初期費用 | 月額費用 | お試し期間 |
無料 | 1230円~(税抜) | なし |
お名前.com(お名前ドットコム)VPSでMT4の自動売買を動かしてみました
こちらはVPSを見たことが無い方向けの説明動画です
FXやバイナリーオプションなどでMT4を使った自動売買にとても便利なVPSですが、選ぶ時に一つ注意事項があります。
基本的にVPS業者さんのサイトを除きますと、「月額600円!初期費用無料!」なんていう謳い文句をちらほら見かけます。
しかし実際に安いVPSを借りてみて立ち上げますと、目にするのが文字だらけの訳のわからない画面や真っ黒なコンソール画面など、普段Windows OSに見慣れた人が拒否反応を起こしてしまうような画面が立ち上がります。
これは、格安のVPSには最初からWindows OSがインストールされていないことが原因です。
残念ながらFXやバイナリーオプションで自動売買を行う場合はMT4が必須なのですが、肝心のMT4はWindows OS 専用のソフトですので、つまり格安VPSでは動かないということになります。
お名前VPSにWindows OS をインストールはできる?
格安なVPSプランでMT4は動かないと言ったものの、実際にはWindow serever(VPS用にチューンナップされたWindowsOS)がインストールされていないだけで、それならば自力でWindows OSをインストールするという方法も実は可能です。
自分で入れれば月額は安いのに、WindowsOSでMT4が動かせるという環境を作ることも可能です。
しかし手順としてざっくりご説明しますと・・・
などなど、普段EAなどで自動売買を動かしているだけでは身につかない領域に手を突っ込むことになりますので非常にオススメしません。
また、自力で入れたVPSで自動売買を行うと原因特定不能なエラーがでたりもしますので、基本的に詳しい人以外は手を出さないことをおすすめします。
お名前.comデスクトップクラウド for MT4(FX専用VPS)の特徴
お名前.comデスクトップクラウド for MT4はConoHaVPSと同じくGMOさんが運営している会社です。
サーバーはMT4を24時間動かしておきたい層向けにチューンナップしてあるMT4特化型ということだそうです。HPを探りますと特徴として全プランにSSDを採用しておりスピード測定のスコアが従来の3.4倍と高速化されております。
しかしMT4組にとってありがたいのは365日24時間の電話サポートですね。自動売買組は24時間稼働させるわけですから、深夜にVPSが動かなくなったときなども対応してもらえます。
それにバイナリーの自動売買を探して、FX-EAラボでたまたまVPSを知ったという方も多いかと思いますので、電話で色々と教えてもらえるのは心強いですね。
実際にFX-EAラボからもお名前さんに電話をかけてみましたが、セットアップの疑問に関して丁寧にご返答いただけました。
またVPSの特徴として、スマホやMacユーザーもMT4を利用できるんですよね。外出先のパソコンからもアクセスできますから緊急時に自動売買を止められたりとなにかと便利な存在なのであります。
お名前.comのVPSは最初からMT4がダウンロードされている

お名前.comデスクトップクラウド for MT4はVPSを立ち上げた初期状態からMT4のダウンロードの案内がデスクトップに用意されています。ですので上記のFX業者さんの口座IDをお持ちでしたらすぐに立ち上げることができます。これは他社さんにはない配慮ですね。対応業者もまめに更新されており手抜きはありません。
VPSはスペックの差はあれど、PCで動かすよりはどうしても挙動がもっさりしてしまいますから、MT4をVPSにインストールするためにFX業者のHPへ飛んで、そこからMT4をダウンロードして・・ってのもちょっと億劫になってしまう方が多いのですが、最初から用意してくれているのは手っ取り早いです。
ログインが他社のVPSよりも簡単にできる
そして、お名前.comデスクトップクラウド For MT4のもう一つの特徴としてリモートデスクトップ画面(VPSの画面)にログインするショートカットアイコンの作成がとっても簡単にできたりします。
VPSにログインするためのデータがはいったRDPファイルというものを作成するのですが、他社の場合、VPSを触ったことがない人にとっては作成方法がややこしいですが、お名前さんはご自身のコントロールパネルからダウンロードするだけで簡単に使うことができます。
RDPファイル(ショートカットアイコン)の作り方
まずお名前.comにログインして、メニュー上部から【デスクトップクラウド】を選び、コントロールパネルへログインします。
コントロールパネルの左側【リモートデスクトップ】を選択し、【RDPファイルダウンロード】を選ぶだけでVPSへのショートカットキーが作成されます。
お名前.comデスクトップクラウド For MT4のおすすめプラン

上記は全てWindows serverプランの料金です。新しい施策を次々と打ち出してくるお名前.comなので、最新価格はマメにチェックしてください。
実際お名前.comVPSはラボでもいろいろなプランで動かしていますが、VPSで自動売買を動かすならば、最低でも2GBプラン以上からがおすすめです。(10通貨くらい同時に動かすならば4GBは欲しいですよ)
もちろん1.5GBでも自動売買は動きますが、プランが上がると劇的に速度は改善されますし、メモリ不足で稼働が停止してしまうといったトラブルも減らすことができます。
ちなみにお名前.comの目安として、同時にMT4で稼働させる通貨が5通貨までなら2GBプラン、10個前後までなら4GBという感じでしょうか。
もちろんこれはインジケーターの重さによっても大きく代わりますし、MT4の設定でも変わります。(こちらのページを見てチューンナップをしてくれれば動きは多少良くなります。)
支払い後から利用までは少しタイムラグがあります
お名前.comに限らず、VPS業者全般に言えることなのですが、支払いが完了してからすぐに利用可能になるわけではありません。
上はお名前.comの会員専用の画面の「デスクトップクラウド(VPS)」の欄ですが、支払いをしてからここを見るとステータスが「申込受付(手続き開始)」となり、この状態で1~2時間はまだ利用できません。
利用が可能になるとステータスが「稼働中」に変わり、メールにて利用開始案内が届きますが、その事を知らないと支払い後にいったいどうやって操作をしたら良いのかがさっぱりわからない事になるので、ひとまずこのステータスが変わるまでは大人しく待機しましょう。
VPSのプランを選ぶ前にインジケーターの重さをチェック!
