
Singularityの自動売買化

人気のサインツールであるSingularityですが、複数ロジックを内包しており、サインも正確に拾うことが難しいタイプのもので、パラメータもMT4の仕様を一部超えて作られていますので自動売買化が難しいインジケーターでした。
そこでFX-EAラボでは、Singularityのサインを読み取ってアラート化することで、AutoMultiTraderでの自動売買を可能にするインジケーター、「SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity」を制作しました。
安全のため、一部制約があるツールですが、テストを繰り返しほぼ問題なく稼働できるようになりましたので、これまでは実際に制作依頼をいただいた方のみへのご案内でしたが、このたび正式に汎用バージョンを公開です。
Singularity専用読み取りツールの特徴と注意事項
SYSFAC_AMT_AUTO_Singularityですが、Singularityのver.3.0と4.2に対応しています。
もちろんSingularity本体は正規で購入して頂く必要があり、口座縛りや認証などをFX-EAラボで開発者様の許可なく解除するようなことはいたしませんのでご注意ください。
それではSingularity専用読み取りツールの特徴をご紹介をしていきます。
サインをアラート化してAutoMultiTraderで読み取り可能に

Singularityの特徴として、条件を満たし矢印が出現したらアラートを出します。
しかし矢印はエントリー条件を満たさなくなると削除されます。つまり矢印がついたり消えたりする点滅タイプのサインツールですね。
この点滅タイプの場合、もし「サインが出た次の足でエントリー」を希望していた場合に、一般的な自動売買システムでは一度でもアラートがでてしまうと、その後に矢印が消えても次の足で必ずエントリーしてしまうという弱点がありました。
そこでSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityでは、Singularityの矢印が確定したらアラートを出す機能を実装し、AutoMultiTraderでサインが出た次の足でのエントリーを可能にしました。
Singularityのリペイントへの対応
Singularity ver4.2ですが、非常に頻度は少ないので気づいていない方がほとんどかと思いますが、一部に故意ではないリペイントが存在します。
しかしSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityはこのリペイントサインに関してはアラートを出さず、エントリーしないように制作されています。
注意点① マーチンスイッチや勝率の変更は不可
Singularityにはチャート上にマーチンゲールなどのコントロールボタンがあります。
しかしMT4の仕様で、チャート上のボタンや勝率などのその他の表示はSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityからのコントロールができないという制約があります。
そのため、SYSFAC_AMT_AUTO_Singularityではこのボタンはロックされており、マーチンゲール設定はAutoMultiTrader側で行っていただくことになります。
また、マーチンゲールがロックされているSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityのチャートと、ロックされていないSingularity本体を見比べてみますと・・・
左がSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityで右がSingularity本体
この様に矢印の差がでますので、チャートを比べる時はマーチンのオンオフを必ず確認してください。
また、上の画像を見ると勝率が表示されておりますが、こちらはマーチンゲール2回の勝率で固定されております。
MT4の制約によりパラメータ上から変更ができませんのでご了承下さい。
注意事項② サインが複数同時に出てもエントリーは1つ
左がSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityで右がSingularity本体
Singularity本体ですが、複数ロジックを内包しているため、1つのローソクに複数の矢印が同時に点灯することがあります。
しかし一般的な自動売買システムは、1つのローソク足にエントリーできるのは通常1回までが限度となっています。
そのため、矢印が2つ3つ重なっても、AutoMultiTraderでのエントリーは1度で処理されます。
注意事項③ パラメーターの設定
こちらはSingularityver4.2のパラメータ(赤枠部分の変更が可能です)
Singularityのver4.2ですが、パラメータの行数がMT4の仕様である59個を超えて作られています。
そのため、SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity4ではフィルターやボリンジャーバンドなど、勝率に直接関係する設定は残し、ミニチャートなど勝率にあまり関わりのないパラメータを減らして対応しています。
SYSFAC_AMT_AUTO_Singularityの設定方法
ここからはSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityの設定方法を解説していきます。
まず準備として、Singularity本体(ver3.0かver4.2)とそれに対応したSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityの2つを、MT4のIndicatorsフォルダにいれて、MT4を一度再起動してください。
その後、MT4を立ち上げナビゲーターウインドウからチャートにSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityのみを適用してください。(Singularityの本体はチャートにはいれません)
Singularity ver3.0と4.2はAutoMultiTraderの設定については共通ですが、読み取りツール本体の設定は少しだけ異なりますので分けて説明していきますね。
AutoMultiTrader側の設定(ver3.0&4.2共通)
こちらはSYSFAC_AMT_AUTO_Singularityが表示するアラート文字
AutoMultiTraderはサインツールのアラートを読み込んで自動売買を行います。
SYSFAC_AMT_AUTO_Singularityのアラートはver3と4共通で
AMTAUTO_通貨名_エントリー方向[Singularity ver◯◯]
となります。
ですので、AutoMultiTraderで読み込むためのアラート設定は下記をそのままご利用ください。

SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity3の設定方法

ここからはSingularity ver3.0版の設定方法解説です。
【AMTアカウントID】は、AutoMultiTraderの【マイページ】→【プロフィール設定】より確認することができます。※AutoMultiTraderのお試し期間中でしたらこちらの入力は必要ありません。
【インジケーターのファイル名】にはSingularity ver3.0本体のファイル名を、拡張子.ex4を除いた状態ですべて記入してください。
【アラートタイミング】ですが、サインがでたら即エントリーしたい場合はここを「サインが出たら即アラート」に設定し、AutoMultiTrader側は購入タイミングを「アラート時刻」に設定すれば即エントリーが可能です。
サインがでた次の足でエントリーしたい場合は、ここを「サインが確定したらアラート」に設定し、AutoMultiTrader側は即エントリーと同じく「アラート時刻」に設定すればサインがでた次の足でのエントリーが可能です。
【リペイントチェック用の矢印を残す】は、一度矢印が確定したらその後にリペイントで矢印が書き換えられても強制で矢印を残す機能です。
Singularity3.0にはリペイントは確認されていませんが、特定の条件で偶然リペイントが発生することもありますので、こちらのチェックはオンにしておくことをおすすめします。
強制で残す矢印の位置は、その下の【サインを表示する位置】のパラメータからPixel単位で指定してください。
【バッファ型設定】は特に設定不要です。
【サイン】はSingularityの複数ロジックを個別でオンオフが可能です。
※パラメータの中に【アラート】という項目があるのですが、そちらはSYSFAC_AMT_AUTO_Singularity側でアラートを鳴らすので、基本的にはオフのままで大丈夫です。
SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity4の設定方法

Singularityver4.2ですが、3.0と同じく左上のテクニカル関連ボタンとマーチンボタンはMT4の仕様を超えてつくられており、安全のためロックされていてご利用できません。
また、勝率表示はデフォルトであるマーチン2回で表示されております。こちらはパラメータからマーチン回数の変更ができないのでご注意ください。
また、勝率はほぼ正確に再現はできておりますが、特殊な条件化でずれることも想定されますので慎重にご利用ください。
Singularityver4.2のパラメータ設定

【AMTアカウントID】は、AutoMultiTraderの【マイページ】→【プロフィール設定】より確認することができます。※AutoMultiTraderのお試し期間中でしたらこちらの入力は必要ありません。
【シンギュラリティID】には、Singularity本体を購入時に添付されるシンギュラリティIDを入力してください。(→Cjeolsd8rdXChM4ocxEUF1dDib4のような文字列です)
【インジケーターのファイル名】にはSingularity 4.2本体のファイル名を、拡張子.ex4を除いた状態ですべて記入してください。
【アラートタイミング】ですが、サインがでたら即エントリーしたい場合はここを「サインが出たら即アラート」に設定し、AutoMultiTrader側は購入タイミングを「アラート時刻」に設定すれば即エントリーが可能です。
サインがでた次の足でエントリーしたい場合は、ここを「サインが確定したらアラート」に設定し、AutoMultiTrader側は即エントリーと同じく「アラート時刻」に設定すればサインがでた次の足でのエントリーが可能です。
【リペイントチェック用の矢印を残す】は、一度矢印が確定したらその後にリペイントで矢印が書き換えられてもSYSFAC_AMT_AUTOが強制で矢印を残す機能です。
Singularity4.2には頻度はレアですが、故意ではないリペイントがありますので、このパラメータはONにしておくのがおすすめです。
強制で残す矢印の位置は、その下の【サインを表示する位置】のパラメータからPixel単位で指定してください。
【バッファ型設定】は特に設定不要です。
Q&A
はい。SYSFAC_AMT_AUTO_SingularityはFX-EAラボ経由のお客様のみに提供されます。※ただしAutoMultiTraderの無料期間中は縛り無しでお試しいただけます。
AutoMultiTraderの期限が切れますと、次回MT4起動時より一時ご利用できなくなりますのでご注意ください。(再度AutoMultiTraderをご契約すれば再稼働できます)
※現在利用しているAutoMultiTraderをFX-EAラボ経由へ変更したい場合
現在締結中の定期支払いプランを、AMTホームページの「マイページ」にあります「お支払い・その他」より一旦解約していただき、
その後、FX-EAラボのプロモーションコードより新規でご購入いただければ変更が完了します。
現在のAMT定期支払いプランを途中解約されましても、
残りの有効期限は失効せずにそのままご利用いただけますのでご安心ください。
また、前のお支払いの直後に乗り換えのお支払いをされる場合についても、
有効期限は上書きではなく加算されるようになっておりますのでご安心ください。
こちらはバージョンアップ後のロジックを見るまではわかりません。軽微な修正で済むのでしたら引き続きご利用いただけますが、読み取り機構を1から作り直しの場合は別商品となります。
これは開発の工程数で判断されます。ご了承くださいませ
SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity側を「サインが出たら即アラート」に設定し、AutoMultiTrader側は購入タイミングを「アラート時刻」に設定すれば即エントリーが可能です。
サインがでた次の足でエントリーしたい場合は、SYSFAC_AMT_AUTO_Singularity側を「サインが確定したらアラート」に設定し、AutoMultiTrader側は購入タイミングを「アラート時刻」に設定すればサインがでた次の足でのエントリーが可能です。
これはインジケーターの開発者様がどちらを想定して作られたかによりますが、バックテストの精度などを考えるとサインがでた次の足でエントリーが一般的です
Singularity_AUTOは新しく作られたサインしか表示しませんので、サインが出現するまでお待ち下さい。
Singularity(シンギュラリティ)AMT専用読み取りツールダウンロード
Singularity AutoMultiTrader専用読み取りツール 販売価格:11000円(税込)
※ご購入はチャート上のこのあたりをクリックすると、クレジットカード決済ページへ移動します。
1週間の無料お試し期間ついてます
※こちらのインジケーターはFX-EAラボ経由でAutoMultiTraderを契約されている方のみご利用いただけます


