自動売買が停止してしまいます。これを防ぐために、Windows Updateの設定で「アクティブ時間」を調整するか、グループポリシーの設定を変更して、自動で再起動が行われないように設定しておくことが、自動売買ユーザーにとっての必須項目と言えます。
利用を停止するときの注意事項


サーバーリストのステータスが【停止】になっているだけでは月額利用料が発生しますので、まずネームタグから削除したいサーバーを選択します
Conohaは従量課金制(後払い)のVPSなので、サーバーを立ち上げた後、VPSを【停止状態】にしておけばお金がかからないと勘違いしてしまう事例がよくあります。
しかし実際には停止状態にするだけではダメで、立ち上げたサーバーをまるごと削除しなければ基本料金の課金は止まりませんのでご注意ください。
リモートデスクトップ(RDS)SALも忘れずに解約
サーバーの解約ができましたらあと一つ、月額770円で別契約しているリモートデスクトップのライセンス解約も必要です。
通常、ここの所持数が1個以上になっていると思いますので、0にすればConohaの解約が全て終了です。
よくある質問(FAQ)
仮想的な専用サーバーのことです。自身のPCを電源オフにしても、ネット上のサーバー内でMT4などのソフトを24時間動かし続けることができます。
コストパフォーマンスを最優先し、1円でも安く運用したいという方には、価格面で優位な「シン・クラウドデスクトップ」の方が適している場合があります。
また、VPSの設定が全く初めてで、手厚い初心者向けの電話サポートなどを期待する方には「お名前.com デスクトップクラウド」の方が安心かもしれません。ConoHaは、管理画面の使いやすさや、既に他のConoHaサービスを利用していて管理を一本化したい方に最適な選択肢となります。
利用する自動売買ツール(EA)が対応している方を選びます。バイナリーオプションのインジケーターはMT4専用が多いため、事前にツールの仕様を確認しましょう。
リモートデスクトップ接続で管理作業を行うだけであれば、基本的に標準の接続枠(2セッション)で足りるため、追加のRDS SALライセンスは不要なケースがほとんどです。
はい、可能です。iPhoneやAndroid用の「Microsoft リモート デスクトップ」アプリを使用すれば、スマホからいつでもサーバー画面を操作できます。
利用可能です。Mac向けのリモートデスクトップアプリをインストールすることで、Windows搭載のVPSへ接続して操作を行うことができます。
MT4を1枚稼働させる程度であれば1GBプランでも動作しますが、安定性やツールの負荷を考慮すると2GB以上のプランが推奨されます。
まとめ:ConoHa VPSでバイナリーオプションの自動売買環境を最強にしよう
ConoHa for Windows Serverは、管理画面の直感的な操作性や、GMOグループとしての信頼感、そして既存のConoHaユーザーにとっての導入のしやすさにおいて非常に優れた選択肢となります。
24時間休まずに稼働し続ける強固なインフラを手に入れることで、機会損失を防ぎ、より精神的に余裕を持ったトレードが可能になります。
一方で、現在のVPS市場には多様な選択肢が存在します。
例えば、運用コストを極限まで抑えたい場合には「シン・クラウドデスクトップ」が非常に強力な候補となりますし、設定に不安があり、手厚い初心者サポートを重視したい方には「お名前.com デスクトップクラウド」が適しているケースもあります。
それぞれのサービスに独自の強みがあるため、単純なスペック比較だけでなく、自分のスキルや予算に合わせた「納得感のある選択」をすることが、長期的な運用を成功させる鍵となります。