このようにデータウィンドウにたくさん項目があるものは重い傾向があります
先程の項目で少し書いたバイナリーオプションのサインインジケーターの重さですが、これはVPSのプランを選ぶ際に影響します。
MT4はEAを使った為替の自動売買ならば標準機能で動きますので影響は少ないのですが、バイナリーオプションの場合はCPUのパワーやメモリが必要な自動売買システムが別で必要になりますので大きな問題です。
まずインジケーターの重さを量るにあたって知らなければいけないのが、サインインジケーターはバッファ型とオブジェクト型に分かれます
これはハイローオートで自動売買を動かしてくれている方は皆さんはマニュアルや動画でご存知だと思いますが、基本的にインデックスを設定するバッファ型(数値を出力してくれる)のほうが軽いです。SingalAUTO(ハイローオートで自動売買する時に使うインジケーター)で動いてくれるものですね。
そしてObjectAUTOで動かす、データウィンドウに数値を出力しないオブジェクト型はバッファ型よりも重い傾向があります。
また、データウインドウに多く項目があるもの(上記画像参照)や、パラメーター設定で多くの項目があるもの(目安30種類以上)も重い傾向があります。
FX-EAラボの実験では、最軽量のサインツールと最重量のサインインジケーターでは2倍以上、つまり最軽量のサインツールではお名前さんのVPS4GBプランで15個動いたのに、最重量のサインツールでは7個動かしただけでVPSの挙動が重くなってしまった・・なんていうことはよくある話です。
ですので、上記の特徴に当てはまる明らかに重そうなサインインジケーターを使っている人は、あとからプランを変更することも想定してVPSをレンタルしましょうね。
お名前.comVPSにソフトがインストール出来ない場合は?
[1] リモートデスクトップ画面(VPS)に接続していただき、画面内の左下スタートメニューからサーバーマネージャーを開きます。(画像参照)
[2] 左側のカラムから「ローカルサーバー」をクリックします。
[3] 「プロパティ」枠内の「IEセキュリティ強化の構成」の「有効」をクリックします。
[4] Administartorsグループ、Usersグループどちらも「オフ」にして「OK」をクリックします。
VPSで自動売買の大敵!こんなエラーが出る時は?
これはすべてのVPS業者さんに当てはまるものなのですが、お客様の環境によって上記のエラーが一部のお客様に発生しております。ハイローオートだけでなくバイナリーの自動売買システムに起こる症状で、ある程度VPSに負荷をかけるとランダムででたりするようです。
現段階ではこのエラーを確実に防ぐ方法がなく、このエラーの原因となっているソフトを制作した会社に状況を逐一報告して修正パッチをだしてくれるのを待っている状態です。
ですのでFX-EAラボのほうからもこのエラーの解決方法としては、お客様に同時取引通貨数を減らして負荷を下げていただくか、このエラーがでないVPS会社へのお引越しをお願いしている状況です。
ですのでVPSを試す時はお試し期間中に、少し負荷を上げていただいてこちらのエラーの有無を確かめてくださいませ。
お名前.comデスクトップクラウド For MT4のTwitterでの評判
最近VPSはbeeksFXとお名前.com for MT4を併用しています😁
【通信速度】
beeksは1ms以下
お名前は3ms程度【接続】
Windowsからだとお名前が早い
スマホアプリからだとbeeksが早い【使用感】
beeksはもっさり、かつ英語表記な所も…
お名前はサクサク、MT4のプリインストール有経過観察します☺
— Trader Kaibe (@K_FLASHES) September 23, 2019
VPSの速度は使用環境でも変わります
お名前.comのMT4専用のサーバーは数ヶ月前にガンガン落ちてやめようと思いましたが、その後は改善。Beeksも良さそうで、OANDAのユーザーは値引きがあるようなので試してみようと思っています。私も以前はWin-Vpsが安かったので使っていたのですが、速度が遅いだけで無く落ちるのでやめました。
— マキ★ドル円 (@makidollar) December 10, 2020
私は落ちたことがないのですが、Twitterで一時期話題になってましたね。その後、メモリとコアがパワーアップされましたね。
お名前.comですが、一時期格安セールで一気にお客さんを集めた弊害なのか、動きが非常に遅くなりまして、特に一番安いプランを契約していた人のMT4がおそすぎて起動できなかったり落ちてしまうということが起きました。
そのため結構な人が他社VPSに乗り換えたのですが、その反省からか現在はセールは少し控えめになり、メモリやCPUも以前とお値段据え置きのままアップグレードするということになり、現在は問題なく安定稼働しております。
【FX専用VPS】お名前.comのデスクトップクラウドのレビュー まとめ




